けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう【建礼門院右京大夫集】
鎌倉初期の私家集。2巻。建礼門院右京大夫の自撰。貞永元年(1232)ころ成立。亡き愛人平資盛(たいらのすけもり)へ...
けん‐れつ【瞼裂】
⇒眼瞼裂
けんれつ‐はん【瞼裂斑】
結膜(白目)にできる黄色いしみのような隆起。紫外線やコンタクトレンズによる慢性的な刺激によって起こる。 [補説]「...
けん‐れん【県連】
県を単位として結成されている種々の団体の連合組織。
けん‐れん【牽連】
[名](スル)連なり続くこと。また、ある関係でつながっていること。「嗹国(デンマルク)商社の東洋電信線—して当節長...
けん‐れん【眷恋】
[名](スル) 恋い焦がれること。「貴君に—していますよ」〈二葉亭訳・片恋〉 [ト・タル][文][形動タリ]思い切...
けんれん‐はん【牽連犯】
犯罪の手段または結果である行為が、別個の罪名に触れていて実質的には数罪にあたるが、刑を科すうえでは一罪として扱うも...
けん‐ろ【涓露】
露ほどの水。ほんの少しの水。「巨海(こかい)の—を納(い)るるに喩(たと)ふ」〈和漢朗詠・下〉
けん‐ろ【険路/嶮路】
けわしい道。「—を進む」
けん‐ろ【賢路】
賢者が進む道。賢者の昇進する道。
けん‐ろ【顕露】
[名](スル)はっきりあらわれること。露顕。「その—すると、隠蔵するとを論ぜず」〈中村訳・西国立志編〉
けん‐ろう【倦労】
[名](スル)物事にあきて疲れること。疲れていやになること。「毫も人をして—せしめず」〈村田文夫・西洋聞見録〉
けん‐ろう【堅牢】
[名・形動]物がしっかりと、壊れにくくできていること。また、そのさま。「—なつくり」「—無比」 [派生]けんろうさ...
けん‐ろう【嶮浪】
勢いのはげしい大波。
けん‐ろう【賢郎】
他人を敬って、その息子をいう語。賢息。令息。
けんろう‐き【検漏器】
電気回路の漏電を調べたり、漏電の際に警報を発したりする装置。
けんろう‐じしん【堅牢地神】
大地をつかさどる神。万物を支えて堅牢であるところからいう。地天(じてん)。「喚(をめ)き叫ぶ声梵天までも聞え、—も...
けんろく‐えん【兼六園】
石川県金沢市にある池泉回遊式庭園。加賀藩主前田侯の庭として延宝年間(1673〜1681)ころ造られ、文政年間(18...
賢路(けんろ)を塞(ふさ)・ぐ
《潘岳「河陽県作」から》無能な者が官職にとどまって、賢者の仕官や昇進を妨げる。
けん‐わく【見惑】
《連声(れんじょう)で「けんなく」とも》仏語。仏教の真理について迷いを覚えること。
けん‐わん【懸腕】
書道の腕法の一。ひじを脇から離し、腕を宙に浮かせるようにして字を書くこと。大きな字を書くのに適する。→枕腕(ちんわ...
剣(けん)を売(う)り牛(うし)を買(か)う
《「漢書」循吏伝から》兵事に携わることをやめて、農業に精を出す。
剣(けん)を落(お)として舟(ふね)を刻(きざ)む
《乗っている舟から剣を落とした人が、慌てて舟べりに印をつけてその下の川底を捜したという、「呂氏春秋」察今の故事から...
堅(けん)を被(こうむ)り鋭(えい)を執(と)る
《「戦国策」楚策から》よろいかぶとを身に着け、武器を手に取る。武装する。
乾(けん)を旋(めぐ)らし坤(こん)を転(てん)ず
《韓愈「潮州謝上表」から》天地をひっくり返す。転じて、局面を一新する。