けっ‐し【決死】
死をも覚悟して物事を行うこと。「—の覚悟」「—の面持ち」
けっ‐し【傑士】
際立ってすぐれた人物。傑物。
けっ‐し【楔子】
1 くさび。かすがい。 2 物事の最も重要なところ。 3 ⇒コッター
けっ‐しきそ【血色素】
血液中にある、酸素の運搬に関与する色素たんぱく。脊椎動物では赤血球中にあるヘモグロビンをさす。血液色素。
けっしきそ‐にょう【血色素尿】
血色素のまじった尿。赤血球が大量に破壊されて遊離した血色素が排出されたもので、赤褐色ないし暗褐色を呈する。
けっし‐たい【決死隊】
決死の覚悟で特殊な任務に当たる部隊。
けっ‐しつ【欠失/闕失】
[名](スル) 1 欠けてなくなること。 2 あやまり。おちど。「固(もと)より容貌の疎脱、言語の—を咎(とが)め...
けっし‐て【決して】
[副] 1 (あとに打消し・禁止の語を伴って)どんなことがあっても。絶対に。断じて。けして。「御恩は—忘れません」...
けっ‐しゃ【結社】
特定多数の人が、共通の目的を達成するために合意によって組織する継続的な団体。また、そういう団体を作ること。「政治—...
けっしゃ‐の‐じゆう【結社の自由】
多数の人が共通の目的をもって継続的な団体を組織する自由。憲法の保障している基本的人権の一。→集会の自由 →日本国憲...
けっ‐しゅ【血腫】
内出血によって組織内に血液がたまり、こぶのようにはれあがったもの。皮下血腫、脳硬膜下血腫などがある。
けっしゅいどう‐じゅつ【血腫移動術】
網膜の下に血液がたまる黄斑下血腫の治療法の一つ。眼内にガスを注入して血腫を移動させる。
けっ‐しゅう【結集】
[名](スル)ばらばらになっているものを集めて一つにすること。また、一つにまとまり集まること。「総力を—する」
けっ‐しゅつ【傑出】
[名](スル)多くのものの中でずばぬけてすぐれていること。「—した作品」
けっ‐しょ【欠所/闕所】
1 欠けているところ。「其の詭説の—を猛撃せられて」〈竜渓・経国美談〉 2 (闕所)中世、没収されたり、領主が他に...
けっ‐しょ【血書】
[名](スル)強い決意や誠意を示すために自分の血で文字を書くこと。また、書いたもの。
けっ‐しょう【血漿】
血液で、血球を除いた液体成分。水分のほかたんぱく質・無機塩類・糖分・脂肪・窒素化合物などからなり、また、老廃物・ホ...
けっ‐しょう【決勝】
最後の勝負を決めること。競技などで、優勝者を決めること。また、その試合。「—戦」
けっ‐しょう【結晶】
[名](スル) 1 原子・分子・イオンなどが規則正しく立体的に配列されている固体物質。日常的には単結晶をさすが、多...
けっしょう‐か【結晶化】
⇒晶出
けっしょう‐かがく【結晶化学】
結晶を構成する原子の配列と、化学的性質との関連を研究する化学の一部門。
けっしょうか‐ガラス【結晶化ガラス】
⇒ガラスセラミックス
けっしょうか‐ど【結晶化度】
⇒結晶度
けっしょう‐がく【結晶学】
結晶の形態・構造、および物理的・化学的性質を研究する学問。
けっしょう‐きょうかい【結晶境界】
⇒粒界
けっしょう‐けい【結晶系】
結晶を結晶軸の数・長さ・角度などによって分類したもの。等軸(立方)・六方・三方(菱面体(りょうめんたい))・斜方・...
けっしょう‐こうがく【結晶光学】
結晶内の光の伝わり方を研究する、光学の一部門。複屈折・偏光・旋光性などを主な研究対象とする。
けっしょう‐こうし【結晶格子】
結晶を作っている原子・分子・イオンなどの立体的な規則正しい配列構造。
けっしょう‐こうぞう【結晶構造】
結晶内の原子・分子・イオンなどの配列状態。構造解析には、X線・電子線・中性子線などの回折が用いられる。
けっしょう‐しつ【結晶質】
結晶の状態にあること。また、そのような物質。結晶格子からなり、はっきりした融点をもつのが特徴。⇔非晶質。
けっしょうしつ‐シリカ【結晶質シリカ】
結晶構造をもつ二酸化珪素の総称。自然の鉱物では石英・鱗珪石(りんけいせき)・クリストバル石として産し、多形をなす。...
けっしょうしつ‐せっかいがん【結晶質石灰岩】
大理石の岩石学上の名称。
けっしょう‐じく【結晶軸】
結晶面の方位や対称性を示すため、結晶内に想定した三次元または四次元の座標軸。
けっしょう‐すい【結晶水】
結晶の中に一定の割合で結合している水。結晶内の一定の位置に固定されていて、結晶格子を安定化させる。
けっしょうせい‐こうぶんし【結晶性高分子】
秩序だった分子配列をもつ高分子化合物の総称。ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、セルロースなどがある。融点...
けっしょうせい‐シリカ【結晶性シリカ】
⇒結晶質シリカ
けっしょうせいだん【結晶星団】
小松左京の短編SF小説。昭和47年(1972)「S-Fマガジン」誌の臨時増刊号に掲載。昭和48年(1973)星雲賞...
けっしょうせい‐ポリマー【結晶性ポリマー】
⇒結晶性高分子
けっしょう‐せん【決勝線】
競走路の決勝点に引いた横線。ゴールライン。フィニッシュライン。
けっしょう‐ソーダ【結晶ソーダ】
⇒洗濯ソーダ
けっしょう‐ぞく【結晶族】
⇒晶族
けっしょう‐てん【決勝点】
1 競走などで、勝敗を決めるコースの到達点。ゴール。 2 競技の勝利を決める得点。「—を挙げる」
けっしょう‐とそう【結晶塗装】
粉体塗装の一種。粉末状の塗料が被塗物の表面で焼結乾燥するときに収縮し、縮緬(ちりめん)のような独特な風合いになるも...
けっしょう‐トーナメント【決勝トーナメント】
スポーツ競技などの大会で、優勝を決めるためのトーナメントのこと。また、その組み合わせ。事前の予選を勝ち上がった選手...
けっしょう‐ど【結晶度】
1 火成岩中の結晶とガラスの割合。結晶作用の完全・不完全の程度を表し、ガラス質・半晶質・完晶質に区分。 2 結晶部...
けっ‐しょうばん【血小板】
血液の成分の一。血液を凝固させ止血作用がある。直径2〜3マイクロメートルの細胞小片。
けっしょうばん‐げんしょうしょう【血小板減少症】
何らかの原因で血液中の血小板の数が過度に少なくなった状態。出血しやすくなり、血が止まりにくくなる。
けっしょうぶんか‐さよう【結晶分化作用】
マグマの結晶作用に伴って、玄武岩質マグマから鉱物が晶出すると残りのマグマの化学組成が変わっていろいろの組成のマグマ...
けっしょう‐へんがん【結晶片岩】
変成岩の一。広域変成作用を受けて鉱物が一定方向に並び、片理とよばれる薄く板状に割れやすい構造を示す岩石。
けっしょう‐めん【結晶面】
結晶の表面をなす平面。