とびこみ‐きょうぎ【飛(び)込み競技】
水泳競技の一。飛び込み動作の正確さと美しさを競う競技で、飛び板飛び込みと高飛び込みとに分かれる。二人が同時に同じ動...
とびこみ‐じさつ【飛(び)込み自殺】
進行してくる列車などをめがけて飛び込み、自殺すること。また、水中などへ飛び込み、自殺すること。
とびこみ‐だい【飛(び)込み台】
水泳の飛び込み競技に使う台。飛び台。《季 夏》→高飛び込み →飛び板飛び込み
とび‐こ・む【飛(び)込む】
[動マ五(四)] 1 身をおどらせて中へはいる。はずみをつけて勢いよくはいる。「プールに—・む」 2 進行してくる...
とび‐さ・る【飛(び)去る】
[動ラ五(四)] 1 飛んでそこを去る。「春になって白鳥が—・る」 2 急に身をかわして退く。とびのく。「とっさに...
とび‐ざ【外山座】
大和猿楽四座の一。奈良の春日神社に奉仕した。のちの宝生座。
とび‐ざや【飛び紗綾】
紗綾(さや)の一種で地が厚く、飛び飛びに花模様のある織物。
とび‐しさ・る【飛び退る/跳び退る】
[動ラ五(四)]《「とびしざる」とも》すばやく後ろへさがる。「熱気の強い胸許から—・ると」〈有島・或る女〉
とび‐しま【飛島】
山形県酒田市、日本海上にある小島。西廻(にしまわ)り航路の盛んなころは西風に強い重要寄港地。ウミネコの繁殖地。
とび‐しょうぎ【飛(び)将棋】
将棋の駒を用いる遊びの一。将棋盤に双方3個ずつ三段に並べた9個の駒を、交互に一ますずつ進め、相手の駒にぶつかればそ...
とび‐しょく【鳶職】
⇒鳶の者
とびすけ【飛び介/飛び助】
《「突飛な者」あるいは「飛び上がり者」を人名のように表した語》軽率で落ち着きのない者。おっちょこちょい。また、浮か...
とび‐すごろく【飛び双六】
双六の一種。絵の双六の各区画に、さいの目による移動先が示してあり、振ったさいの目によって飛び移っていくもの。
とび‐せいじ【飛(び)青磁】
褐色の斑文(はんもん)を飛び飛びに散らして製した青磁。
とびた【飛田】
大阪市西成区、天王寺公園の西方にある歓楽地。江戸時代には墓地・刑場があった。
とびた‐すいしゅう【飛田穂洲】
[1886〜1965]野球評論家。茨城の生まれ。本名、忠順(ただより)。早稲田大学野球部監督を歴任。野球評論で精神...
とび‐た・つ【飛(び)立つ】
[動タ五(四)] 1 空中に飛び上がる。飛んでそこを去る。「飛行機が—・つ」「巣から—・つ」 2 喜びや期待で心が...
飛(と)び立(た)つばかり
1 うれしくておどりあがるほどであるさま。「—に喜ぶ」 2 遠方のことを、飛んで行きたいほど懐かしく思うさま。「—...
とび‐だい【飛(び)台】
1 相場で、大台(おおだい)のこと。100円を飛び台とすると、108円を「一〇〇とび八円」などという類。 2 「飛...
とび‐だし【飛(び)出し】
外や前へ勢いよく出ること。目の前に突然あらわれること。「—ナイフ」「児童の—に注意」
とびだし‐ナイフ【飛(び)出しナイフ】
つまみを押すと刃が飛び出してくる仕組みのナイフ。
とび‐だ・す【飛(び)出す】
[動サ五(四)] 1 急に勢いよく飛んで出る。勢いよく外や前へ出る。また、勢いよく他を抜いて前へ出る。「箱を開ける...
とび‐ち【飛(び)地】
1 ある行政区画に属しながら、主地域から離れて他の区域内にある土地。 2 江戸時代、大名の城付きの領地に対して遠隔...
とびち‐かん【飛(び)地感】
飛び地がもつ、そこだけが周囲と異なる感じ。また、同種のものと離れて、異質な環境・状況の中に置かれているという感覚。...
とび‐ちが・う【飛(び)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 入り乱れて飛ぶ。とびかう。「蛍が—・う」 2 勢いよく飛んで位置が入れかわる。「—・いざま...
とび‐ち・る【飛(び)散る】
[動ラ五(四)]飛んであちこちへ散る。飛散する。「火花が—・る」
とび‐つ・く【飛(び)付く/跳(び)付く】
[動カ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせてとりつく。飛びかかる。「子供が母親に—・く」「柳に—・く蛙」 2 興味...
とび‐で【飛出】
能面の一。口を大きく開け、目を飛び出すように見開いた、神体を現す面。大飛出と小飛出とがあり、脇能や切能(きりのう)...
とび・でる【飛(び)出る】
[動ダ下一]「飛び出す」に同じ。「目の玉が—・るような値段」
とび‐とかげ【飛蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目アガマ科トビトカゲ属のトカゲの総称。全長約30センチ。胴の両側に肋骨(ろっこつ)に支えられた翼膜...
とび‐とび【飛び飛び】
[形動][文][ナリ] 1 物が散在しているさま。「民家が—にしかない」 2 連続しないで間があくさま。「ページが...
とび‐どうぐ【飛(び)道具】
1 遠くから飛ばして敵を撃つ武器。弓矢・鉄砲などの類。 2 将棋で、遠くから攻める駒。飛車・角行・桂馬・香車のこと...
鳶(とび)に油揚(あぶらあ)げをさらわれる
「とんび(鳶)に油揚(あぶらあ)げをさらわれる」に同じ。
とび‐にゅうがく【飛(び)入学】
小中高校の児童・生徒が最終学年を履修せずに上級学校へ進学する制度。現在、日本で実施しているのは高校2年から大学へ、...
とび‐にんぎょう【飛(び)人形】
2寸(約6センチ)ほどの割り竹の台に、張り子人形をとりつけ、台の下に仕掛けたばねによって、飛び上がるようにしたおもちゃ。
とび‐にんそく【鳶人足】
鳶の者。
とび‐ぬ・ける【飛(び)抜ける】
[動カ下一] 1 能力などが他とかけはなれてすぐれている。すばぬける。「—・けて強い選手」 2 飛んで通過する。「...
とび‐ねずみ【跳鼠】
齧歯(げっし)目トビネズミ科の哺乳類の総称。尾は体長より長く、後肢も長く、跳躍して走る。北アフリカからアジアにかけ...
とび‐の‐お【鴟の尾】
《「鴟尾(しび)」を訓読みにした語》 1 牛車(ぎっしゃ)の後方に突き出た2本の短い棒。こながえ。とみのお。 2 ...
とびのお‐ごと【鴟の尾琴】
頭部が鴟の尾のように上方へ曲がっている和琴(わごん)。
とび‐の・く【飛び退く/跳び退く】
[動カ五(四)]飛んでよける。すばやく身をかわしてよける。「水をかけられまいとして—・く」
とび‐の‐もの【鳶の者】
《鳶口(とびくち)を持つところから》土木・建築工事に従事する人。また、その職業。江戸時代は町火消し人足を兼ねた。鳶...
とび‐のり【飛(び)乗り】
1 飛び乗ること。特に、進行中や出発寸前の乗り物に飛び乗ること。「電車の—」 2 通りすがりの車馬などに乗り込むこ...
とび‐の・る【飛(び)乗る】
[動ラ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせて、その上に乗る。「馬に—・る」 2 進行中や出発直前の乗り物に飛びつい...
とび‐はじ【飛び恥】
大量に二酸化炭素を排出するため、環境負荷が大きい飛行機の利用を恥とすること。フライトシェーム。
とび‐はぜ【跳鯊】
ハゼ科の海水魚。全長約10センチ。目は頭の上部にカエルのように飛び出している。体色は黄褐色でかすり状の暗色斑がある...
とび‐はちじょう【鳶八丈】
《もと八丈島で産したところから》鳶色の地に、黄または黒の格子縞のある絹織物。無地のものもある。鳶紬(とびつむぎ)。
とび‐はな・れる【飛(び)離れる】
[動ラ下一][文]とびはな・る[ラ下二] 1 身をおどらせてとびのく。「接触しそうになって—・れる」 2 場所が遠...
とび‐は・ねる【飛(び)跳ねる】
[動ナ下一][文]とびは・ぬ[ナ下二]飛んだり跳ねたりする。また、跳ね上がる。「馬が驚いて—・ねる」「喜んで—・ねる」
とび‐ばこ【飛(び)箱/跳(び)箱】
木製の長方形の枠を重ね、最上部に布や皮で覆った台をのせた箱形の体操用器具。走ってきて飛びこえたり、その上で回転した...