ぞう‐へい【造兵】
1 兵器を製造すること。 2 「造兵廠(ぞうへいしょう)」の略。
ぞう‐へい【造幣】
貨幣を製造すること。
ぞう‐へい【増兵】
[名](スル)兵士の数をふやすこと。兵力を増強すること。「戦局に応じて—する」
ぞうへい‐がく【造兵学】
兵器の開発や製造技術などについて研究する学問。
ぞうへい‐きょく【造幣局】
貨幣の鋳造のほか、勲章・賞牌(しょうはい)などの製造や地金銀の精製分析、合金の製造、貴金属の品位証明などを行う行政...
ぞうへい‐し【造兵司】
律令制で、兵部省に属し、兵器の製造などをつかさどった役所。
ぞうへい‐しょう【造兵廠】
旧日本陸海軍で、兵器・弾薬・車両・艦船などの購入・設計・製造・修理などを担当した機関および工場。
ぞう‐ほ【増補】
[名](スル)書物の内容に、新しいものを加え、不足を補うこと。「初版を—する」
ぞう‐ほう【増俸】
[名](スル)俸給をますこと。給料をふやすこと。⇔減俸。
ぞう‐ほう【蔵鋒】
書道の用筆法の一。筆鋒(ひっぽう)(筆の穂先)が筆画の外にあらわれないように書くこと。→露鋒(ろほう)
ぞう‐ぼう【像法】
《「ぞうほう」とも》仏語。三時(さんじ)の第2期。正法の次の千年間。教法・修行は行われて正法時に似るが、悟りが得ら...
ぞうほう‐たい【造胞体】
⇒胞子体(ほうしたい)
ぞうほぶんけんびこう【増補文献備考】
朝鮮の歴史書。250巻。李太王の命により朴容大らが編集。1908年刊。朝鮮の古今の文物・制度などを16項目に分類・...
ぞうほももやまものがたり【増補桃山譚】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。河竹黙阿弥作。明治6年(1873)東京村山座初演。同2年の「桃山譚」に3幕追加したもの。...
ぞう‐ほん【造本】
[名](スル)印刷・製本・装丁などをして本をつくること。また、その技術面の設計や作業。
ぞう‐ほん【蔵本】
所蔵している書物。蔵書。
ぞう‐ぼ【増募】
[名](スル)募集の規模を拡大すること。「アルバイトを—する」
ぞうぼう‐じ【像法時】
⇒像法
ぞう‐ぼく【雑木】
「雑木(ぞうき)」に同じ。
ぞう‐ぼく【臓卜】
神にいけにえとして供えた動物を解体し、その内臓の形状によって物事の吉凶を判断し、予言すること。バビロニア・エトルリ...
ぞう‐む【雑務】
1 ⇒ざつむ(雑務) 2 訴訟に関する事務。「—の日なれば、記録所におはしまして」〈増鏡・むら時雨〉
ぞう‐むし【象虫/象鼻虫】
甲虫目ゾウムシ科の昆虫の総称。体長2センチほどで外皮は非常に硬く、吻(ふん)が長く伸びて象の鼻を思わせる。幼虫・成...
ぞう‐めん【蔵面/造面/雑面】
舞楽面の一。長方形の厚紙に白絹を張り、墨で人の顔を象徴的に描いたもの。蘇利古(そりこ)・安摩(あま)などに用いる。
ぞうめんいそうさ‐エーエフ【像面位相差AF】
オートフォーカス(AF)カメラの測距方式の一。イメージセンサーを構成する画素に位相差AFと同様の測距センサーを組み...
ぞうめんいそうさ‐オートフォーカス【像面位相差オートフォーカス】
⇒像面位相差AF
ぞうめん‐の‐まがり【像面の曲がり】
⇒像面湾曲
ぞうめん‐わんきょく【像面湾曲】
レンズの前後で平面の像が正しく対応せず、一方で湾曲して曲面になってしまう収差。ザイデルの五収差の一。像面の曲がり。
ぞう‐もつ【雑物】
雑多なもの。こまごました財物。ざつぶつ。「徂徠(そらい)の書、東涯の書もあったが…其他はごたごたした—ばかり」〈福...
ぞう‐もつ【臓物】
内臓。特に、牛・豚・鳥・魚などのきもや、はらわた。もつ。
ぞう‐もつ【贓物】
⇒ぞうぶつ(贓物)
ぞうもつ‐りょうり【臓物料理】
鳥・獣・魚などの内臓を使った料理。もつ料理。
ぞう‐やく【雑役】
1 雑用。また、雑用をする人。「男ども、—にとて参らす」〈源・竹河〉 2 種々の労役。「—に課(おほ)せて駆りつか...
そう‐ゆう【曽遊】
《「ぞうゆう」とも》以前に訪れたことがあること。「—の地」
ぞうよ【増誉】
[1032〜1116]平安後期の天台宗の僧。修験道に通じた。京都聖護院の開山。四天王寺・広隆寺・園城寺を歴住し、熊...
ぞう‐よ【贈与】
[名](スル) 1 金品を人に贈ること。「現金を—する」 2 当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を...
ぞう‐よう【雑用】
1 ⇒ざつよう(雑用) 2 雑多なものの費用。雑費。「—がほしくなるから書物でも売ろうかということになる」〈子規・...
ぞう‐よう【雑徭】
律令制で、令で定められた歳役のほかに、国司によって公民に課せられた労役。正丁は1年に60日、次丁は30日、中男は1...
ぞうよ‐ぜい【贈与税】
個人からの贈与によって取得した財産に課される国税。
ぞうらん‐き【造卵器/蔵卵器】
コケ植物・シダ植物や車軸藻類の有性世代にみられる雌性の生殖器官。ふつう多細胞からなり、とっくり形で、中に1個の卵細...
ぞうらんき‐たく【造卵器托】
⇒雌器床
ぞう‐り【草履】
歯がなく、底が平らで、鼻緒をすげてある履物。わら・藺草(いぐさ)・竹皮などを編んだものや、ビニール・コルク・ゴムな...
ぞう‐り【贓吏】
賄賂(わいろ)をとる役人。不正な利益をむさぼる官吏。
ぞうりうち【草履打】
浄瑠璃「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」の六段目の通称。局(つぼね)岩藤が中老尾上(おのえ)を草履...
ぞうり‐くい【草履食い】
草履の緒ですれて足を傷つけること。また、その傷。
ぞうりく‐うんどう【造陸運動】
大陸のような広大な地域が、地質構造を著しく変えないで隆起または沈降する運動。
ぞうり‐げた【草履下駄】
松材の台の表にわらで編んだ草履をつけ、木綿真田(さなだ)などの鼻緒をすげた下駄。形は駒下駄に似て、少し低い。
ぞう‐りつ【造立】
「ぞうりゅう(造立)」の慣用読み。
ぞうり‐とり【草履取り】
武家などに仕えて、主人の草履を持って供をした下僕。草履持ち。
ぞうり‐むし【草履虫】
1 繊毛虫(せんもうちゅう)類ゾウリムシ科の原生動物。有機物の多い淡水にすむ。体長約0.2ミリ、細長い草履形で、繊...
ぞうり‐もち【草履持ち】
「草履取り」に同じ。