ぐん‐ぎ【群議】
多くの人々の議論。衆議。
ぐん‐ぐん
[副] 1 物事が勢いよく進行するさま。どんどん。「病気が—(と)よくなる」 2 力強く物事をするさま。ぐいぐい。...
ぐん‐け【郡家】
律令制で、郡司が執務していた所。郡の役所。こおりのみやけ。ぐうけ。
ぐん‐けい【軍鶏】
シャモの別名。
ぐん‐けい【群系】
植物の群落を大きく分類するときの単位。同じような気候・環境のもとで、一定の相観を示すもの。樹林・草原・荒原などに分ける。
ぐん‐けいほう【軍刑法】
軍事に関する犯罪と刑罰を規定する法。旧陸軍刑法と海軍刑法。
ぐん‐けん【軍犬】
⇒軍用犬
ぐんけん‐せい【郡県制】
中国で、戦国時代から秦代に施行された、中央集権的な地方行政制度。全国を皇帝の直轄地として郡・県に分け、皇帝の任命す...
ぐん‐げん【軍監】
1 律令制の軍団で、大将軍・副将軍に次ぐ職名。ぐんかん。 2 古代、陸奥(むつ)国の鎮守府の職員。
ぐん‐こ【軍袴】
旧日本陸軍の軍服のズボン。
ぐん‐こ【軍鼓】
戦いで打ち鳴らす太鼓。陣太鼓。
ぐん‐こう【軍功】
戦争で立てた手柄。
ぐん‐こう【軍港】
海軍の艦艇の根拠地となる港。旧日本海軍では、横須賀・呉(くれ)・佐世保・舞鶴の4港を軍港とし、それぞれに鎮守府を置...
ぐん‐こう【群行】
1 大ぜいで群れをなして行くこと。 2 斎宮(いつきのみや)が野宮(ののみや)で潔斎ののち、9月に行装を整えて伊勢...
ぐん‐こく【軍国】
1 軍隊と国家。軍事と国事。 2 戦争をしている国。 3 軍事を重視し、国政の中心としている国家。
ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】
軍事力の強化が国民生活の中で最高の地位を占め、政治・経済・文化・教育などすべての生活領域をこれに従属させようとする...
ぐんこく‐せい【郡国制】
中国、漢代の地方行政制度。同族・功臣を分封した国を置き、直轄地には郡県を設けるという、封建・郡県併用の地方制度。
ぐん‐こん【群婚】
複数の男子が互いに対等の資格で複数の女子と婚姻する形態。原始社会に行われた人類最初の婚姻形態といわれる。集団婚。
ぐんさん‐ふくごうたい【軍産複合体】
第二次大戦後、米国のアイゼンハワーが用いた言葉で、軍部とある産業とが結びつき、国内の産業経済に大きな影響を及ぼして...
ぐん‐ざい【軍財】
軍部と財界。「—抱合」
ぐんざい‐ほうごう【軍財抱合】
⇒抱合財政
ぐん‐ざん【群山】
群がり連なる山々。むらやま。
ぐん‐し【軍使】
交戦中に、交渉のため敵軍に派遣される者。戦時国際法規は、目印として白旗を掲げ、相手はこれを攻撃してはならないと定める。
ぐん‐し【軍師】
1 大将のもとで、作戦・計略を考えめぐらす人。軍の参謀。 2 策略の巧みな人。策士。「彼はなかなかの—だ」
ぐんし‐きん【軍資金】
1 軍事に必要な資金。軍資。 2 何かを行うのに必要な資金。
ぐんし‐けん【軍師拳】
室内遊戯の一種。参加者が二組に分かれ、それぞれに軍師を置き、その指揮のもとに出すべき手を決めて勝負するもの。ふつう...
ぐん‐しゅ【軍種】
軍隊の種類。陸軍・空軍・海軍・海兵隊など。
ぐん‐しゅう【群衆】
群がり集まった人々。群集。
ぐん‐しゅう【群集/群聚】
[名](スル) 1 人が多く群がり集まること。また、その集まった人々。ぐんじゅ。むれ。「やじ馬が—する」 2 社会...
ぐんしゅう‐げき【群集劇】
主役中心ではなく、不特定の多人数でストーリーを展開していく劇。ハウプトマンの「織工」など。群像劇。
ぐんしゅう‐しんり【群集心理】
群集の中に生まれる特殊な心理状態。衝動的で興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して付和雷同しやすい。
ぐんしゅう‐せいたいがく【群集生態学】
生態学の一分野。生物群集を対象とし、環境との相互作用や生物相互の関係などを研究する。群生態学。生物群集学。
ぐんしゅう‐なだれ【群衆雪崩】
人が密集した場所で、一人が倒れることによって、周囲の人々が雪崩を打つように、広範囲にわたって連鎖的に転倒していくこ...
ぐんしゅうにんげん【群集人間】
《原題、(ドイツ)Masse Mensch》トラーの戯曲。平和主義革命を主題とする。獄中で書かれた。1921年刊。
ぐんしゅう‐ふん【群集墳】
6、7世紀の小規模な古墳が密集しているもの。農村の有力者の家族墓ともいう。
ぐん‐しゅく【軍縮】
「軍備縮小」の略。⇔軍拡。
ぐんしゅく‐かいぎ【軍縮会議】
軍備縮小のための国際会議。第一次大戦後、ワシントン・ジュネーブ・ロンドンなどで主に海軍軍備制限のために開催され、1...
ぐんしゅくふかくさん‐イニシアチブ【軍縮・不拡散イニシアチブ】
核兵器の廃絶に向けて、核兵器や核保有国を増やさない取り組みを着実に進めるために、核保有国と非保有国の橋渡し役を担う...
ぐん‐しょ【軍書】
1 軍事上の事柄を記した文書。また、軍学に関する書物。 2 合戦を記録した書物。軍記。
ぐん‐しょ【群書】
多くの書物。群籍。「—解題」
ぐんしょいちらん【群書一覧】
江戸後期の解題書。6巻。尾崎雅嘉(おざきまさよし)著。享和2年(1802)刊。国書を分類、解題を施したもの。
ぐん‐しょう【群小】
たくさんの小さいもの。また、多くの取るに足らないことやもの。「—国家」
ぐん‐しょく【軍職】
軍人の官職、または職務。
ぐんしょさくいん【群書索引】
図書の索引。3巻。物集高見(もずめたかみ)編。大正5年(1916)刊。和漢書や仏書など1万余部につき、約5万項目の...
ぐんしょちよう【群書治要】
中国、唐代の政治書。50巻。太宗の命で魏徴(ぎちょう)らが編集。631年成立。経書や晋代までの正史、その他の古来の...
ぐんしょ‐よみ【軍書読み】
⇒軍記読み
ぐんしょるいじゅう【群書類従】
江戸後期の叢書。正編530巻。続編1150巻。塙保己一(はなわほきいち)編。正編は文政2年(1819)、続編は明治...
ぐん‐しれいかん【軍司令官】
軍団を指揮・統率する長官。
ぐん‐しれいぶ【軍司令部】
1 軍の司令官が、軍団を指揮・統率する本部。 2 旧陸軍で、日本全土を東部・中部・西部・北部などの軍管区に分け、そ...
ぐん‐しん【軍神】
1 《古くは「ぐんじん」とも》武運を守る神。いくさがみ。八幡大菩薩、ローマ神話のマルスなど。 2 武勲を立てて戦死...