ごふくばし‐もん【呉服橋門】
江戸城郭門の一。呉服町に出る門で、現在の中央区八重洲にあった。
ごふく‐もの【呉服物】
呉服屋で商っている品物。織物や反物の類。
ごふく‐ものさし【呉服物差(し)】
⇒呉服尺
ごふく‐や【呉服屋】
織物や反物類を商う店。また、その人。
ごふしみ‐てんのう【後伏見天皇】
[1288〜1336]第93代天皇。在位、1298〜1301。伏見天皇の第1皇子。名は胤仁(たねひと)。足利尊氏(...
ご‐ふしょう【御不承】
1 相手を敬って、その人が不承知なことをいう語。「—とは存じますが」 2 不承知の気持ちをまげて承諾してほしい、と...
ご‐ふじょう【御不浄】
便所を丁寧にいう語。多く、女性が用いる。
ご‐ふじん【御婦人】
婦人を敬っていう語。
ご‐ふつ【誤払】
誤って支払うこと。
ゴフ‐とう【ゴフ島】
《Gough》アフリカ大陸と南アメリカ大陸のほぼ中間、南大西洋上にある島。面積約80平方キロメートルの火山性孤島。...
ご‐ふない【御府内】
江戸時代、町奉行の支配に属した江戸の市域。文政元年(1818)、東は亀戸・小名木村辺、西は角筈村・代々木辺、南は上...
ご‐ふん【胡粉】
日本画で用いる白色顔料。カキ殻を粉砕・水簸(すいひ)・乾燥したもので、主成分は炭酸カルシウム。室町時代以降用いられ...
ごふん‐いろ【胡粉色】
胡粉の色。わずかに黄みがかった白色。
ごふん‐え【胡粉絵】
胡粉を塗った地の上に、墨・丹(に)・緑青(ろくしょう)・黄土などを用いて描いた絵。
ごふん‐じ【胡粉地】
漆塗りの下地として胡粉を塗ったもの。
ご‐ぶ【五分】
1 尺貫法で、1寸の半分の長さ。約1.5センチ。「一寸の虫にも—の魂」→寸1 2 1割の半分の割合。100分の5。...
ご‐ぶ【五部】
1 五つの部類。 2 密教で、金剛界五仏の五智を表す分類。仏部・金剛部・宝部・蓮華(れんげ)部・羯磨(かつま)部に...
ご‐ぶいん【御無音】
相手を敬って、その人への「無音」をいう語。多く手紙で用いる。ごぶさた。「—に過ぎております」
ごぶ‐がゆ【五分粥】
米1、水10の割合(容量比)で炊いたかゆ。全がゆと重湯(おもゆ)の中間のもの。
ごぶ‐がり【五分刈(り)】
髪の毛を、5分(約1.5センチ)くらいの長さに刈りそろえること。また、そのようにした頭髪。
ご‐ぶぎょう【五奉行】
豊臣政権下の職名。五大老の下にあって、重要な政務を処理した五人の奉行。浅野長政・前田玄以・石田三成・増田長盛(まし...
ごぶ‐ごぶ【五分五分】
双方とも、優劣がないこと。五分。「勝負は—とみた」
ごぶ‐さかやき【五分月代】
江戸時代、月代が5分ほど伸びた男の髪形。また、そのかつら。歌舞伎では浪人・無宿者・病者などの風体。
ご‐ぶさた【御無沙汰】
[名](スル)相手を敬って、その人への「無沙汰」をいう語。あなたさまへの無沙汰の意。長らく訪ねなかったり、便りをし...
ごぶ‐しん【五分心/五分芯】
幅が5分ほどのランプの芯。
ゴブスタン
アゼルバイジャン共和国にある石器時代の遺跡。首都バクーの南西約60キロメートルに位置する。狩りの様子、葦舟(あしぶ...
ご‐ぶつ【五仏】
真言密教で、大日如来とその徳から生じた四仏。金剛界では大日・阿閦(あしゅく)・宝生(ほうしょう)・阿弥陀・不空成就...
ご‐ぶつ【後仏】
弥勒(みろく)菩薩のこと。釈迦(しゃか)入滅ののち、56億7000万年後に世に現れるという。
ご‐ぶつ【御物】
⇒ごもつ(御物)
ご‐ぶつぜん【御仏前】
1 仏前を敬っていう語。 2 《仏前にお供えする意》香典や供物の上書きにする語。一般に忌み明け(四十九日)の後に使...
ごぶつ‐ほうかん【五仏宝冠】
金剛界の大日如来が頭にかぶる宝冠。五智円満を象徴する五仏をかたどった宝冠。五智の宝冠。五智冠。五仏冠。
ごぶ‐づけ【五分漬(け)】
漬物の一。干した守口(もりぐち)大根を5分ほどに刻み、みりん・醤油・砂糖をまぜた煮汁に漬けたもの。
ごぶ‐の‐だいじょうきょう【五部の大乗経】
大乗の教えを説いた経のうち、華厳(けごん)経・大集(だいじっ)経・大品般若(だいほんはんにゃ)経・法華経・涅槃(ね...
五分(ごぶ)も透(す)か◦ない
少しのすきもない。全く抜け目がない。「薬の引札を団扇に張って湯屋へ配るなどとは、—◦ねえよなう」〈滑・浮世風呂・四〉
ゴブラン‐おり【ゴブラン織】
ベルギーの染織家ゴブラン(J.Gobelin)が15世紀にパリで創製したといわれる綴(つづ)れ織り。人物・静物・風...
ゴブリン
1 ヨーロッパの伝説などに登場する小鬼。 2 (Goblin)太陽系外縁天体の一。小惑星センターによる仮符号201...
ゴブレット
脚つきのグラスで、ソフトドリンクやビールなどを飲むのに用いるもの。本来は脚つきの、ガラスまたは金属製の酒杯。ゴブレー。
ゴブレー
⇒ゴブレット
ご‐ぶん【誤聞】
[名](スル)聞きまちがい。聞き誤り。「余(わ)れ豈に—せんや」〈織田訳・花柳春話〉
ご‐ぶん【御分】
[代]二人称の人代名詞。同等またはやや目上の相手に対して武士が用いた。あなた。そなた。ごへん。「—が勘当をも申し許...
ごぶんしょう【御文章】
本願寺第8世蓮如(れんにょ)が門徒に与えた書簡文を集めたもの。80通を、5巻におさめてある。浄土真宗の教義を平易に...
ご‐へい【御幣】
幣束(へいそく)の敬称。白色や金・銀の紙などを細長く切り、幣串(へいぐし)にはさんだもの。お祓いのときなどに用いる...
ご‐へい【語弊】
言葉の使い方が適切でないために誤解を招きやすい言い方。また、そのために起こる弊害。「こういう言い方をしては—があるが」
ごへい‐かつぎ【御幣担ぎ】
《御幣を担いで不吉を払おうとするところから》縁起や迷信をいちいち気にかけること。また、その人。おんべかつぎ。縁起担ぎ。
ごへいだ【五平太】
《北九州地方で、五平太という者が初めて掘り出したからという》石炭のこと。
ごへい‐もち【御幣持(ち)】
1 御幣を持って、参拝する主君に随従すること。また、その人。 2 人におもねり取り入ること。また、その人。たいこもち。
ごへい‐もち【御幣餅/五平餅】
うるち米の飯を練ってつぶし、小判形や団子(だんご)にして串にさし、味噌や醤油(しょうゆ)のたれをつけてあぶったもの...
御幣(ごへい)を担(かつ)・ぐ
つまらない縁起や迷信を気に掛ける。「年をとって—・ぐようになった」
ご‐へん【互変】
ある物質の固体に二つの結晶形があり、一定温度の転移点を境にして、一方から他方へ可逆的に変化する現象。互変二形。エナ...
ご‐へん【御辺】
[代]二人称の人代名詞。対等またはやや目上の相手に対して武士などが用いた。そなた。貴公。貴殿。「—は故刑部卿忠盛の...