ずしょ‐ひろさと【調所広郷】
[1776〜1849]江戸後期の薩摩(さつま)藩家老。島津重豪(しまづしげひで)・斉興(なりおき)に仕えて藩の財政...
ずしょ‐りょう【図書寮】
1 律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、書籍・経典や紙・筆・墨などを管掌し、また、国史編纂(へんさん)をつかさど...
ずしり
[副] 1 重い物を置くときなどにたてる地響きを表す語。ずしん。「大きな荷物を—と床におろす」 2 物を持ったとき...
ず‐しん【図心】
平面図形の中心。
ずしん
[副] 1 「ずしり1」に同じ。「—、—と杭を打ち込む」 2 「ずしり2」に同じ。「ファンの期待が—と胸に伝わる」
ず‐じょう【頭上】
あたまの上。あたまの上の方。「—を見上げる」「栄冠が—に輝く」
ず・す【修す】
[動サ変]修行する。しゅする。「心の掟(おきて)正しく—・し給ひしや」〈花月草紙〉
ず・する【誦する】
[動サ変][文]ず・す[サ変]《「ず」は「じゅ」の直音表記》経や詩歌などを口ずさむ。誦(しょう)する。誦(じゅ)す...
ず‐ず【数珠】
「じゅず(数珠)」に同じ。
ずずかけ‐ばと【数珠掛鳩】
「じゅずかけばと(数珠掛鳩)」に同じ。
ずず‐こ【数珠子】
ジュズダマの別名。
ずず‐だま【数珠玉】
《「すすだま」「すずだま」とも》「じゅずだま(数珠玉)」に同じ。
ず‐せき【図籍】
1 地図と戸籍。 2 絵図と書籍。 3 書籍。書物。
ず‐せつ【図説】
[名](スル)図・写真などを掲げて説明すること。また、説明したもの。「生活様式の変遷を—する」
ず‐そ【呪詛】
《「ず」は「じゅ」の直音表記》「じゅそ(呪詛)」に同じ。「いかに—悪念深く侍りたうぶらむ」〈宇津保・嵯峨院〉
ず‐そう【従僧】
供をする僧。じゅうそう。「説経し侍りける法師の—ばらの」〈拾遺・雑下・詞書〉
ずそ‐の‐はらえ【呪咀の祓】
人にのろわれたのを除くための祓(はらえ)。じゅそのはらえ。「物よく言ふ陰陽師(おんやうじ)して、河原に出でて—した...
ず‐ぞう【図像】
1 諸仏の像や曼荼羅(まんだら)などの図様を描き示したもの。多く白描で描かれるところから白描図像ともいう。 2 何...
ずぞう‐がく【図像学】
⇒イコノグラフィー
ずた‐ずた【寸寸】
[副]《「つだつだ」の音変化。「ずだずだ」とも》きれぎれになるさま。「—に引き裂く」「大雨で鉄道が—に寸断される」
ずた‐ぼろ
[形動]《ずたずたでぼろぼろの意。俗語》 1 ひどく切り裂かれているさま。ひどくいたんでいるさま。「—になったシー...
ずだ【頭陀/杜多】
《(梵)dhūtaの音写》仏語。 1 衣食住に対する欲望を払いのけること。転じて、あらゆる煩悩(ぼんのう)を払い去...
ず‐だい【図題】
作図または絵画の題。
ずだい
[副] 1 もともと。元来。「—気の短い旦那殿」〈根無草・後・一〉 2 (多く、打消しの語を伴って用いる)少しも。...
ずだ‐ぎょう【頭陀行】
頭陀の修行。
ずだ‐ぶくろ【頭陀袋】
1 僧が修行の旅をするとき、経文や食器などを入れて首にかける袋。 2 仏式で死者を葬るとき、その首にかける袋。 3...
ずだ‐やくしゅ【喘息薬種】
ユキノシタ科の多年草。亜高山帯の林下に生え、高さ10〜25センチ。葉は卵形で浅く裂ける。夏、白い小花を総状につける...
ずち‐な・し【術無し】
[形ク]なすすべもなく困り果てるさま。じゅつない。ずつない。「妹のあり所申せと責めらるるに—・し」〈枕・八五〉
ず‐ちょう【図帳】
律令制で、国郡の田地の耕作者などを記入した土地台帳。田図と田籍からなる。国衙(こくが)にも備えられたが、特に民部省...
ず‐ちょう【頭頂】
頭のてっぺん。また、もののいただきの部分。
ずっかり
[副] 1 言いにくいことを、かまわずに言うさま。ずけずけ。「—言われて赤くなり青くなり唇かむで怒る男」〈露伴・寝...
ズッキーニ
西洋カボチャの一品種。茎は蔓(つる)になり、果実はキュウリに似て、果皮は濃緑色や黄色。黄色い花付きの未熟果も含めて...
ズック
1 綿または麻を用いた厚地の平織り布。帆布・テント・かばん・靴などに用いる。 2 1で作ったゴム底の運動靴。ズック靴。
ズック‐ぐつ【ズック靴】
⇒ズック2
ずっけり
[副]相手の気持ちなど無視して、無遠慮に物を言い切るさま。ずけずけ。「提婆(だいば)が悪の耳こすり、—言うていやが...
ずっ‐こ・ける
[動カ下一] 1 ずり落ちる。「汗で眼鏡が—・けそうだ」 2 勢いよく転んだり倒れたりする。「椅子から—・ける」 ...
ずっし
[副]物を持ったときの、重く手ごたえのあるさま。ずっしり。「熊手、薙鎌(ないがま)、金撮棒(かなさいぼう)を…閻魔...
ずっしり
[副](スル) 1 きわめて重いさま。また、重そうなさま。ずしり。「—(と)した銅像」「その一言が—と胸にこたえた...
ずっ‐と
[副] 1 ほかのものと比べてかけ離れているさま。段違いに。はるかに。「このほうが—大きい」「それより—以前の話だ...
ずっぱ
[副]勢いよくものを切ったり、突き刺したりするさま。「切っ先はづれに—と立つ」〈浄・薩摩歌〉
ずっぷり
[副] 1 全体が湯や水などにすっかりつかっているさま。どっぷり。「風呂に—(と)身を沈める」 2 全身が雨にぬれ...
ずつ
[副助]数量・割合を表す名詞・副詞、および一部の助詞に付く。 1 ある数量を等分に割り当てる意を表す。「一人に二本...
ず‐つう【頭痛】
1 頭が痛むこと。とうつう。「—持ち」→一次性頭痛 →二次性頭痛 2 気にかかること。心労。心配。「—の種」
ずつうかたこりひぐちいちよう【頭痛肩こり樋口一葉】
井上ひさしの戯曲。明治時代の小説家、樋口一葉を題材とする。初演は昭和59年(1984)、劇団こまつ座の旗揚げ公演。
ずつう‐はちまき【頭痛鉢巻(き)】
《頭痛をこらえるため鉢巻きをするところから》めんどうなことが生じて、その対策に苦しむこと。「難題の解決に—だ」
ず‐つき【頭突き】
相撲やけんかなどで、自分の頭で相手の胸などを突くこと。
ずつ‐な・し【術無し】
[形ク]《「ずちなし」の音変化》どうにもしようがない。せつない。つらい。じゅつない。「白髪蒼顔なる形も—・き事もよ...
ず‐て
[連語]《打消しの助動詞「ず」の連用形+接続助詞「て」》…(し)ないで。…(せ)ずに。上代和歌に用いられた。→で[...
ずでい‐どう
[副]「ずでんどう」に同じ。「右を取って左へ廻し、小股を取って—」〈虎寛狂・文相撲〉
ずでん
[副]勢いよく音を立てて、倒れたり落ちたりするさま。「棚の上の花瓶が—と落っこちる」「つまずいて—と転ぶ」