ちゅう‐じきい【中敷居】
上下二段になっている押し入れの中央にある敷居。上下別々に襖(ふすま)などを立てるときに取り付ける。なかじきい。
ちゅう‐じく【中軸】
1 物の中心を貫く軸。 2 物事の中心となる大切な事柄。また、そのような人物。「委員会の—」「—打者」
ちゅうじ‐くう【中耳腔】
⇒鼓室
ちゅうじ‐こう【中耳腔】
《「ちゅうじくう」とも》⇒鼓室
ちゅうじ‐しぎ【中地鷸】
シギ科の鳥。全長26センチくらい。シベリア北東部で繁殖。日本では春・秋に渡来し、湿地などでみられる。
ちゅう‐じしん【中地震】
マグニチュード5以上7未満の規模の地震。大地震と小地震の中間にあたる。震央付近では被害が出ることがある。→マグニチュード
ちゅうじたびにっき【忠次旅日記】
伊藤大輔監督による映画の題名。昭和2年(1927)公開。全3部。出演、大河内伝次郎、中村英雄、伏見直江ほか。
ちゅう‐じつ【忠実】
[名・形動] 1 まごころをこめてよくつとめること。また、そのさま。「職務に—な人」「—な臣下」「—に任務を遂行す...
ちゅうじつ‐ぎむ【忠実義務】
職務などを忠実に行う義務のこと。会社法第355条では、取締役が株式会社のために、職務を忠実に行う義務があることを定...
ちゅうじつ‐しょくぶつ【中日植物】
⇒中性植物
ちゅう‐じゃく【鍮石】
真鍮(しんちゅう)のこと。
ちゅうじゃく‐もん【鍮石門】
扉に真鍮(しんちゅう)の化粧金具を取り付けた門。中雀門(ちゅうじゃくもん)。
ちゅうじゃく‐もん【中雀門】
⇒鍮石門(ちゅうじゃくもん)
ちゅう‐じゅ【中寿】
長寿の段階を上中下に分けた中位の年齢。80歳とも100歳ともいう。→三寿
ちゅう‐じゅ【中綬】
大綬と小綬との中間の綬。首から提げるためのリボンで、旭日中綬章・瑞宝中綬章などの勲章を身につけるのに用いる。
ちゅう‐じゅん【中旬】
月の11日から20日までの10日間。中澣(ちゅうかん)。→上旬 →下旬
ちゅう‐じゅん【忠純】
忠義一途(いちず)なこと。
ちゅう‐じゅん【忠順】
[名・形動]真心があって従順であること。また、そのさま。「—なる言語、—なる顔容は」〈中村訳・西国立志編〉
ちゅう‐じょ【忠恕】
自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いこと。「君の—僕に其姓名を告げざるも」〈織田訳・花柳春話〉
ちゅう‐じょ【誅鋤】
[名](スル) 1 鋤(すき)で掘りおこして雑草を根絶やしにすること。 2 悪人などを殺して絶滅すること。「梗命(...
ちゅう‐じょう【中将】
1 軍人の階級の一。将官の第二位で、大将の下、少将の上。 2 律令制で、近衛府(このえふ)の次官。少将の上で、少将...
ちゅう‐じょう【中情】
心のうち。心中。内心。
ちゅう‐じょう【拄杖】
⇒しゅじょう(拄杖)
ちゅう‐じょう【柱状】
柱に似た形。
ちゅう‐じょう【衷情】
うそやいつわりのない、ほんとうの心。衷心。「—を披瀝(ひれき)する」
ちゅうじょう‐グラフ【柱状グラフ】
統計で度数分布を示すグラフの一。横軸上に階級、縦軸上に度数を目盛り、おのおのの階級の上に、度数を高さとする長方形を...
ちゅうじょう‐ず【柱状図】
⇒地質柱状図
ちゅうじょう‐せつり【柱状節理】
岩体に入った柱状の割れ目。マグマが冷却固結する際、収縮して生じる。玄武岩では六角柱ができることが多い。兵庫県の玄武...
ちゅうじょうのせいぼ‐せいどう【柱上の聖母聖堂】
《Catedral de Nuestra Señora del Pilar de Zaragoza》⇒ヌエストラセ...
ちゅうじょう‐ひめ【中将姫】
日本の伝説上の人物。右大臣藤原豊成の娘。父の左遷を悲しみ、大和当麻(たいま)寺に入って尼となり、仏行に励んだ徳によ...
ちゅうじょう‐へんあつき【柱上変圧器】
電柱の上部に設置され、高電圧を一般家庭用に100ボルトに下げる変圧器。
ちゅうじょう‐りゅう【中条流】
1 剣術の一派。室町時代の兵法家中条兵庫助長秀を流祖とする。 2 産婦人科・小児科の医術の一派。豊臣秀吉の家臣、中...
ちゅう‐じろ【中白】
1 玄米を半ば白い程度に搗(つ)いた米。ちゅうはく。 2 白味噌と赤味噌との中間の薄い茶色をした味噌。 3 白砂糖...
ちゅう‐じん【中人】
1 才能や能力などが中くらいの人。並の人。普通の人。「才気—に踰(こ)えずと雖(いえど)も」〈中村訳・西国立志編〉...
ちゅう‐じん【中陣】
社寺で、内陣と外陣(げじん)との間にある間(ま)。
ちゅう‐じん【中腎】
脊椎動物の個体発生の過程で前腎に次いで現れる排泄器官。魚類・両生類では腎臓として働き、爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺...
ちゅう‐じん【厨人】
料理人。まかないかた。
ちゅう‐じん【稠人】
多くの人。衆人。「其才—の上にぬきんで」〈逍遥・小説神髄〉
ちゅうじん‐ぼうかん【中腎傍管】
⇒ミュラー管
ちゅうじん‐ゆかん【中腎輸管】
中腎と連絡する排出管。前腎輸管が縦に二分してできる一方のもので、他方はミュラー管となる。魚類・両生類では輸尿管・輸...
ちゅう‐すい【虫垂】
盲腸の下部についている指状の小突起。盲腸の先端が細小となったもので、ヒト・類人猿・ウサギ・ネズミなどにみられる。虫...
ちゅう‐すい【宙水】
⇒ちゅうみず
ちゅう‐すい【注水】
[名](スル)水をそそぎ入れること。また、水をそそぎかけること。「ホースで水槽に—する」
ちゅうすい‐えん【虫垂炎】
虫垂の炎症。初め上腹部やへその辺りに痛みがあり、しだいに右下腹部にうつる。吐き気・発熱などを伴い、悪化して破れると...
ちゅうすい‐しょくぶつ【抽水植物】
水生植物の一型。比較的浅い水中に生え、根は水底の土壌中にあり、葉や茎が水面から出ている植物。アシ・ガマ・ハスなど。...
ちゅうすい‐どう【中水道】
下水を殺菌・消毒して、再び給水するもの。上水道と下水道の中間的意味をもち、工業用水・水洗便所用水などにあてる。
ちゅう‐すいりょくはつでん【中水力発電】
ダムのような大規模な施設を使用せず、河川や用水路などを利用して行う中小規模の水力発電のうち比較的規模の大きなもの。...
ちゅう‐すう【中枢】
1 中心となる大切なところ。重要な部分。「経済の—をなす」「—部」 2 「中枢神経系」または「神経中枢」に同じ。「...
ちゅうすう‐おんど【中枢温度】
⇒深部体温
ちゅうすう‐しゅ【中枢種】
⇒キーストーン種