けん‐ぶん【検分/見分】
[名](スル) 1 実際に立ち会って検査すること。調べ見届けること。「立地条件を—する」 2 見かけ。みてくれ。外...
けんぶん‐ろく【見聞録】
見聞した事柄の記録。見聞記。「東方—」
けん‐ぷ【乾符】
天皇であることのしるし。神器のこと。「—を握(と)りて六合(りくがふ)を摠(す)べ、天統を得て八荒を包(か)ね給ひ...
けん‐ぷ【絹布】
絹糸で織った布。絹織物。
けん‐ぷ【賢婦】
かしこい婦人。賢婦人。
けん‐ぷ【蠲符】
律令制で、課役免除を認めた太政官符。有位者・官人・僧侶など課役を免除される扱いの者が、初めてその身分を得たときに与...
ケンプ
[1895〜1991]ドイツのピアノ奏者。ベートーベンをはじめ、ドイツ古典派・ロマン派の正統的解釈で知られる。
けん‐ぷう【見風】
能楽で、観客の目にうつる演技者の風姿・風情。演技の出来栄え。
けん‐ぷう【検封】
[名](スル) 1 検査をして封印すること。また、封印を検査すること。 2 中世、犯罪人などの財産を差し押さえ、住...
えどさんぷきこう【江戸参府紀行】
江戸時代初期に来日したドイツ人医師、ケンペルの著作「日本誌」の抄訳。元禄4年(1691)、元禄5年(1692)の2...
ケンプテン
ドイツ南部、バイエルン州の都市。アルゴイ地方の中心地。古くはケルト人が居住し、ローマ帝国の属領となった。当時の遺跡...
けん‐べい【遣米】
人を米国に派遣すること。「—使節」
けん‐ぺき【痃癖/肩癖】
《「けんべき」とも》 1 首から肩にかけて筋肉がひきつって痛むこと。肩凝り。けんびき。 2 《肩凝りを治すところか...
けん‐べつ【県別】
各県ごと。「—の人口動態」
けん‐べつ【軒別】
1軒ごと。家ごと。戸別。
けん‐べつ【甄別】
[名](スル)はっきりと見分けること。「微妙な濃淡とか調子とか云う者を—することが出来るのに反して」〈漱石・文学評論〉
けん‐べん【軒冕】
1 古代中国で、大夫(たいふ)以上の人の乗る車と、かぶる冠。 2 高位高官。また、その人。
けん‐べん【検便】
[名](スル)腸の出血や寄生虫・病原菌の有無などを調べるため、大便を検査すること。
けん‐ぺい【兼併】
[名](スル)他国の土地などを自国の所有として併合すること。「勢力強大なるものが小国を—するは当然の道理で」〈魯庵...
けん‐ぺい【乾餅】
かわかした餅(もち)。乾燥させたのし餅。「はや—をとり散らし、掻餅(かきもち)霰餅(あられ)をきざみゐしが」〈浮・...
けん‐ぺい【権柄】
[名・形動] 1 政治上の実権。他を支配する権力。権勢。「—を執る」「—をふるう」 2 権勢をもって人をおさえつけ...
けん‐ぺい【憲兵】
陸軍で、軍事警察をつかさどる兵。また、その兵科。日本では明治14年(1881)に創設され、陸軍大臣の管轄に属した。...
けんぺい‐ずく【権柄尽く】
[名・形動]権力に任せて、強引に事を行うこと。また、そのさま。権尽く。「—な態度」
権柄(けんぺい)晴(は)れて
天下晴れて。おおっぴらに。「二人が事を旦那へ訴訟、—念比(ねんごろ)さする」〈浄・宵庚申〉
けんぺい‐まなこ【権柄眼】
権勢に任せて、人をおさえつけるような目つき。横柄な目つき。「御膝元に人を見下(おろ)す—」〈浄・忠臣蔵〉
けんぺい‐りつ【建蔽率】
敷地面積に対する建築面積の割合。敷地内に建てられる、建造物の最大限の面積をパーセントで表し、建築基準法により、地区...
ケンペル
[1651〜1716]ドイツの医学者。1690年、オランダ東インド会社の医師として来日、2年間滞在。日本の歴史・政...
けん‐ぺん【権変】
その場に応じて適切な手段をとること。臨機応変。「—に長(た)ける」
けん‐ほく【県北】
《「けんぽく」とも》県の北部地域をさしていう語。
けん‐ぼ【賢母】
賢明な母親。賢い母。「良妻—」
けん‐ぼう【健忘】
1 よく物忘れすること。忘れっぽいこと。「最近—の気味がある」 2 一定期間内の記憶の一部または全体が想起できない...
けん‐ぼう【健棒】
野球で、打撃力が強いこと。「—を振るう」
けん‐ぼう【絹紡】
「絹糸紡績(けんしぼうせき)」の略。
けん‐ぼう【権謀】
臨機応変のはかりごと。「—をめぐらす」
けんぼう【憲法】
《「けんぽう」とも》 ⇒吉岡憲法(よしおかけんぼう) 「憲法染」の略。
けんぼう‐いろ【憲法色】
憲法染の染め色。赤みを帯びた濃い茶色。
けんぼう‐し【絹紡糸】
くず繭などを精練して紡績した糸。紡績絹糸。
けんぼう‐しょう【健忘症】
1 脳の損傷など病的な原因による健忘。 2 よく物忘れする性質。
けんぼう‐じゅっすう【権謀術数】
人を欺くためのはかりごと。種々の計略。権数。「—にたける」
けんぼうじゅっすう‐しゅぎ【権謀術数主義】
⇒マキャベリズム
けん‐ぼうすい【腱紡錘】
腱の内部にある受容器。腱の緊張状態を反射的に中枢神経に送るはたらきをする。
けんぼう‐ぞめ【憲法染】
黒茶色の地に小紋を染め出したもの。慶長(1596〜1615)のころ、吉岡流4代目憲法(けんぼう)の考案という。吉岡染。
けんぼう‐ちりめん【絹紡縮緬】
絹紡糸で織った縮緬。
けんぼう‐ひでとし【見坊豪紀】
[1914〜1992]国語学者。東京の生まれ。東京帝国大学在学中、金田一京助の紹介で「明解国語辞典」の編纂に携わる...
けんぼう‐りゅう【憲法流】
⇒吉岡流(よしおかりゅう)
けん‐ぼく【県木】
各都道府県で、郷土を代表するものとして選び定められた木。栃木県のトチノキ、茨城県のウメ、広島県のモミジなど。→県花...
けんぼく‐し【検牧使】
平安時代、国有の牧場の巡検のために派遣された馬寮(めりょう)の役人。御牧使(みまきし)。
けん‐ぽ【畎畝】
1 田のあぜと畑のうね。 2 田園。いなか。「—の間より登庸し来りて」〈鴎外訳・即興詩人〉
けん‐ぽ【兼補】
[名](スル)本来の職務のほかに他の職務に補任されること。
けん‐ぽ【健歩】
達者に歩くこと。健脚。「毎日力を極めて速かに行き…その—に驚かしめしとなり」〈中村訳・西国立志編〉