たいに【大為爾】
仮名文字を習得するための、同じ仮名を二度用いないで47字全部を使った五・七調の歌。「あめつちの詞(ことば)」に次い...
たい‐にち【対日】
日本に対すること。日本を相手とすること。「—貿易」
たい‐にち【滞日】
[名](スル)日本に滞在すること。「ロケのため三か月—する」
だいにち【大日】
《「たいにち」とも》「大日如来」の略。
たいにち‐かんじょう【対日感情】
外国人が日本に対していだいている感情。
たいにち‐こうわじょうやく【対日講和条約】
1 ⇒サンフランシスコ講和条約 2 サンフランシスコ講和条約に調印しなかった国との平和条約。中国国民政府・インド・...
たいにち‐しょう【対日照】
晴れた夜に、黄道上の太陽と正反対の方向にぼんやり見える微光。
たいにち‐りじかい【対日理事会】
太平洋戦争後の日本を管理するための、連合国軍最高司令官の諮問機関。1945年12月に東京に設置され、米・英・ソ・中...
たい‐にん【大任】
重大な任務。重い責任のある役目。大役。「—を果たす」「—を帯びる」
たい‐にん【体認】
[名](スル)自分のものとして体験的に会得すること。
たい‐にん【耐忍】
[名](スル)たえしのぶこと。忍耐。「—してこれを実行すること屡々なり」〈鴎外・舞姫〉
たい‐にん【退任】
[名](スル)任務をやめること。役目をしりぞくこと。「任期途中で—する」
タイ‐ニン
ベトナム南部、タイニン省の都市。同省の省都。ホーチミンの北西約90キロメートルに位置し、カンボジアとの国境に近い。...
タイニー
[形動]小さいさま。「—なTシャツ」
たい‐ねつ【耐熱】
高熱に耐え、変質しないこと。「—性」
たいねつ‐ガラス【耐熱ガラス】
急熱・急冷に耐えるガラス。広くは軟化点の高いものをいう。石英ガラス・高珪酸(けいさん)ガラスなど。
たいねつ‐こう【耐熱鋼】
高温度で用いても変形や腐食が起きない合金鋼。通常の鋼はセ氏400度以上に加熱すると強度が弱くなり、変形しやすくなる...
たいねつ‐ごうきん【耐熱合金】
高温での耐食性あるいは強度にすぐれた合金。代表的なものは耐熱鋼で、鉄・クロム・ニッケル・コバルトなどが主成分。
たいねつ‐とりょう【耐熱塗料】
硼砂(ほうしゃ)・ガラス粉末・粘土・石綿など、着火しにくい物質を混入した塗料。耐火ペイント。
たい‐ねんれい【体年齢】
《「からだねんれい」とも》体重・体脂肪率・内臓脂肪レベルなどから算出した基礎代謝量を基準値と比較して出した数値。体...
たい‐のう【滞納/怠納】
[名](スル)納付する義務のある者が、定められた期間内に金銭や物品を納めないこと。「会費を—する」
たい‐のう【胎嚢】
哺乳動物の妊娠初期において、胎児を包んでいる嚢状(のうじょう)物。中に羊水を満たし、羊膜・尿膜・漿膜(しょうまく)...
たいのう‐しょぶん【滞納処分】
租税が滞納されたときに、国家または地方公共団体が滞納者の財産を差し押さえ、公売に付してその売上金から徴収する行政処分。
たい‐の‐うら【鯛ノ浦】
千葉県南部、鴨川市の海岸。タイ生息地で、特別天然記念物に指定。日蓮の誕生に際し大鯛が飛び上がったという伝説の地。妙...
たい‐の‐え【鯛の餌】
ウオノエ科の甲殻類のうち、タイの口の中に寄生するものの総称。体長2〜4センチで、淡黄色ないし乳白色。
鯛(たい)の尾(お)より鰯(いわし)の頭(あたま)
大きい団体で人の後に従うよりは、小さな団体でもそのかしらとなるほうがよいということ。
たいのみそず【鯛の味噌津】
大田南畝の咄本(はなしぼん)。安永8年(1779)刊。
たいのむこ‐げんぱち【鯛の婿源八】
マツカサウオの別名。
たい‐の‐や【対の屋】
寝殿造りで、主人の起居する寝殿に対して東・西や北につくった別棟の建物。妻や子女が住み、透渡殿(すきわたどの)や渡殿...
たいのや‐づくり【対の屋造(り)】
屋根の形式の一。切妻造りで、庇(ひさし)を設けたもの。
たい‐は【大破】
[名](スル) 1 物がひどくこわれること。また、ひどくこわすこと。「事故で車体が—する」→中破 →小破 2 相手...
たい‐はい【大杯/大盃】
大きなさかずき。大白。
たい‐はい【大旆】
1 日月と昇竜・降竜とを描いた大きな旗。昔、中国で、天子または将軍が用いた。 2 堂々たる旗印。「自由平等の—を掲げる」
たい‐はい【大敗】
[名](スル) 1 ひどく負けること。スポーツなどで大差で敗れること。おおまけ。「味方のミスが続いて—する」「宿敵...
たい‐はい【退廃/頽廃】
[名](スル) 1 衰えてすたれること。くずれ荒れること。廃頽。「旧家が—する」 2 道徳的な気風がすたれて健全な...
たい‐はい【帯佩/体配/体拝】
1 太刀を身に帯びること。また、その姿。「容儀—絵にかくとも筆に及びがたし」〈平家・五〉 2 芸能や武術の、身の構...
たいはい‐げいじゅつ【退廃芸術】
《(ドイツ)Entartete Kunst》ナチス‐ドイツが、愚劣で非道徳的なものとして排斥した近代美術作品のこと...
たいはいしまい【退廃姉妹】
島田雅彦の長編小説。第二次大戦後の東京で、自宅を進駐軍向けの慰安所にして生き抜こうとする姉妹の姿を描く。平成17年...
たいはい‐てき【退廃的】
[形動]道徳的にくずれて不健全なさま。デカダン。「—な時代の風潮」
たいはい‐にち【大敗日】
暦注の一。大凶日として、合戦などを嫌うという日。
たいはいのこんげんについて【退廃の根源について】
小田切秀雄による文芸評論。昭和28年(1953)「思想」誌に発表。日本のプロレタリア文学運動を文学史の中に再定義す...
たいはい‐は【退廃派】
⇒デカダンス
たい‐はく【大白】
「大杯(たいはい)」に同じ。「—を挙げて…祝せざるを得ず」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
たい‐はく【太白】
1 「太白星」の略。 2 絹糸の太く白いもの。 3 精製した純白の砂糖。たいはくさとう。 4 サツマイモの一品種。...
たいはく【太白】
仙台市南部の区名。新興住宅地。
たい‐はく【戴白】
頭に白髪をいただくこと。頭髪が白いこと。また、その人。老人。
たいはく‐あめ【太白飴】
精製した純白の砂糖を練り固めて作った飴。
たいはく‐く【太白区】
⇒太白
たいはく‐さんみゃく【太白山脈】
⇒テベクさんみゃく 金史良の長編歴史小説。昭和18年(1943)「国民文学」誌に発表した日本語作品。 金達寿の長編...
たいはく‐じん【太白神】
陰陽道(おんようどう)で、方角神の名。金星の精で、大将の姿をし、兵事や凶事をつかさどる。日ごとに遊行の方角を変え、...