だん‐ぜつ【断絶】
[名](スル) 1 続いてきたもの、受け継がれてきたものが、絶えること。廃絶すること。「家が—する」 2 結びつき...
だん‐ぜん【断然】
[ト・タル][文][形動タリ]態度のきっぱりとしているさま。また、最後まで押しきって物事をやり遂げるさま。「政府は...
だん‐そ【断礎】
こわれた礎石。「零落せる城壁、都市の—」〈竜渓・経国美談〉
だん‐そう【男装】
[名](スル)女性が、男性の服装をしたり男性に扮装したりすること。「—の麗人」
だん‐そう【断想】
折に触れて浮かんでくる断片的な考え。また、それを記したもの。「—を綴る」
だん‐そう【断層】
1 地層や岩石が割れ目を生じ、それを境にして両側に食い違いを生じているもの。また、その割れ目。 2 意見や考え方な...
だん‐そう【弾奏】
[名](スル) 1 弦楽器を演奏すること。「ギターを—する」「—楽器」 2 人を弾劾して上奏すること。
だん‐そう【弾倉】
連発銃で、補充用の弾丸をこめる部分。
だん‐そう【談叢/談藪】
1 話のたねが尽きないこと。また、豊富な話題。「実に滑稽の—、落語の淵海と謂うべし」〈増山守正・西京繁昌記〉 2 ...
だんそう‐うんどう【断層運動】
地下の岩盤に力が加わり、断層面を境に急速にずれ動くこと。地震の原因となる。
だんそう‐かいがん【断層海岸】
断層崖(だんそうがい)からなる海岸。直線状の切り立った急斜面をつくる。
だんそう‐かくれき【断層角礫】
断層の形成に伴い、岩石が破砕されて生じた角張った礫岩。
だんそう‐がい【断層崖】
断層運動によって生じた急斜面。地表に露出した断層面など。
だんそう‐ガウジ【断層ガウジ】
《fault gouge》断層の運動によって岩石が破砕され、粘土のように粒径が小さくなった部分。
だんそう‐こ【断層湖】
断層運動によって生じた凹地にできた湖。諏訪湖など。
だんそう‐こく【断層谷】
断層の変位によって生じた谷。
だんそう‐さつえい【断層撮影】
体内の任意の断面を撮影する方法。X線や核磁気共鳴を利用したものなどがあり、肺結核の病巣や腫瘍などの発見・診断に用いる。
だんそう‐さんち【断層山地】
断層運動によって形成された山地。両側または片側が断層崖で限られている。地塁や傾動地塊など。
だんそう‐せん【断層線】
断層面と地表面とが交わる線。
だんそう‐たい【断層帯】
多数の断層面が密集する帯状の地域。
だんそう‐ねんど【断層粘土】
断層面に沿って岩石が細かに砕かれ、粘土状になったもの。
だんそうはさい‐たい【断層破砕帯】
⇒破砕帯
だんそうへんい‐ちけい【断層変位地形】
同所で繰り返し起こる断層運動による特徴的な地形。隣り合う地殻が相対的に縦方向に変位すると断層崖または撓曲(とうきょ...
だんそう‐ぼんち【断層盆地】
断層運動によって沈降して生じた盆地。周縁の少なくとも一方は断層崖で限られている。
だんそう‐めん【断層面】
断層でずれを生じた面。
だんそん‐じょひ【男尊女卑】
男性を重くみて、女性を軽んじること。また、そのような考え方や風習。⇔女尊男卑。
だん‐ぞう【檀像】
白檀(びゃくだん)・栴檀(せんだん)などを用いて作った彫像。平安時代に多くみられる。
だん‐ぞく【断続】
[名](スル)時々とぎれながら続くこと。「強い雨が—して降る」「—的に聞こえる」
だんぞく‐き【断続器】
電路を遮断したり規則的に開閉させたりする装置。電鈴などに用いる。インタラプター。
だんぞく‐てき【断続的】
[形動]途切れたり続いたりするさま。「朝から—に雨が降る」
だん‐ぞめ【段染(め)】
布帛(ふはく)や糸を種々の色で横段に染めること。また、染めたもの。だんだら染め。
だん‐たい【団体】
1 ある目的のために、人々が集まって一つのまとまりとなったもの。「—で見学する」「—旅行」「—割引」 2 二人以上...
だん‐たい【弾帯】
1 機関銃の銃弾を連結した帯。 2 銃弾を収納して身に着ける帯。 3 銃弾や砲弾に自旋運動を行わせるために、弾丸に...
だん‐たい【暖帯】
温帯のうち、亜熱帯に近い地帯。暖温帯。
だんたいいにん‐じむ【団体委任事務】
法律または政令により、国または他の地方公共団体から当該地方公共団体に委任される事務。平成11年(1999)廃止、自...
だんたい‐おいぬききょうぎ【団体追(い)抜き競技】
《単に「追い抜き」、または「団体追い抜き」とも》⇒チームパシュートレース
だんたい‐きかく【団体規格】
国内の業界団体や学会などが制定し、その団体内で適用される規格。例えば、ARIB(電波産業会)が制定する標準規格など。
だんたい‐きょうぎ【団体競技】
集団またはチームが対抗して行う競技。野球・サッカー・ラグビーなどのチームスポーツのほか、運動会の玉入れ・綱引きなど...
だんたい‐きょうやく【団体協約】
個人と団体との間または団体相互間で結ばれる契約。労働協約など。
だんたい‐けんきん【団体献金】
政治献金の一つ。宗教団体・労働組合・業界団体などから政党が直接または政治資金団体を経由して受け取る献金。企業献金と...
だんたい‐こうしょう【団体交渉】
労働組合や争議団が、使用者またはその団体と労働条件その他について交渉すること。団交。
だんたいこうしょう‐けん【団体交渉権】
労働者が団結して使用者と団体交渉をする権利。憲法の保障する労働基本権の一。
だんたいしんよう‐せいめいほけん【団体信用生命保険】
住宅ローンを組んだ人が、ローン返済途中で死亡または高度障害などになった場合に、金融機関のローン残高を塡補する目的の...
だんたい‐せん【団体戦】
スポーツ競技などで、複数の人間がひと組となって他の組と戦うこと。また、その形式・試合。形式は、競技によってさまざま...
だんたいとう‐きせいれい【団体等規正令】
ポツダム政令の一。民主主義・平和主義の健全な育成のため、軍国主義的、極端な国家主義的、暴力主義的、反民主主義的な団...
だんたい‐ほけん【団体保険】
企業などの団体の代表者が保険契約者となり、その団体に所属する者を一括して被保険者とする保険。
だんたい‐りん【暖帯林】
暖帯に発達する森林。カシ・シイ・クスノキなどの常緑広葉樹を主とする。日本では九州・四国と、本州中南部に分布。暖温帯林。
だん‐たくま【団琢磨】
[1858〜1932]実業家。福岡の生まれ。米国に留学。工部省三池鉱山局に勤務後、三井に移り、のち、三井合名会社理...
だん‐だら【段だら】
1 いくつにも段になっていること。だんだん。「—模様」 2 「段だら縞」の略。 3 「段だら染め」の略。
だんだら‐ざか【段だら坂】
段状にしだいに高くなっている坂。段のある坂。