とう‐じ【登時】
[副]すぐに。即座に。もと、軍隊でも用いられた。
とうじ‐いん【等持院】
京都市北区にある臨済宗天竜寺派の寺。山号は万年山。開創は興国2=暦応4年(1341)、開基は足利尊氏(あしかがたか...
とうじ‐うめ【冬至梅】
⇒とうじばい(冬至梅)
とうじ‐カボチャ【冬至カボチャ】
冬至にカボチャを食べる風習。野菜の乏しい冬の時季の祭りの供え物の意味があった。
とう‐じき【当色】
1 位階に相当する服色。養老の衣服令では、一位は深紫、二・三位は浅紫、四位は深緋(ふかひ)、五位は浅緋、六位は深緑...
とう‐じき【陶磁器】
陶器と磁器。広義には、粘土に長石・石英などの粉末をまぜて成形・焼成した製品の総称。素地(きじ)の質や焼成温度などに...
とう‐じく【等軸】
結晶系の中で、結晶軸が互いに直交し、長さが等しいもの。
とうじく‐しょうけい【等軸晶系】
結晶系の一。3本の結晶軸が互いに直交し、三軸の長さが等しいもの。ダイヤモンド・岩塩・黄鉄鉱などがこれに属する。立方晶系。
とうじ‐ご【頭字語】
語群を構成する各語の先頭の文字や音節を表す文字をつづり合わせて作った語。ユネスコ(UNESCO)・レーダー(rad...
とうじ‐しゃ【当事者】
1 その事柄に直接関係している人。 2 ある法律関係に直接関与する人。
とうじしゃ‐いしき【当事者意識】
自分自身が、その事柄に直接関係すると分かっていること。関係者であるという自覚。「—をもつ」
とうじしゃ‐さんか【当事者参加】
係属中の民事訴訟に第三者が当事者として参加すること。
とうじしゃ‐しゅぎ【当事者主義】
訴訟の主導権を当事者にゆだね、裁判所は中立的な審判者としての地位に立って裁断する訴訟上の主義。→職権主義
とうじしゃ‐てきかく【当事者適格】
民事訴訟で、訴訟物とされた一定の権利関係について、訴訟当事者として訴訟を追行し本案判決を受けるために必要な資格。訴...
とうじしゃ‐のうりょく【当事者能力】
訴訟法上、訴訟の当事者となることができる能力。原則として、自然人・法人はすべてこれを有し、権利能力のない社団または...
とうじ‐せい【等時性】
振り子などの周期運動で、周期が振幅の大きさに無関係に一定であること。
とうじせいほう【陶磁製方】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の著作。元文2年(1737)9月に書かれた入門書で、作陶方法などを記している。大...
とうじ‐せん【冬至線】
南回帰線のこと。→夏至線
とうじ‐たい【等時帯】
同じ標準時を用いる地域。経度が15度ごとの子午線を基準として定められた経帯時と異なり、国境や大都市の位置を考慮して...
とう‐じつ【冬日】
1 冬の日。冬。 2 冬の日光。
とう‐じつ【当日】
その日。そのことがある日、またあった日。「詳細は—知らせる」「大会—」
とうじつ‐けん【当日券】
使用する当日に販売・購入する券。また、興行が行われる当日に売り出される入場券。前売り券の販売状況などにより枚数が限...
とうじ‐てん【冬至点】
黄道上で、黄経270度の点。黄道上で最も南にあり、太陽がこの点に来たときが冬至。
とうじ‐どおり【東寺通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。八条通りと九条通りの間を、東寺を挟んで伸びる。全長約2.6キロ。平安京の九条坊...
とうじ‐ば【湯治場】
湯治のために行く温泉場。
とうじ‐ばい【冬至梅】
梅の一品種。白い花が冬至のころから咲きはじめる。《季 冬》「—暖炉の側でふくらみぬ/青邨」
とうじ‐ひゃくごうもんじょ【東寺百合文書】
東寺(教王護国寺)に伝わる文書群。平安時代から江戸時代初期までの仏事や寺院経営などに関するさまざまな文書で、数は2...
どう‐しゃ【堂舎】
《「堂」は大きな家、「舎」は小さな家の意。古くは「とうじゃ」「どうじゃ」とも》大小の建物。特に、社寺の建物。
闘雀(とうじゃく)人(ひと・にん)を恐(おそ)れず
弱い雀のような鳥でも必死で戦っているときは、人が近づいても恐れない。
とう‐じゃくぼう【湯若望】
⇒アダム=シャール
とうじゅ‐いん【等澍院】
北海道様似郡様似町にある天台宗の寺。山号は帰嚮山。寺伝によれば円空の創建という。江戸幕府が文化元年(1804)北辺...
とう‐じゅう【当住】
現在の住職。現住。
とうじゅうろうのこい【藤十郎の恋】
菊池寛の小説。大正8年(1919)、大阪毎日新聞で発表。のちに1幕3場の戯曲に書き改め、大正9年(1920)刊行の...
とうじゅ‐がくは【藤樹学派】
中江藤樹の学説を継ぎ、またはその系統に属する学派。王陽明の致良知(ちりょうち)説を奉じ、実行を本旨とする。江西学派。
とう‐じゅく【登熟】
穀類などが、出穂のあと成熟していくこと。
とうじゅ‐しょいん【藤樹書院】
滋賀県高島市にあった中江藤樹の学塾。明治13年(1880)に焼失したが、のち再興。江西書院。
とう‐じゅろ【唐棕櫚】
ヤシ科の常緑高木。葉は幹の頂にかたまってつき、扇状で深く裂け、裂片は垂れ下がらない。雌雄異株。黄色の雄花、緑色の雌...
とう‐じょ【東序】
禅宗で、法要儀礼の際に、法堂(はっとう)・仏殿の東側に並ぶ者。都寺(つうす)・監寺(かんす)・副寺(ふうす)などの...
とう‐じょ【倒叙】
現在から過去へ、時間を逆にさかのぼって叙述すること。「—法で書く推理小説」
とうじょ【唐書】
中国、唐代の正史。「旧(く)唐書」と「新唐書」とがあるが、特に後者をさすことが多い。
とう‐じょう【刀杖】
かたなとつえ。また、刀剣類の総称。
とう‐じょう【東上】
[名](スル)西の地方から東方の都へ行くこと。ふつう、東京へ行くことをいう。⇔西下(さいか)。
とうじょう【東条】
姓氏の一。 [補説]「東条」姓の人物東条義門(とうじょうぎもん)東条英機(とうじょうひでき)東条操(とうじょうみさお)
とう‐じょう【東浄】
⇒とうちん(東浄)
とう‐じょう【凍上】
冬季、土壌中の水分が凍結して膨張し、局部的に地表が持ち上がる現象。
とう‐じょう【搭乗】
[名](スル)船舶や航空機などに乗り込むこと。「宇宙船に—する」「—員」⇔降機。
とう‐じょう【登城】
⇒とじょう(登城)
とう‐じょう【登場】
[名](スル) 1 演技者として舞台などに現れること。「上手(かみて)から—する」「真打ち—」⇔退場。 2 小説や...
とう‐じょう【頭状】
頭のようにみえる形状。
とう‐じょう【闘諍】
戦い争うこと。あらそい。いさかい。