ちゃ‐ば【茶葉】
飲料用にする茶の木の葉。→茶
ちゃ‐ばおり【茶羽織】
婦人用の丈の短い羽織。襠(まち)がつかず、共布のひもをつける。半反で作れるので半反羽織ともいう。もと、茶人が用いた。
ちゃ‐ばこ【茶箱】
1 葉茶を運送・貯蔵するのに用いる大形の木箱。湿気を防ぐため、内側にブリキや渋紙などをはる。 2 旅行や野点(のだ...
ちゃばこ‐だて【茶箱点】
茶箱2を用いて行う点茶の方式。主に山野・水辺などの野点で行う。
ちゃ‐ばしら【茶柱】
番茶などをついだとき、茶碗の中に立って浮いている茶の茎。俗に吉兆であるといわれる。「—が立つ」
ちゃ‐ばたけ【茶畑】
茶の木を植えた畑。茶園。《季 春》「—に入日しづもる在所かな/竜之介」
ちゃ‐ばな【茶花】
茶室の床(とこ)に生ける花。季節に応じた花を投げ入れの方法で生ける。
ちゃ‐ばなし【茶話】
茶飲み話。さわ。 [補説]書名別項。→茶話
ちゃばなし【茶話】
薄田泣菫の随筆集。大正4年(1915)から昭和5年(1930)にかけて新聞・雑誌に連載したコラムをまとめたもの。第...
ちゃばね‐ごきぶり【茶翅蜚蠊】
ゴキブリの一種。体長11ミリくらい。全体に薄茶色で、前胸の背側に八の字状の黒紋がある。屋内にすみ、雑食性。近縁のモ...
ちゃばね‐せせり【茶翅挵蝶】
セセリチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張3センチくらいで黒褐色。前翅には環状に大小の白点の列がある。草原に多く、敏...
ちゃ‐ばら【茶腹】
茶をたくさん飲んだときの腹ぐあい。また、茶をたくさん飲んで空腹を紛らすこと。
茶腹(ちゃばら)も一時(いっとき)
茶を飲んでも、しばらくの間は空腹をしのぐことができる。わずかなものでも、一時しのぎになることのたとえ。
ちゃ‐ばん【茶番】
1 客のために茶の用意や給仕をする者。 2 こっけいな即興寸劇。江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、18世紀中ごろ一般に広...
ちゃばん‐きょうげん【茶番狂言】
「茶番2」に同じ。
ちゃばん‐げき【茶番劇】
「茶番3」に同じ。「相も変わらぬ与野党の—には飽き飽きした」