たい‐ほん【大本】
基礎になるもの。おおもと。「爰(ここ)が家内の治る—とも謂つべく」〈紅葉・二人女房〉
たい‐ぼ【大母/太母】
祖母。おおば。
たい‐ぼう【大望】
⇒たいもう(大望)
たい‐ぼう【体貌】
からだつきと顔つき。すがたかたち。容貌。
たい‐ぼう【耐乏】
物資のとぼしい状態を耐え忍ぶこと。「—生活」
たい‐ぼう【待望】
[名](スル)物事の実現や出現を待ち望むこと。待ちこがれること。「—の新人」「福祉施設の充実を—する」
たいぼう‐しき【戴帽式】
看護学校(看護学科)で規定の課程を修了した後、初めて看護帽を着用する式。
たい‐ぼうちょう【体膨張】
熱による物体の体積の膨張。
たいぼうちょう‐けいすう【体膨張係数】
⇒体膨張率
たいぼうちょう‐りつ【体膨張率】
物体の温度をセ氏1度上げたときの体積の増加量と、もとの体積との比。線膨張率の約3倍となる。体膨張係数。
たい‐ぼく【大木】
大きな木。大樹。巨木。
たい‐ぼく【台墨】
他人を敬って、その手紙をいう語。芳墨。台書。台翰(たいかん)。
大木(たいぼく)の下(した)に小木(しょうぼく)育(そだ)つ
大きな勢力をもつもののもとには、その庇護(ひご)を受けているものが多くいることのたとえ。
大木(たいぼく)は風(かぜ)に折(お)られる
大木は風当たりが強く折られやすい。高い地位にいる人は、他人からねたみや非難を受けやすいことのたとえ。
たい‐ぼん【大犯】
《「だいぼん」とも》大きな罪。重大な罪。大罪。「この重衡卿—の悪人たるうへ」〈平家・一一〉
たいぼん‐げじょう【退凡下乗】
仏語。摩訶陀(まかだ)国王の頻婆娑羅(びんばしゃら)によって釈迦説法の地、霊鷲山(りょうじゅせん)に建てられた2本...
たいぼん‐さんかじょう【大犯三箇条】
鎌倉時代、守護に与えられた職務権限。大番役の催促と謀反人および殺害人の追捕の三条をいう。
タイボー
《Tokyo Interbank Offered Rate》東京オフショア市場での銀行間における為替取引金利。ユー...
タイポ
1 「タイポグラフィカルエラー」の略。 2 「タイポグラファー」の略。
タイポグラファー
活字の製造・植字・印刷など活版印刷に関する知識と技術をもつ専門家。タイポ。
タイポグラフィカル‐エラー
印刷物の誤植。転じて、パソコンのキーボードなどによる文字の打ち間違えや誤変換。タイポ。
タイポグラフィー
1 活版印刷術。 2 印刷の体裁上の、文字の書体・大きさ・配列の仕方など視覚効果の総称。
タイポグリセミア‐げんしょう【タイポグリセミア現象】
単語の文字順が変わっても、語頭と語末の文字が正しければ、問題なく読めてしまう現象。たとえば「はめじしまて」という文...
タイポスクワッティング
有名な企業やウェブサイトのものに似たドメイン名を取得し、利用者によるURLの入力ミスを悪用して別のウェブサイトに誘...
タイポロジー
類型論。類型学。
たいま【当麻】
奈良県北西部、葛城(かつらぎ)市の地名。二上山(にじょうさん)のふもとにある。
たい‐ま【大麻】
1 幣(ぬさ)を敬っていう語。おおぬさ。 2 伊勢神宮などで授ける神符。 3 アサの別名。また、その葉や樹脂から製...
たい‐ま【対馬】
1 「平手(ひらて)2」に同じ。 2 将棋の技量が互角であること。
たい‐まい【大枚】
《昔、中国の銀貨の餅銀(へいぎん)の大きいものをいったところから》金額の大きいこと。また、多額のお金。大金(たいき...
たい‐まい【瑇瑁/玳瑁】
ウミガメ科のカメ。甲長約1メートル。背面の甲は黄褐色に黒褐色の斑紋があり、鱗板(りんばん)は瓦状に重なり合う。口の...
たい‐まく【胎膜】
胎児を包む膜状のもの。漿膜(しょうまく)・羊膜・尿膜からなる。
たいまけんきゅうしゃ‐めんきょ【大麻研究者免許】
大麻取締法に基づいて、研究を目的として大麻草を栽培または大麻を使用する者に対して、都道府県知事が与える免許の通称。...
たいま‐ごうきん【耐摩合金】
⇒減摩合金
たいまさいばいしゃ‐めんきょ【大麻栽培者免許】
大麻取締法に基づいて、繊維や種子の採取を目的として大麻草を栽培する者に対して、都道府県知事が与える免許の通称。→大...
たい‐まさつ【耐摩擦】
激しい摩擦に耐え、変質しないこと。「—性」
たいま‐し【大麻糸】
アサの繊維から作った糸。
たいま‐そう【大麻草】
⇒麻1
たい‐まつ【松明/炬】
《「たきまつ(焚松)」の音変化か》松の樹脂の多い部分を細かく割り、束ねたもの。火をつけて照明に用いた。のち、竹やア...
たい‐まつ・る【奉る】
[動ラ四]「たてまつる」の音変化。「かぢとりして幣(ぬさ)—・らするに」〈土佐〉
たいま‐でら【当麻寺】
奈良県葛城(かつらぎ)市にある高野山真言宗および浄土宗兼宗の寺。正称は二上山禅林寺。推古天皇20年(612)聖徳太...
たいまとりあつかいしゃ‐めんきょ【大麻取扱者免許】
大麻取締法に規定される大麻取扱者に対して、都道府県知事が交付する免許。大麻取扱者とは、繊維もしくは種子を採取する目...
たいま‐とりしまりほう【大麻取締法】
麻薬の原料となる大麻およびその製品の栽培・所持・譲渡・使用などを取り締まる法律。昭和23年(1948)施行。薬物四...
たいま‐の‐けはや【当麻蹴速】
垂仁天皇時代の力持ちで、相撲の祖とされる人。大和国当麻の住人。朝廷に召されて、野見宿禰(のみのすくね)と力比べをし...
たいま‐まんだら【当麻曼荼羅】
当麻寺に伝わる阿弥陀浄土変相図。観無量寿経に基づくもので、縦横約4メートル。天平宝字7年(763)藤原豊成の娘法如...
たいままんだらえんぎ【当麻曼荼羅縁起】
鎌倉中期の絵巻。2巻。当麻曼荼羅の製作にまつわる説話を描いたもの。鎌倉市光明寺蔵。
たいま‐もの【当麻物】
鎌倉中期、当麻寺付近に住んでいた刀工の作った刀。国行・国清など。
たいま‐ゆ【大麻油】
アサの種子から採取した油。ペンキ・ワニス・石鹸(せっけん)などの原料とするほか、灯油としても用いる。あさのみあぶら。
たいま‐れき【大麻暦】
毎年、伊勢神宮の神宮司庁から発行されるこよみ。
たいまん
1 不良少年少女が用いる語で、一対一の喧嘩(けんか)のこと。決闘罪の決闘に当たる場合がある。 2 一対一での勝負や...
たい‐まん【怠慢】
[名・形動]当然しなければならないことをしないこと。なまけて、おろそかにすること。また、そのさま。「—な行政」「職務—」