ざっ‐てい【雑体】
勅撰和歌集などの部立ての一。長歌・旋頭歌(せどうか)・俳諧歌などの総称。ざったい。
ざっ‐と
[副] 1 細部を問題にせず、おおまかに物事を行うさま。ひととおり。「書類に—目を通す」 2 全体の数量や内容など...
ざっ‐とう【雑踏/雑沓/雑鬧】
[名](スル)多数の人で込み合うこと。人込み。「—にまぎれる」「暮れの—する街角」
ザッハトルテ
⇒ザッハートルテ
ザッハートルテ
《Sacher(考案者名)+torte(円盤状のケーキ)。「ザッハトルテ」とも》チョコレート入りスポンジケーキにあ...
ざっ‐ぱい【雑俳】
本格的な俳諧に対して、雑多な形式と内容をもつ遊戯的な俳諧の総称。江戸中期に流行。前句付け・冠(かむり)付け・折句(...
ざっ‐ぱい【雑輩】
取るに足らない人物。小者(こもの)。
ざっ‐ぱく【雑駁】
[名・形動]雑然として統一がないこと。また、そのさま。「—な知識」 [派生]ざっぱくさ[名]
ざっ‐ぴ【雑費】
主要な用途以外のこまごました費用。一つの部類にまとめられない種々雑多な費用。
ザッピオン
ギリシャの首都アテネの中心部にある国際会議場・展示場。19世紀にデンマーク出身の建築家テオフィル=フォン=ハンセン...
ざっ‐ぴつ【雑筆】
雑多なことを書き記すこと。また、その書いたもの。雑記。雑録。
ざっ‐ぴょう【雑兵】
⇒ぞうひょう(雑兵)
ざっ‐ぴん【雑品】
こまごました、いろいろな品物。
ザッピング
テレビを視聴するときに、CMや番組の途中でリモコンを使って次々にチャンネルを換えること。
ざっぷり
[副] 1 水中へ勢いよく入ったり、水が強くかかったりするときの音を表す語。「手桶をさしあげて、てまへの頭から—」...
ざっ‐ぷん【雑粉】
小麦粉以外の穀類の粉。
ザッヘル‐マゾッホ
[1836〜1895]オーストリアの小説家。被虐性欲を題材としたその作品により、マゾヒズムの名が起こった。作「毛皮...
ざっ‐ぽう【雑袍】
直衣(のうし)のこと。ぞうほう。
ざっ‐ぽう【雑報】
1 種々雑多な、細かい出来事の報告。「—欄」 2 新聞の社会面の記事。
ざっぽう‐か【雑方家】
古医方(こいほう)と後世方(ごせいほう)を併用する、江戸時代の漢方医家の一派。
ざっ‐ぽん【雑本】
どの分類にも入らない種々雑多な本。また、雑多な内容のつまらない本。雑書。
ざつ【雑〔雜〕】
[音]ザツ(慣) ゾウ(ザフ)(呉) [訓]まじる まざる まぜる [学習漢字]5年 〈ザツ〉 1 入りまじる。ま...
ざつ【雑】
[名]いろいろなものが入りまじっていること。区別しにくい事柄を集めたもの。「—の部」「—収入」 [形動]大まかで、...
ざつ‐えい【雑詠】
詩歌や俳句で、特に題をきめず、自由な題材で詠むこと。また、その作品。
ざつ‐えき【雑役】
主な業務以外の種々雑多な仕事。
ざつ‐えき【雑益】
特定の勘定科目に該当しない収入。
ざつ‐おん【雑音】
1 不規則で不愉快に感じられる音。うるさい音。 2 ラジオ・テレビ・電話などの聴取のさまたげとなる音。また、電気回...
ざつおん‐じょきょ【雑音除去】
「ノイズリダクション」に同じ。
ざつおん‐でんあつ【雑音電圧】
抵抗体内で発生した雑音の電圧。
ざつおん‐フィルター【雑音フィルター】
⇒ノイズフィルター
ざつおん‐よくせい【雑音抑制】
「ノイズリダクション」に同じ。
ざつ‐かぶ【雑株】
主要銘柄以外のいろいろな株式。人気の薄い株式。
ざつ‐がく【雑学】
多方面にわたるまとまりのない知識や学問。また、学問とは関係のない雑多な知識。
ざつ‐がく【雑楽】
雅楽以外の種々の音楽の総称。
ざ‐つき【座付(き)】
1 能楽・歌舞伎などで、役者や作者などがある座に専属すること。また、その人。 2 芸者・芸人などが宴席に出て最初に...
ざつき‐さくしゃ【座付(き)作者】
芝居で、特定の一座・劇団に専属する脚本作者。
ざつ‐きょうげん【雑狂言】
狂言の分類の一。和泉流での名称。登場人物による分類で、他の分類に当てはまりにくいものを一括したもの。大蔵流では集(...
ざつ‐ぎ【雑技/雑伎】
1 民間に行われるさまざまな技芸。特に奈良時代、中国から伝来した曲芸・物まねなどをさすことが多い。雑芸(ぞうげい)...
ざつ‐ぎょう【雑業】
種々雑多な仕事や職業。また、一般の職業の分類に入れにくい職業。
ざつ‐ぎょぎょう【雑漁業】
網漁業・釣り漁業などに対して、銛(もり)・やすなどの漁具を使用する漁業。
ざつ‐ぐ【雑具】
種々雑多な道具。
ざつ‐げい【雑芸】
⇒ぞうげい(雑芸)
ざつ‐げき【雑劇】
1 中国、宋代に始まる演劇の形態の名。時代により、その内容が異なる。宋代では滑稽風刺劇、元代では歌劇である元曲、明...
ざつ‐ごん【雑言】
「雑言体」の略。
ざつごん‐こし【雑言古詩】
雑言体の古詩。
ざつごん‐たい【雑言体】
漢詩で、各句の字数が一定していない詩体。雑体。
ざつ‐しょとく【雑所得】
所得税法で定められた各種の所得のいずれにも該当しない所得。恩給、国民・厚生年金などの公的年金、著述家・作家以外の者...
ざつ‐じ【雑事】
本来の仕事以外のいろいろな用事。取るに足らない雑多な事柄。
ざつ‐じゅう【雑糅】
[名](スル)雑然と入りまじること。
ざつ‐ぜい【雑税】
基本的な租税以外の種々の税。