だん‐こう【断口】
1 物を断ち切った面。断面。きりくち。きれくち。 2 鉱物が外力を受け、劈開(へきかい)面以外の方向で割れたときに...
だん‐こう【断交】
[名](スル)交際をやめること。特に、国家間の交流を絶つこと。「領土問題をめぐって両国が—する」
だん‐こう【断行】
[名](スル)困難や反対を押しきって強い態度で実行すること。「機構改革を—する」
だん‐こう【檀香】
香木の栴檀(せんだん)・白檀・紫檀などの総称。
だん‐こう【断郊】
郊外の田野、森林などを横断すること。「—競走」
だん‐ごう【談合】
[名](スル)《古くは「だんこう」》 1 話し合うこと。相談。「—したうえで決定する」 2 「談合行為」「入札談合...
だんこう‐き【暖候期】
一年のうち、夏とその前後の期間。気象庁の統計では4〜9月としている。→暖候期予報 →寒候期
だんこう‐きょうそう【断郊競走】
⇒クロスカントリー
だんこうき‐よほう【暖候期予報】
気象庁が発表する季節予報の一つ。6〜8月の平均気温・合計降水量・梅雨時期(6〜7月、沖縄・奄美は5〜6月)の合計降...
だんこう‐ばい【檀香梅】
1 クスノキ科の落葉低木。山地に自生。葉は卵形。雌雄異株。早春、葉より先に、黄色の小花が並んで咲く。実は丸く、熟す...
だん‐ごく【暖国】
《「だんこく」とも》あたたかい気候の国・地方。
だん‐こん【男根】
男性の外部生殖器。陰茎。なんこん。
だん‐こん【弾痕】
弾丸の当たったあと。
だんこん‐き【男根期】
精神分析の用語。肛門期に続く小児性欲発達の第三段階。3〜6歳ぐらいまでの、性器が性感の場所になるが、性の対象を求め...
だんこん‐すうはい【男根崇拝】
生殖器崇拝の一。男根を、多産・豊穣・開運をもたらす呪力をもつものとして崇拝すること。古代から行われ、天然の木石また...
だん‐ご【団子】
1 米や雑穀の粉をこねて丸め、蒸したりゆでたりしたもの。あん・きな粉をまぶしたり、焼いて醤油をつけたりして食べる。...
だん‐ご【段碁】
囲碁で、初段以上の技量。また、その技量のある人。
だんごう‐うけおい【談合請負】
複数の請負人があらかじめ入札価格や利益分配などについて話し合いをしておいて、請負入札すること。
だんご‐うお【団子魚】
1 カサゴ目ダンゴウオ科の海水魚。体長1〜3センチ。体は球形に近く、腹びれの変形した吸盤で岩などにつく。晩冬から早...
だんごう‐こうい【談合行為】
競売(けいばい)または入札に際して、複数の競争者があらかじめ入札価格や落札者などを話し合って決めること。→入札談合
だんごう‐ざい【談合罪】
競売(けいばい)や入札の競争者たちが、あらかじめ相談して誰が落札するかを決め、入札価格の調整などをする罪。→競売等妨害罪
だんごう‐ずく【談合尽く】
話し合いのうえで決めること。相談ずく。「—で事態を収拾する」
だんごう‐ばしら【談合柱】
相談相手として頼る人。「これからが大事の思案、火燵(こたつ)のやぐらを—」〈浄・淀鯉〉
だん‐ごく【断獄】
1 罪を裁くこと。断罪。 2 罪を裁いて斬罪に処すること。打ち首。死罪。
だんご‐ざか【団子坂】
東京都文京区千駄木から谷中(やなか)・上野に通じる坂。明治時代、菊人形の名所。
だんご‐じょう【団子状】
1 団子のような丸い形。 2 多くのものが、ひとかたまりになった状態。「先頭集団が—になったレース展開」
だんごっ‐ぱな【団子っ鼻】
「団子鼻」に同じ。
だんご‐ばな【団子鼻】
先が団子のように丸い形をした鼻。だんごっぱな。
だんご‐むし【団子虫】
オカダンゴムシ科の甲殻類。体長14ミリくらい。灰褐色から青灰色。全体がかまぼこ形で、触れると体を丸める。倒木や石の...
だんご‐レース【団子レース】
互いに同じような実力であるために、なかなか優劣がつかない競争。
だん‐さ【段差】
1 碁(ご)・将棋(しょうぎ)・武道などの段位の差。 2 段状の高低の差。「車道と歩道との—」
だん‐さい【断裁】
[名](スル)紙などを、たち切ること。また、不要の書類などを切断・破棄すること。裁断。「規格に合わせて—する」
だんさい‐き【断裁機】
紙などを寸法に合わせてたち切ったり、また製本したもののへりを切り落としたりするのに用いる機械。
ダンサブル
[形動]リズミカルでダンスに適したさま。「—なアレンジ」
だんさん‐かじょ【団散花序/団繖花序】
短い花軸に柄のない花が密集してつく花序。ワレモコウ・ヤマボウシなどでみられ、上から順に下へと咲く。団集花序。
ダンサー
1 西洋舞踊の踊り手。舞踊家。 2 ダンスホールで、客の相手をして踊ることを職業とする女性。
だん‐ざ【団座/団坐】
多人数が円形にすわること。まどい。車座。
だん‐ざい【断罪】
[名](スル) 1 罪をさばくこと。罪に対して判決を下すこと。断獄。「責任者を—する」 2 斬首の刑。斬罪。うちく...
だんざえもん【弾左衛門】
江戸時代、関八州および陸奥・甲斐・伊豆・駿河の12か国のえた・非人を支配した頭(かしら)代々の称。江戸に拠点を置いた。
たんざん‐じんじゃ【談山神社】
奈良県桜井市多武峰(とうのみね)にある神社。祭神は藤原鎌足(ふじわらのかまたり)。鎌足の子、定慧(じょうえ)により...
だん‐し【男子】
1 男の子。男児。⇔女子。 2 男性。おとこ。また、一人前のおとこ。「—の本懐」⇔女子。
だん‐し【断嘴】
養鶏で、鶏どうしの尻つつきや羽食いなどを防ぐため、くちばしの先端を切り落とすこと。
だん‐し【弾糸】
1 琴・三味線などの弦楽器をひくこと。 2 胞子を散布する糸状の器官。スギナでは胞子に付着し、苔類では胞子嚢(ほう...
だん‐し【弾指】
[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》 1 仏語。 ㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾...
だん‐し【弾詞】
中国の語り物の一。明から清にかけて流行、現在でも南方で行われ、琵琶・三弦・洋琴などを伴奏にする。
だん‐し【檀紙】
和紙の一。楮(こうぞ)を原料とし、縮緬(ちりめん)状のしわがある上質の和紙。大きさによって大高・中高・小高に分けら...
男子(だんし)家(いえ)を出(い)ずれば七人(しちにん)の敵(てき)あり
男が世間に出て活躍すると、多くの敵ができるものだ。
だんし‐きょう【弾指頃】
「弾指の間」に同じ。「三過門間の老病死一—去来今とも、彼様の事をや申すべき」〈太平記・三〇〉
だんし‐こう【男子校】
男子のみを対象として教育を行う学校。→別学
だんし‐こう【男子高】
《「男子高等学校」の略》生徒を男子に限定する高等学校。