ちょうよう‐きん【腸腰筋】
大腰筋・小腰筋・腸骨筋の総称。腰椎・骨盤・大腿骨(だいたいこつ)を連結し、股関節や体幹の屈曲に作用する。インナーマ...
ちょうよう‐ざい【腸溶剤】
胃ではなく小腸に入ってから溶解するように作られた製剤。腸液で溶ける皮膜で覆ったりカプセルに入れたりする。
ちょうよう‐たいげつ【朝陽対月】
禅宗絵画の画題の一。一僧が破衣を繕(つくろ)い、一僧が月下に読経する姿を描く。普通は双幅に描かれる。
ちょうよう‐の‐えん【重陽の宴】
重陽の日に催される観菊の宴。→菊の宴
ちょうよう‐の‐じょ【長幼の序】
《「孟子」滕文公上から》年長者と年少者との間にある秩序。子供は大人を敬い、大人は子供を慈しむというあり方。→五倫
ちょうよう‐ほうおう【朝陽鳳凰】
東洋画の画題の一。朝日に鳳凰を描くもの。
ちょうよう‐ぼぶん【朝蠅暮蚊】
《韓愈「雑詩」から》とるに足りない小人物がはびこることのたとえ。
ちょう‐よく【趙翼】
[1727〜1814]中国、清の歴史学者・文学者。陽湖(江蘇省)の人。字(あざな)は雲松、また耘松(うんしょう)。...
蝶(ちょう)よ花(はな)よ
子供を非常にかわいがり大切にするたとえ。多く女児にいう。「—と育てた娘」
ちょう‐らい【頂礼】
仏教の礼法の一。尊者の前にひれ伏し、頭を地につけ、足元を拝する最敬礼。五体投地。ちょうれい。「帰命(きみょう)—」
ちょう‐らい【朝来】
朝からずっと続くこと。朝以来。「—市中の人多き所々に」〈露伴・露団々〉
頂礼(ちょうらい)昂(こう)じて尼(あま)になる
信心が厚すぎて、とうとう仏門に入って尼になる。
ちょうらか・す
[動サ四]からかう。なぶる。ちゃかす。「御台所か姫君のやうに、猫—・してござっても済まぬ事」〈浄・大経師〉 [補説...
ちょう‐らく【長楽】
長く楽しむこと。楽しみが続くこと。
ちょう‐らく【凋落】
[名](スル) 1 花や葉がしぼんで落ちること。「—の秋」 2 おちぶれること。落魄。「一家が—する」 3 容色な...
ちょうらく‐きゅう【長楽宮】
中国、漢の宮殿の名。高祖が修築したもので、皇太后の住居となった長信宮があった。 皇太后宮の異称。
ちょうらく‐じ【長楽寺】
京都市東山区にある時宗の寺。山号は黄台山。延暦年間(782〜806)最澄の創建と伝え、初め天台宗で、南北朝時代に国...
ちょうらく‐もん【長楽門】
平安京内裏内郭十二門の一。南面し、承明門の東にあった。 平安京大内裏朝堂院二十五門の一。南面し、応天門の東にあった...
ちょう‐らん【重巒】
重なりあって連なる山。重嶺。「三里の坦途、一帯の—」〈紅葉・金色夜叉〉
ちょう‐らん【張瀾】
[1872〜1955]中国の政治家。南充県(四川省)の人。字(あざな)は表方。日本に留学後、四川省長・成都師範大学...
ちょう‐り【長吏】
1 中国、漢の官制で、600石以上の俸禄の者。地方では200石から400石くらいの役人。 2 寺の長として、寺務を...
ちょう‐り【調理】
[名](スル) 1 物事をととのえること。調整。「莫大(ばくだい)の歳出を—するの余儀なきに至ったが」〈河上肇・ロ...
ちょうり‐がんぐ【調理玩具】
⇒クッキングトイ
ちょうり‐ざんさ【調理残渣】
飲食店や食品加工場などから出る生ごみ。調理くずや古くなった揚げ油など。
ちょうり‐し【調理師】
調理師法に基づき、都道府県知事から免許を受け、調理の業務に従事する資格を有する者。
ちょうり‐しつ【調理室】
料理をするための設備を備えた部屋。
ちょう‐りつ【町立】
町で設立し、管理・維持すること。また、その施設。「—図書館」
ちょう‐りつ【調律】
[名](スル)楽器の音高を、ある音律に合うようにととのえること。音色や楽器の機構の調整を含めていうこともある。調音...
ちょうりつ‐し【調律師】
楽器の調律を職業とする人。
ちょうり‐パン【調理パン】
⇒おかずパン
ちょうりゃく【長暦】
平安中期、後朱雀天皇の時の年号。1037年4月21日〜1040年11月10日。
ちょう‐りゃく【調略】
はかりごとをめぐらすこと。計略。「危ウイ命ヲワガ—ヲモッテ助ケタレバ」〈天草本伊曽保・パストルと狼〉
ちょう‐りゅう【長流】
川の長大な流れ。 [補説]書名別項。→長流
ちょう‐りゅう【長旒】
幅が狭く丈の長い旗。
ちょう‐りゅう【潮流】
1 潮の流れ。海水の流れ。特に、潮汐(ちょうせき)によって生じる海水の流れ。 2 時勢の動き。時代の傾向。「時代の...
ちょうりゅう【長流】
荻原井泉水の句集。昭和39年(1964)刊。昭和21年(1946)から昭和35年(1960)頃までの作品を収める。
ちょう‐りゅうじょうはん【超粒状斑】
太陽の光球面に見られる大きさ約3万キロメートルの模様。粒状斑より大きく、平均寿命は20時間程度。ガスが対流によって...
ちょう‐りゅうたい【超流体】
まったく粘性がない超流動の状態にある流体。液体ヘリウムは絶対零度に近い極低温のもとで超流体になる。
ちょう‐りゅうどう【超流動】
液体ヘリウムが、絶対零度に近い極低温のもとで、粘性を失って毛細管中を抵抗なく流れる特異な現象。
ちょうりゅう‐はつでん【潮流発電】
潮流のエネルギーを利用した発電。海峡など潮の流れの速い海域に設置した水車を潮流で回転させて発電機を動かし、電気をつ...
ちょう‐りょう【張良】
[?〜前168]中国、前漢創業の功臣。新鄭(河南省)の人。字(あざな)は子房。韓の貴族の出身で、秦の始皇帝の暗殺に...
ちょう‐りょう【張陵】
中国、後漢末の道士。五斗米道(ごとべいどう)の開祖。沛(はい)(江蘇省)の人。蜀(しょく)の鶴鳴山に入って仙道を学...
ちょう‐りょう【跳梁】
[名](スル)はねまわること。転じて、好ましくないものが、のさばりはびこること。「悪鬼が—する」
ちょうりょう‐ばっこ【跳梁跋扈】
[名](スル)悪者などが勢力をふるい、好き勝手にふるまうこと。「悪徳商法が—する」
ちょう‐りょく【張力】
物体内の任意の断面に、垂直に、面を互いに引っ張るように働く応力。液体では通常、表面積を小さくしようとする一種の張力...
ちょう‐りょく【潮力】
潮の干満による海面の水位の差によって生じるエネルギー。
ちょう‐りょく【聴力】
聴覚器官の、音を聴き取る能力。高低・強弱・音色などを識別する能力。
ちょうりょく‐けい【聴力計】
⇒オーディオメーター
ちょうりょく‐はつでん【潮力発電】
潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐(ち...
ちょう‐りんかい【超臨界】
核分裂連鎖反応が臨界を超えた状態。中性子の発生量が消失量を上回る状態で、時間とともに核分裂の数が増えていく。臨界超過。