そう‐そう【蹌蹌】
[ト・タル][文][形動タリ]よろめくさま。「只—として踉々(ろうろう)という形で吾妻橋へきかかったのです」〈漱石...
そう‐そう【叢叢】
[ト・タル][文][形動タリ]草木の群がり茂るさま。「—たる竹やぶ」
そう‐そう【鏘鏘】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 玉や金属が触れ合って鳴り響くさま。また、高く美しい音の響くさま。鏘然。「柱頭の...
そう‐そう【然う然う】
[副](あとに打消しの語や反語を伴って)そんなに。それほどに。「—遊んではいられない」「—うまいぐあいにいくものか...
そう‐ぞう【総総/惣惣】
《「そうそう」とも》すべて。全部。また、全員。「何の彼(か)んのと—で六七両がものはある」〈魯庵・破垣〉
そうそう‐き【草創期】
物事の始まりの時期。「日本プロ野球の—」
そうそう‐こうしんきょく【葬送行進曲】
葬送に用いるゆっくりしたテンポの行進曲。ベートーベンの第3交響曲「英雄」の第2楽章、ショパンのピアノソナタ第2番の...
そうそうとしょうりのだいこうきょうきょく【葬送と勝利の大交響曲】
《原題、(フランス)Grande symphonie funèbre et triomphale》ベルリオーズの交...
そうそう‐の‐へん【滄桑の変】
世の中の激しい移り変わり。→滄海(そうかい)変じて桑田(そうでん)となる
そうそう‐ふいつ【草草不一】
手紙の末尾に添えて、走り書きで十分思いを尽くしていないという意を表す語。
そうそう‐ろうろう【蹌蹌踉踉】
[ト・タル][文][形動タリ]よろよろと歩くさま。蹌踉(そうろう)。「—たる足の運び」
そう‐そく【早速】
[名・形動]「さっそく(早速)」に同じ。〈日葡〉 [副]「さっそく(早速)」に同じ。「—洪水をさまりき」〈地蔵菩薩...
そう‐そく【相即】
[名](スル) 1 仏語。事物の働きが自在に助け合い融け合っていること。 2 二つの物事が密接に関わり合っているこ...
そう‐そく【総則】
全体に共通するきまり。基本となるきまり。→細則
そうそく‐ふり【相即不離】
互いに密接に関連していて離れないこと。「—の関係」→不即不離
ソウ‐そし【SAW素子】
⇒弾性表面波素子
そう‐そつ【走卒】
走り使いをするしもべ。
そう‐そつ【倉卒/草卒/怱卒】
[名・形動] 1 突然であること。また、そのさま。だしぬけ。「かく—に会戦して」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉 2 ...
そう‐そふ【曽祖父】
祖父母の父にあたる人。ひいじじ。曽祖。
そう‐そぼ【曽祖母】
祖父母の母にあたる人。ひいばば。
そう‐そん【曽孫】
孫の子。ひまご。
そう‐そん【惣村】
「惣」に同じ。また、惣によって運営される村落のこと。
そう‐ぞう【送像】
[名](スル)テレビジョンの映像を電波で送ること。「—効果」⇔受像。
そう‐ぞう【創造】
[名](スル) 1 新しいものを初めてつくり出すこと。「文化を—する」「—的な仕事」「—力」 2 神が宇宙・万物を...
そう‐ぞう【想像】
[名](スル)実際には経験していない事柄などを推し量ること。また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。「...
そうぞうがくえん‐だいがく【創造学園大学】
群馬県高崎市に本部のあった私立大学。平成16年(2004)の開設。決算書の虚偽記載や教職員への給与未払いなどが多発...
想像(そうぞう)が付(つ)・く
想像できる。見当が付く。「話の内容はだいたい—・く」「—・かない広さ」
そうぞう・し
[形シク]《「寂々」または「索々」の字音を形容詞化した「さくさくし」の音変化という》あるべきものがなくて心が満たさ...
そうぞう‐し・い【騒騒しい】
[形][文]さうざう・し[シク] 1 物音や人声が多くてうるさい。さわがしい。「室内が—・い」 2 大きな事件が続...
そうぞう‐じょう【想像上】
現実には存在せず、想像したものであること。「—の生物」
そうぞう‐せつ【創造説】
旧約聖書の「創世記」に書かれた神による天地創造により、宇宙や生命が誕生したとする説。ダーウィンの進化論はその登場よ...
そうぞうてき‐しんか【創造的進化】
《(フランス)L'évolution créatrice》ベルクソンの主著(1907年刊)の表題であるとともに、そ...
そうぞう‐にんしん【想像妊娠】
実際には妊娠していないのに、妊娠していると思い込み、月経停止・つわりや乳房が膨らむなどの徴候を示すもの。妊娠してい...
そうぞう‐りょく【想像力】
1 想像する能力や、心の働き。「—を働かせる」 2 カント哲学で、感性と悟性という二つの異質な能力を媒介する能力。...
想像(そうぞう)を絶(ぜっ)・する
想像できる範囲をはるかにこえている。「病気との—・するたたかい」
そうぞき‐た・つ【装束き立つ】
[動タ四]美しく着飾る。「まことに寅の時かと—・ちてあるに」〈枕・二七八〉 [動タ下二]美しく着飾らせる。「おほき...
そうぞき‐わ・く【装束き分く】
[動カ下二]それぞれ別々の装束をつける。「鳥、蝶に—・きたる童べ八人」〈源・胡蝶〉
そう‐ぞく【宗族】
本家と分家をあわせた全体。一族。一門。中国では、父系の同族集団をいう。
そう‐ぞく【相続】
[名](スル) 1 家督・地位などを受け継ぐこと。跡目を継ぐこと。「宗家を—する」 2 法律で、人が死亡した場合に...
そう‐ぞく【草賊】
1 山野にひそむ盗賊。おいはぎ。 2 こそどろ。 3 反乱・一揆などを起こす賊徒をののしっていう語。「丈の知れたる...
そう‐ぞく【装束】
1 「しょうぞく(装束)1」に同じ。「壺(つぼ)—」「—の袴(はかま)を取り寄せさせ給ひて」〈源・夕顔〉 2 「し...
そう‐ぞく【僧俗】
僧と俗世間の人。僧侶と俗人。
そう‐ぞく【争族】
俗に、遺産相続などをめぐって争う親族のこと。
そう‐ぞく【争続】
俗に、遺産相続などをめぐって親族が争うこと。相続争い。
そう‐ぞ・く【装束く】
[動カ四]《名詞「そうぞく(装束)」の動詞化》 1 装束を身につける。「幼き人、参らまほしげに思ひたれば、—・かせ...
そうぞく‐あらそい【相続争い】
財産などの相続人を決めるために、親族どうしでいさかいになること。
そうぞく‐けん【相続権】
相続の開始前または開始後において、相続人がもつ法律上の権利。
そうぞく‐さいけんしゃ【相続債権者】
相続財産に属する債務の債権者。被相続人の債権者で、相続により相続人を債務者とすることになった者。遺産債権者。
そうぞく‐ざいさん【相続財産】
相続によって相続人が被相続人から承継する一切の財産。
そうぞくざいさん‐かんりにん【相続財産管理人】
相続人の存否が明らかでない場合や、相続人全員が相続を放棄した場合に、家庭裁判所の選任を受けて相続財産の清算を行う人...