とう‐さく【倒錯】
[名](スル)さかさになること。また、さかさにすること。特に、本能や感情などが、本来のものと正反対の形をとって現れ...
とう‐さく【盗作】
[名](スル)他人の作品の全部または一部を、そのまま自分のものとして無断で使うこと。また、その作品。剽窃(ひょうせ...
とうさく‐るい【頭索類】
頭索綱に分類される原索動物。体は魚形をし、脊索が頭部にまで伸び、その背面を神経が並走する。筋肉は体節制を示す。雌雄...
とうさ‐ぐんとう【東沙群島】
中国、南シナ海北部にある珊瑚礁(さんごしょう)の群島。近海は水産資源に富む。プラタス諸島。トンシャー群島。
とう‐ささげ【唐豇豆】
インゲンマメの別名。
とうさ‐すうれつ【等差数列】
隣り合う二項の差が一定である数列。
とうさ‐チップ【糖鎖チップ】
⇒バイオチップ
とう‐さつ【盗撮】
[名](スル)被写体になる人物に気づかれないように、カメラ(ビデオカメラを含む)でこっそり撮影すること。また、映画...
とうさつ‐ざい【盗撮罪】
⇒性的姿態等撮影罪
とう‐さま【父様】
《「ととさま」の音変化》父を敬い親しんで呼ぶ語。⇔母親(かあさま)。
とう‐さん【父さん】
《「ととさん」の音変化》父を親しみを込めて呼ぶ語。「とうさま」よりくだけた言い方。⇔母さん。→御父(おとう)さん
とう‐さん【嬢さん】
《「いとさん」の「い」の落ちた語という》おじょうさん。関西地方で用いる。
とう‐さん【当参】
参集すること。参集したばかりであること。「平家に—して六波羅(ろくはら)に伺候す」〈盛衰記・二一〉
とう‐さん【東山】
《「とうざん」とも》東方の山。 「東山道」の略。「義仲も—北陸両道をしたがへて」〈平家・七〉
とう‐さん【逃散】
⇒ちょうさん(逃散)
とう‐さん【倒産】
[名](スル) 1 企業が経営資金のやりくりがつかなくなってつぶれること。企業が不渡手形などを出して銀行から取引停...
とう‐さん【蕩産】
[名](スル)財産を使い果たすこと。破産。
とう‐さん【蕩散】
[名](スル)誘惑や快感などで人の気を散らし、心をとろけさせること。「稗官(はいかん)小説は、人の戯笑に供しその心...
とう‐さん【東讃】
《讃岐東部の意》香川県東部地域の称。さぬき市・東かがわ市・三木町からなる。広義には、離島を含む高松市以東全域をさす...
とう‐さんさい【唐三彩】
中国、唐代に作られた軟質陶器。白・緑・黄・茶・藍などの色釉(いろぐすり)で彩ったもので、各種の器のほか、俑(よう)...
とう‐さんしょう【東三省】
中国東北地方の旧称。清代におかれた黒竜江省・吉林省・奉天省(今の遼寧省)の三省に由来。
とうさん‐どう【東山道】
五畿七道の一。東海道と北陸道に挟まれた地帯で、現在の、中部・関東・東北の山地を中心とする地域。近江(おうみ)・美濃...
とうさん‐ほう【倒産法】
経済的に破綻した企業や個人の財産の清算、事業や経済生活の再建・再生などについて定めた法律の総称。日本では、破産法・...
とう‐さんやく【党三役】
政党において、重要な意思決定を行う三つの役職。 [補説]自由民主党では幹事長・政調会長・総務会長(選挙対策委員長を...
とう‐ざ【当座】
1 物事に直面した、すぐその場。即座。「—の知恵」 2 さしあたっての、その場。目下のところ。「借金で—をしのぐ」...
とう‐ざい【東西】
[名] 1 東と西。また、その方向。「—に走る道路」 2 東洋と西洋、関東と関西、東側諸国と西側諸国などの意。「—...
とう‐ざいく【籐細工】
籐の茎で細工をすること。また、その細工物。
東西(とうざい)眩(く)・る
「東西を失う」に同じ。「—・れ果てて、さらに御返事ものたまはず」〈伽・物くさ太郎〉
とうざい‐しすう【東西指数】
偏西風の南北方向の蛇行の程度を表す指数。この指数が大きいと東西の流れが卓越し、小さいと南北に蛇行していることを示す...
とうざい‐とうざい【東西東西】
[感]《もと相撲で、東から西までおしずまりなさい、という意で言い始めたという》興行物などで口上を述べるときに、また...
とうざい‐なんぼく【東西南北】
東と西と南と北。四方。また、あちらこちら。諸方。「—から人が集まる」 [補説]書名別項。→東西南北
とうざいなんぼく【東西南北】
与謝野鉄幹の第1詩歌集。明治29年(1896)刊行。
東西南北(とうざいなんぼく)の人(ひと)
《「礼記」檀弓上から》住所が定まらず、諸方をさまよい歩く人。放浪者。
とうざいぶんがくひかくひょうろん【東西文学比較評論】
高安月郊の文芸評論集。大正5年(1916)刊。
とうざい‐や【東西屋】
《口上の始めに「東西東西」と言ったところから》人に雇われて、街頭などで広告の口上を述べる人。ひろめや。
とうざいゆうき【東西遊記】
橘南谿(たちばななんけい)の「東遊記」と「西遊記」との併称。
とうざ‐いり【当座入り】
その日かぎりの客。ふりの客。「—の人は鼻であしらふなど」〈浮・一代女・五〉
とうざい‐れいせん【東西冷戦】
第二次大戦後、1947年から、1989年の米ソ首脳による冷戦終結宣言(または1991年のソ連崩壊)まで続いた、米国...
東西(とうざい)を失(うしな)・う
方向を見失う。方角がわからなくなる。途方に暮れる。東西眩(く)る。「山の中にして道に迷(まど)ひて—・ひつ」〈今昔...
東西(とうざい)を弁(べん)ぜず
西も東もわからない。物事をわきまえない。東西をわきまえず。東西を知らず。
とうざ‐かし【当座貸し】
期限を決めず、当分の間貸すこと。証文を取らない代わりに利息が高い。「—のはした銀(がね)」〈浮・永代蔵・一〉
とうざ‐かしこし【当座貸越】
当座預金の取引先に対し、あらかじめ約定した一定の限度額および期間の範囲内であれば、いつでも当座預金残高を超えて振り...
とうざ‐かりこし【当座借越】
当座貸越を借り主の側からいう語。
とうざ‐がい【当座買ひ】
さしあたっての入り用だけを現金で買うこと。「たばね木の—やがて立ち消ゆる煙なるべし」〈浮・一代男・三〉
とうざ‐がり【当座借り】
期限を決めず、当分の間金を借りること。「金銀の—に事欠かぬ様にすべし」〈浮・新永代蔵・六〉
とうざ‐ぎん【当座銀】
その場で金銭の受け渡しをすること。現金取引。即金。「この米屋も、—にして」〈浮・永代蔵・五〉
とうざ‐こぎって【当座小切手】
銀行に当座勘定口座を設けている取引先が、その銀行にあてて振り出した小切手。
とうざ‐しのぎ【当座凌ぎ】
さしあたって、その場だけをまにあわせること。一時しのぎ。「—の修理」
とうざ‐ちょう【当座帳】
商家で、取引関係の仕訳をしないで発生順に仮に記入しておく帳簿。付け込み帳。
とうざ‐づけ【当座漬(け)】
当座の用に充てるために、塩を少なくして漬けること。また、その漬物。浅漬け。