だんごう‐こうい【談合行為】
競売(けいばい)または入札に際して、複数の競争者があらかじめ入札価格や落札者などを話し合って決めること。→入札談合
だんごう‐ざい【談合罪】
競売(けいばい)や入札の競争者たちが、あらかじめ相談して誰が落札するかを決め、入札価格の調整などをする罪。→競売等妨害罪
だんごう‐ずく【談合尽く】
話し合いのうえで決めること。相談ずく。「—で事態を収拾する」
だんごう‐ばしら【談合柱】
相談相手として頼る人。「これからが大事の思案、火燵(こたつ)のやぐらを—」〈浄・淀鯉〉
だん‐ごく【断獄】
1 罪を裁くこと。断罪。 2 罪を裁いて斬罪に処すること。打ち首。死罪。
だんご‐ざか【団子坂】
東京都文京区千駄木から谷中(やなか)・上野に通じる坂。明治時代、菊人形の名所。
だんご‐じょう【団子状】
1 団子のような丸い形。 2 多くのものが、ひとかたまりになった状態。「先頭集団が—になったレース展開」
だんごっ‐ぱな【団子っ鼻】
「団子鼻」に同じ。
だんご‐ばな【団子鼻】
先が団子のように丸い形をした鼻。だんごっぱな。
だんご‐むし【団子虫】
オカダンゴムシ科の甲殻類。体長14ミリくらい。灰褐色から青灰色。全体がかまぼこ形で、触れると体を丸める。倒木や石の...
だんご‐レース【団子レース】
互いに同じような実力であるために、なかなか優劣がつかない競争。
だん‐さ【段差】
1 碁(ご)・将棋(しょうぎ)・武道などの段位の差。 2 段状の高低の差。「車道と歩道との—」
だん‐さい【断裁】
[名](スル)紙などを、たち切ること。また、不要の書類などを切断・破棄すること。裁断。「規格に合わせて—する」
だんさい‐き【断裁機】
紙などを寸法に合わせてたち切ったり、また製本したもののへりを切り落としたりするのに用いる機械。
ダンサブル
[形動]リズミカルでダンスに適したさま。「—なアレンジ」
だんさん‐かじょ【団散花序/団繖花序】
短い花軸に柄のない花が密集してつく花序。ワレモコウ・ヤマボウシなどでみられ、上から順に下へと咲く。団集花序。
ダンサー
1 西洋舞踊の踊り手。舞踊家。 2 ダンスホールで、客の相手をして踊ることを職業とする女性。
だん‐ざ【団座/団坐】
多人数が円形にすわること。まどい。車座。
だん‐ざい【断罪】
[名](スル) 1 罪をさばくこと。罪に対して判決を下すこと。断獄。「責任者を—する」 2 斬首の刑。斬罪。うちく...
だんざえもん【弾左衛門】
江戸時代、関八州および陸奥・甲斐・伊豆・駿河の12か国のえた・非人を支配した頭(かしら)代々の称。江戸に拠点を置いた。
たんざん‐じんじゃ【談山神社】
奈良県桜井市多武峰(とうのみね)にある神社。祭神は藤原鎌足(ふじわらのかまたり)。鎌足の子、定慧(じょうえ)により...
だん‐し【男子】
1 男の子。男児。⇔女子。 2 男性。おとこ。また、一人前のおとこ。「—の本懐」⇔女子。
だん‐し【断嘴】
養鶏で、鶏どうしの尻つつきや羽食いなどを防ぐため、くちばしの先端を切り落とすこと。
だん‐し【弾糸】
1 琴・三味線などの弦楽器をひくこと。 2 胞子を散布する糸状の器官。スギナでは胞子に付着し、苔類では胞子嚢(ほう...
だん‐し【弾指】
[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》 1 仏語。 ㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾...
だん‐し【弾詞】
中国の語り物の一。明から清にかけて流行、現在でも南方で行われ、琵琶・三弦・洋琴などを伴奏にする。
だん‐し【檀紙】
和紙の一。楮(こうぞ)を原料とし、縮緬(ちりめん)状のしわがある上質の和紙。大きさによって大高・中高・小高に分けら...
男子(だんし)家(いえ)を出(い)ずれば七人(しちにん)の敵(てき)あり
男が世間に出て活躍すると、多くの敵ができるものだ。
だんし‐きょう【弾指頃】
「弾指の間」に同じ。「三過門間の老病死一—去来今とも、彼様の事をや申すべき」〈太平記・三〇〉
だんし‐こう【男子校】
男子のみを対象として教育を行う学校。→別学
だんし‐こう【男子高】
《「男子高等学校」の略》生徒を男子に限定する高等学校。
だんし‐しきじょうしょう【男子色情症】
⇒サチリアージス
だんし‐すいちく【弾糸吹竹】
琴などをひき、笛などを吹くこと。音曲を楽しむこと。
だんしち【団七】
浄瑠璃「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」の登場人物。元禄8年(1695)ころ、大坂の高津祭礼の宵宮に長町裏で...
だんしち‐じま【団七縞】
柿色の太い碁盤縞。団七の衣装に用いられ、一般に流行した。
だん‐しつ【暖室/煖室】
あたたかい部屋。暖房などを用いてあたためた部屋。温室。
だんしつ‐きりゅう【暖湿気流】
⇒暖湿流
だんしつ‐りゅう【暖湿流】
暖かい湿った空気の流れ。日本では梅雨前線の時期や、台風または低気圧の通過に伴って南側から大気下層に暖湿流が流れ込み...
男子(だんし)の一言(いちげん)金鉄(きんてつ)の如(ごと)し
男がいったん口に出した言葉は、堅く守って破ることはない。
だんし‐の‐かん【弾指の間】
指をはじくだけのきわめて短い時間。「芭蕉の断末魔も既にもう、—に迫ったのであろう」〈芥川・枯野抄〉
だん‐しゃく【男爵】
1 もと五等爵の第五位。→爵 2 「男爵芋」の略。
だんしゃく‐いも【男爵芋】
ジャガイモの一品種。やや球形で、目のところのくぼみが深い。明治40年(1907)北海道の川田男爵が米国から導入。生...
だん‐しゅ【断酒】
[名](スル)《古くは「だんじゅ」とも》きっぱりと酒をやめること。禁酒。
だん‐しゅ【断種】
[名](スル)精管や卵管の手術などによって生殖機能を除くこと。
だん‐しゅ【檀主】
施主。檀越(だんおつ)。「—大きに哭(な)きて言はく」〈霊異記・中〉
だん‐しゅう【男囚】
男性の囚人。
だんしゅうひゃくわ【団州百話】
9世市川団十郎による芸談。松居松翁(松葉)の編纂により、明治36年(1903)に刊行。
だんしゅ‐かい【断酒会】
アルコール依存症の人が自発的に飲酒をやめるために、本人や家族などが定期的に集まって体験談を語り合う自助グループ。
だんしゅ‐ほじょざい【断酒補助剤】
アルコール依存症の治療に使われる薬。中枢神経に作用して飲酒の欲求を抑える。
だんしゅ‐やく【断酒薬】
⇒抗酒剤