げん‐き【元気】
[名・形動] 1 心身の活動の源となる力。「—が出る」「—横溢(おういつ)」 2 体の調子がよく、健康であること。...
げんき【元亀】
戦国時代、正親町(おおぎまち)天皇の時の年号。1570年4月23日〜1573年7月28日。
げん‐き【原基】
個体の発生段階で、その形態や機能が器官としてまだ分化していない状態の細胞群。
げん‐き【原器】
1 同一種類の物の標準となる器。 2 度量衡の基準となる器具。メートル原器・キログラム原器など。→国際原器
げん‐き【衒気】
自分の才能・学識などを見せびらかし、自慢したがる気持ち。「若さに伴う—と感傷とを」〈倉田・愛と認識との出発〉
げん‐き【減気/験気】
病気の勢いが衰えて、快方に向かうこと。「師の病すこぶる—ありて」〈今昔・一九・二四〉
げん‐き【源琦】
[1747〜1797]江戸中期の画家。姓は源(みなもと)、通姓は駒井。円山応挙の門下で、長沢蘆雪(ながさわろせつ)...
げんき‐じるし【元気印】
快活さが目立つこと。また、そのような人。
げんき‐づ・く【元気付く】
[動カ五(四)]衰えていたからだの調子がよくなる。また、気力が回復する。「声援を受けて—・く」
げんき‐づ・ける【元気付ける】
[動カ下一]慰めたり励ましたりして気力をふるい立たせる。
げんき‐もん【玄輝門】
平安京内裏内郭十二門の一。北面中央の門で、外郭の朔平門(さくへいもん)と相対する。
げん‐きゃく【減却】
[名](スル)減ること。また、減らすこと。「今までの春の温もりが幾分か—したような感じがあった」〈芥川・或日の大石...
げんきゅう【元久】
鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1204年2月20日〜1206年4月27日。
げん‐きゅう【言及】
[名](スル)いいおよぶこと。話がある事柄までふれること。「あえて古い事件に—する」
げん‐きゅう【原級/元級】
1 進級する以前の等級。また、もとの学年。「—留置」 2 欧米語で、形容詞・副詞の比較を表す比較級・最上級に対する...
げん‐きゅう【減給】
[名](スル)給料を減らすこと。特に、制裁や懲戒処分として、一定期間、その人の給料を減らすこと。「経営不振で—され...
げん‐きゅう【幻嗅】
⇒幻臭
げん‐きょ【原拠】
ある事柄の成り立つもとになるよりどころ。「学説の—をただす」
げん‐きょう【元凶/元兇】
悪党の中心人物。悪者のかしら。転じて、諸悪の根源。「汚職事件の—」
げん‐きょう【現況】
現在の状況。現状。「—を報告する」
げんきょう‐ゆうし【現況有姿】
⇒現状有姿
げん‐きょく【元曲】
中国、元代に盛行した演劇。歌劇形式で、歌詞には口語が豊富に使用され、人情の機微をついた作品が多い。「西廂記(せいそ...
げん‐きょく【限局】
[名](スル)内容や意味などを狭く限ること。局限。「議題を当面の問題に—する」
げん‐きょく【原曲】
編曲などの変更を加える前の、もとの曲。
げんきょく‐ざい【減極剤】
電池や電解槽での反応に際して起こる分極を減らす物質。分極は主として電極に生じる水素によって起こるため酸化剤が用いら...
げんきょく‐したいか【元曲四大家】
元曲の四人の代表的作家、関漢卿・鄭光祖・白樸・馬致遠の総称。関鄭白馬と略称する。
げんきょく‐せい【限局性】
炎症や腫瘍(しゅよう)などの病的変化が、狭い範囲内に限られていること。「—外耳道炎」
げんきょくせい‐アミロイドーシス【限局性アミロイドーシス】
アミロイドという線維構造をもつたんぱく質が臓器に沈着し、機能障害を引き起こすアミロイドーシスのうち、脳・皮膚・肺・...
げんきょくせい‐がくしゅうしょう【限局性学習症】
⇒学習障害
げん‐きん【元金】
1 もときん。がんきん。「一年の貢税をもって—の幾許を返し」〈露伴・二宮尊徳翁〉 2 「元禄金(げんろくきん)」の略。
げん‐きん【現金】
[名] 1 手持ちのかね。その場で受け渡しをすることのできる金銭。また、金銭をその場で受け渡しすること。キャッシュ...
げん‐きん【厳禁】
[名](スル)きびしく禁じること。厳重に禁止すること。「駐車を—する」「火気—」
げんきん‐あきない【現金商い】
現金で商品の売買をすること。⇔掛け商い。
げんきん‐いさん【現金違算】
⇒現金過不足
げんきん‐うり【現金売り】
現金と引き換えで商品を売ること。
げんきん‐かきとめ【現金書留】
書留の一種。郵便局で販売されている所定の封筒に現金を入れて郵送する。
現金(げんきん)掛(か)け値(ね)なし
1 掛け売りをしないで、正札どおりに現金取引で商品を売ること。元禄(1688〜1704)ごろ、江戸の呉服店三井越後...
げんきん‐かふそく【現金過不足】
営業後、帳簿やレジなどによる計算と、実際の現金額が異なること。現金違算。
げんきん‐かんじょう【現金勘定】
簿記で、日々収支する現金を処理して、手元の現金有高を示す勘定科目。
げんきん‐がい【現金買い】
現金と引き換えで商品を買うこと。
げんきんけっさいがた‐スワップ【現金決済型スワップ】
取引の原資産となる株式や商品の価格の変動に伴う損益を現金で決済する、スワップ取引。
げんきん‐しゅぎ【現金主義】
1 会計処理上の概念の一つ。ある取引による損益や費用を、現金の受け渡しがあった時点で計上すること。→発生主義 2 ...
げんきん‐じどうあずけばらいき【現金自動預け払い機】
⇒エー‐ティー‐エム(ATM)
げんきん‐じどうしはらいき【現金自動支払機】
⇒キャッシュディスペンサー
げんきん‐すいとうちょう【現金出納帳】
現金の収入・支出の明細を記録し、残高を明らかにするための帳簿。金銭出納帳。
げんきん‐つうか【現金通貨】
法律によって強制通用力が与えられた貨幣。中央銀行が発行する銀行券と政府が発行する貨幣(硬貨)の総称。マネーストック...
げんきん‐とりひき【現金取引】
商品の受け渡しと同時に、その代金の授受を行う取引。⇔掛け取引。
げんきん‐どうとうぶつ【現金同等物】
容易に換金でき、価格の変動によるリスクの少ない短期投資をいう。満期が3か月以内の定期預金、譲渡性預金(CD)・コマ...
げんきん‐どんや【現金問屋】
小売業者などに対して、現金決済で商品を販売する卸売業者。
げんきん‐わりびき【現金割引】
掛け売り商品の代金を買い手が期日以前に現金で支払うとき、売り手がその代金を値引きすること。