ごく【極】
⇒きょく
ごく【獄】
[常用漢字] [音]ゴク(呉) [訓]ひとや 1 罪人を閉じこめておく所。ろうや。「獄舎・獄吏/監獄・下獄・出獄・...
ごく【曲】
「曲(ごく)の物」に同じ。
ごく【極】
[名・形動] 1 いちばん上等であること。また、そのものやそのさま。最良。極上。「甘露煮にするにはこの位が—だアな...
ごく【獄】
1 囚人を収容しておく所。ろうや。牢獄。「—につながれる」 2 裁判、または、判決。裁き。「善く法典を諳(そら)ん...
ご‐く【五苦】
仏語。 1 人生における五つの苦しみ。 ㋐生(しょう)・老・病・死の四苦に、愛別離苦または犯罪人束縛送獄の苦を加え...
ご‐く【後句】
あとに続く句。「—ニツマル」〈日葡〉
ご‐く【御供】
⇒ごくう(御供)
ご‐く【語句】
語や句。また、言葉。
ごく‐あく【極悪】
[名・形動]この上なく悪いこと。また、そのさま。「—な犯罪」「—非道」 [派生]ごくあくさ[名]
ごくあく‐にん【極悪人】
この上なく悪い人。
ごく‐あん【獄案】
裁判の調書。「英国に於ては吟味方誓詞の上…—を定む」〈鈴木唯一訳・英政如何〉
ごく‐い【極位】
最上の位。また、人臣の最高位の従一位。きょくい。「—極官」
ごく‐い【極意】
学問や技芸などで、核心となる大切な事柄。奥義。「—を授かる」「—を会得する」
ごく‐い【獄衣】
服役中の囚人が着る衣服。囚人服。
ごく‐いん【極印】
1 江戸時代、金・銀貨や器物などの品質の保証、偽造の防止などのために打つ印。 2 動かしがたい証拠・証明。刻印。
ごくいん‐づき【極印付き】
極印が押してあること。また、そのもの。転じて、きわめて確かであるもの。保証付き。きわめつき。「—の悪人」
ごくいん‐もと【極印元】
江戸時代、江戸十組問屋仲間が江戸・大坂間の廻船の航海安全のために設置した役職。船足に極印を打ち、船道具の検査などを...
極印(ごくいん)を押(お)・す
そうだときめつける。烙印(らくいん)を押す。極印を打つ。「ひきょう者の—・される」
ご‐くう【御供】
《「ごく」の音変化》神仏への供え物。くもつ。「人身(ひとみ)—」
ごくう‐りょう【御供料】
神仏に供える金銭や物品。おそなえもの。
ごく‐か【極果】
⇒ごっか(極果)
ごく‐かん【極寒】
⇒ごっかん(極寒)
ごく‐げつ【極月】
12月の異称。しわす。ごくづき。《季 冬》
ごく‐ごく
[副]飲み物を勢いよく飲み込む音を表す語。ごくりごくり。「冷たい水を—(と)飲む」
ごく‐ごく【極極】
[副]「ごく」を重ねて強めた言い方。非常に。きわめて。「—ないしょの話」
ごく‐さいしき【極彩色】
1 種々の鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手でけばけばしい色彩。 2 派手な服装や厚化粧。「何時(いつ)より...
ごく‐さり【五句去り】
連歌・連句で、前出の句に用いられた語や事物などを次に用いるときは、5句以上隔てなければならないという決まり。
ごく‐し【獄司】
牢獄(ろうごく)の役人。牢役人。
ごく‐し【獄死】
[名](スル)牢獄(ろうごく)の中で死ぬこと。牢死。「服役中に—する」
きょくしがいせん‐リソグラフィー【極紫外線リソグラフィー】
⇒EUVリソグラフィー
ごく‐しゃ【獄舎】
罪人を閉じ込めておく所。また、その建物。牢獄(ろうごく)。「—につながれる」
ごく‐しゅう【獄囚】
牢獄(ろうごく)に入れられている人。囚人。
ごく‐しょ【極暑】
きわめて暑いこと。夏の暑さの盛り。《季 夏》「蓋あけし如く—の来りけり/立子」⇔極寒(ごっかん)。
ごく‐しょ【獄所】
囚人をとじ込めておく所。牢屋(ろうや)。牢獄。
ごく‐しょう【極小】
[名・形動]きわめて小さいこと。また、そのさま。きょくしょう。「—未熟児」
ごく‐しょう【極聖】
《至高の境地に達した聖者の意》仏陀のこと。
ごくしょう‐みじゅくじ【極小未熟児】
⇒極低出生体重児
ごく‐しん【極信】
[名・形動ナリ] 1 きわめて信心深いこと。また、そのさま。「殊(こと)に提婆品(だいばぼん)をば—に読まれけり」...
ごく‐じゅう【極重】
きわめて重いこと。
ごくじゅう‐あくにん【極重悪人】
この上もない悪人。極悪人。「上人は遉(さすが)に、此の—をも捨てなかった」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
ごく‐じょう【極上】
[名・形動]きわめて上等なこと。また、そのさまやもの。「—のワイン」
ごく‐じょう【獄定】
入獄と決定すること。「神輿射奉りし武士六人—せらる」〈平家・一〉
ごくすい‐の‐えん【曲水の宴】
⇒きょくすいのえん(曲水の宴)
ごく‐ずい【極髄】
1 物の中心となる部分。物事の主要部分。 2 この上なくはなはだしいこと。至極。ごく。「—の馬鹿大門でどなた様」〈...
ごく‐ずり【極摺り】
六分板・四分板などの両縁をのこぎりびきにした上等の板。
ごく‐せい【極製】
きわめて上等な作り方。また、その製品。
ごく‐そう【獄窓】
牢獄(ろうごく)の窓。また、牢獄の中。獄中。
ごく‐そく【獄則】
監獄内の規則。
ごく‐そつ【獄卒】
1 牢獄(ろうごく)で、囚人を取り締まる下級役人。獄丁(ごくてい)。 2 地獄で死者を責めるという悪鬼。 3 義理...