ちん・ずる【陳ずる】
[動サ変][文]ちん・ず[サ変] 1 申し述べる。言葉で述べる。「力を極めて、其の得失を—・ずれども」〈竜渓・経国...
ちん‐せい【沈静】
[名・形動](スル)落ち着いていて静かなこと。静かになること。また、そのさま。「ブームが—する」「—な、而も活き活...
ちん‐せい【陳誠】
[1897〜1965]中国の軍人・政治家。青田県(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は辞修。蒋介石(しょうかい...
ちん‐せい【鎮星】
土星の異称。塡星(てんせい)。
ちん‐せい【鎮静】
[名](スル) 1 騒ぎや高ぶった気分などを、しずめ落ち着かせること。また、しずまり落ち着くこと。「狂乱物価の—を...
ちんせい‐い【鎮静衣】
着用者を拘束する目的の衣服。袋状の長い両袖を胴体に巻いて固定したり、首だけが出た袖がない上着を着せたりする。戒具と...
ちんせい‐ざい【鎮静剤】
大脳皮質の中枢の異常興奮をしずめる作用をする薬剤。マイナートランキライザー(抗不安薬)など。鎮静薬。
ちん‐せき【沈積】
[名](スル)水中の物質が、水底に沈んで積もること。堆積(たいせき)。「土砂が—する」
ちん‐せき【枕席】
《まくらと敷物の意から》 1 ねどこ。寝具。 2 寝室。ねや。また、夜の伽(とぎ)。
ちん‐せき【枕籍/枕藉】
1 互いの身を枕として寝ること。寄りかかり合って寝ること。 2 男女がともに寝ること。同衾(どうきん)。「—の度が...
ちん‐せき【珍籍】
珍しい書籍。珍本。珍書。
枕席(ちんせき)に侍(はべ)・る
女性が男性と共寝する。枕席を薦(すす)む。枕席に侍(じ)する。「尤も老人の事じゃから—・らすわけではないが」〈魯庵...
ちん‐せつ【沈設】
[名](スル)水中に沈めて敷設すること。「海底に通信ケーブルを—する」
ちん‐せつ【珍説/椿説】
1 珍しい話。珍談。 2 変わった意見。また、とっぴでこっけいな説。
ちんせつちゅうしんぐら【珍説忠臣蔵】
斎藤寅次郎監督による映画の題名。昭和28年(1953)公開。忠臣蔵を題材とする時代劇コメディー。出演、古川緑波、柳...
ちんせつゆみはりづき【椿説弓張月】
江戸後期の読本(よみほん)。5編28巻29冊。曲亭馬琴作、葛飾北斎画。文化4〜8年(1807〜1811)刊。「保元...
ちん‐せん【沈船】
沈んだ船。沈没船。
ちん‐せん【沈潜】
[名](スル) 1 水底に沈み隠れること。「さざ波一つ立たない日は、いかにもその底に…野武士の霊魂が—していそうに...
ちん‐せん【賃銭】
労力や物品の使用に対する報酬として支払われる金銭。賃金。
ちん‐ぜい【鎮西】
九州の異称。天平15年(743)大宰府を一時鎮西府と称したところからいう。
ちんぜいがくいん‐だいがく【鎮西学院大学】
長崎県諫早(いさはや)市にある私立大学。平成14年(2002)に長崎ウエスレヤン大学として開学。令和3年(2021...
ちんぜい‐しゅご【鎮西守護】
⇒鎮西奉行
ちんぜい‐たんだい【鎮西探題】
鎌倉幕府の職名。永仁元年(1293)博多に置かれ、九州の御家人を統轄して、沿海防備・裁判・一般政務をつかさどった。...
ちんぜい‐は【鎮西派】
浄土宗の一流派。1230年代に法然の弟子、聖光房弁長によって始められ、九州で広められた。念仏往生のほか、念仏以外の...
ちんぜい‐はちろう【鎮西八郎】
源為朝(みなもとのためとも)の異称。
ちんぜい‐ふ【鎮西府】
1 天平15年(743)大宰府を改称して設けられた九州統督の役所。天平17年(745)には再び大宰府に復した。将軍...
ちんぜい‐ぶぎょう【鎮西奉行】
鎌倉幕府の職名。文治元年(1185)源頼朝が天野遠景を派遣して九州地方の御家人を統制させたのに始まる。のち、権限は...
ちん‐ぜん【珍膳】
珍しくて、おいしい料理。珍羞(ちんしゅう)。珍肴(ちんこう)。
ちん‐そ【陳訴】
[名](スル)事情を述べて訴えること。「窮状を—する」
ちん‐そ【賃苧】
手間賃を取って麻を績(う)むこと。また、その麻。「私仕事に—績(う)み」〈浄・丹波与作〉
ちん‐そ【賃租】
《「賃」は春先の前払いの地子(じし)、「租」は秋の収穫後に支払う地子》律令制で、諸国の公田を国司が人民に貸し、その...
ちん‐そう【賃走】
タクシーが、客を乗せて走行中であること。また、それを示す表示。→実車
ちん‐ぞう【頂相】
《「ちんそう」とも。「ちん(頂)」は唐音》禅宗の高僧の肖像。画像は写実性が要求され、師がみずからの頂相画に賛をつけ...
ちん‐ぞう【珍蔵】
[名](スル)珍しいものとして、大切にしまっておくこと。「古筆を—する」
チンタ
《(ポルトガル)vinho tintoから》ポルトガルから伝わった赤ぶどう酒。チンタ酒。 [補説]「珍陀」とも書く。
ちん‐たい【沈滞】
[名](スル) 1 いつまでも一つ所にとどこおっていること。 2 活気がなく、進歩・発展の動きがみられないこと。意...
ちん‐たい【賃貸】
[名](スル)賃料を取り、物を相手方に貸すこと。賃貸し。「駐車場を—する」「—価格」「—マンション」⇔賃借。
ちんたい‐けん【賃貸権】
賃貸借契約に基づく賃貸人の権利。賃料請求権、契約終了後の目的物の返還請求権など。
ちん‐たいしゃく【賃貸借】
当事者の一方が、相手方にある物の使用・収益をさせることを約束し、相手方がこれに対して賃料を支払うことを約束すること...
ちんたい‐にん【賃貸人】
賃貸借の当事者である貸し主。
チンタオ【青島】
中国山東省、山東半島の膠州(こうしゅう)湾に臨む港湾都市。1898年、ドイツが租借し、第一次大戦中は日本が占領した...
ちんたら
[副](スル)物事に対して積極的でなく、だらだら行うさま。また、動きがのろのろしているさま。「—練習するな」「—走る車」
ちん‐だい【ちん鯛】
《「ちぬだい」の音変化》クロダイの別名。
ちん‐だい【鎮台】
1 一地方を守るために駐在する軍隊。また、その長。 2 明治初期の常備陸軍。明治4年(1871)東京・大阪・鎮西(...
ちんだい‐へい【鎮台兵】
鎮台に所属する兵士。
チンダル
[1820〜1893]英国の物理学者。アイルランドの生まれ。微粒子による散乱光の研究で知られ、文筆家・登山家として...
チンダル‐げんしょう【チンダル現象】
コロイド溶液やエーロゾルなどに光を当てたとき、その微小な粒子によって光が散乱され、光の通路が一様に光って見える現象...
チンダル‐さんらんこう【チンダル散乱光】
チンダル現象で散乱される光。ティンダル散乱光。
ちん‐だん【珍談】
珍しい話。また、こっけいな話。
ちんだん‐ぐ【鎮壇具】
寺院などを建立する際に、地鎮のためにその土地に埋めた宝石や道具類。奈良時代に盛んに用いられた。