とうきょく‐がい【撓曲崖】
地層が狭い範囲で撓(たわ)む撓曲(とうきょく)によって生じる崖。軟弱な地層下の断層が、撓曲となって現れる場合が多い...
とうきょく‐けつごう【等極結合】
⇒共有結合
とうきょく‐れい【登極令】
天皇の践祚(せんそ)、即位礼などを規定した旧皇室令。明治42年(1909)公布。
とう‐きょり【等距離】
1 距離が同じであること。「同じ明るさの星でも、地球から—にあるわけではない」 2 隔たりの度合いが同じであること...
とうき‐りえき【当期利益】
⇒税引後当期純利益
とう‐きん【当金】
その場で金を受け渡しすること。また、その金。即金。当銀。「仰せの通り—百両、いざお受け取り下さりませ」〈伎・上野初花〉
とう‐ぎん【当今】
《「とうきん」とも》 1 「とうこん(当今)」に同じ。〈色葉字類抄〉 2 当代の天皇。今上(きんじょう)。「—の御...
とう‐ぎ【東魏】
中国の国名。南北朝時代の534年、北魏が分裂したとき、将軍高歓が孝静帝を擁立し、鄴(ぎょう)を都にして建国。550...
とう‐ぎ【党議】
1 党内での討議。「—にかける」 2 党内での決議。「—に服する」
とう‐ぎ【討議】
[名](スル)ある事柄について意見を述べ合うこと。「—を重ねる」「対策案を—する」
とう‐ぎ【闘技】
1 力や技の優劣を争うこと。「—場」 2 柔道・レスリングなどの格闘技。
とうぎ‐こうそく【党議拘束】
議会での採決に際し、所属政党の決議に従って投票するように議員を束縛すること。
とうぎ‐てってき【東儀鉄笛】
[1869〜1925]俳優・音楽家。京都の生まれ。本名、季治(すえはる)。雅楽の家に生まれて洋楽も学ぶ。文芸協会の...
とう‐ぎぼうし【唐擬宝珠】
オオバギボウシの別名。
とう‐ぎゅう【闘牛】
1 牛と牛とを角をつき合わせてたたかわせる競技。また、その牛。愛媛県宇和島、鹿児島県徳之島などで行われている。牛合...
とうぎゅう【闘牛】
井上靖の短編小説。敗戦直後の阪神間を舞台に、闘牛大会開催のため奔走する新聞編集局長の姿を描く。昭和24年(1949...
とうぎゅう‐し【闘牛士】
闘牛2で、牛とたたかう人。 [補説]書名別項。→闘牛士
とうぎゅうし【闘牛士】
《原題、(フランス)Les Bestiaires》モンテルランによる小説。1926年刊。
とうぎゅうしのうた【闘牛士の歌】
ビゼーのオペラ「カルメン」の第2幕でエスカミーリョによって歌われるアリアの通称。冒頭の歌詞から「諸君の乾杯を喜んで...
とう‐ぎょ【統御/統馭】
[名](スル)全体をまとめて支配すること。思いどおりに扱うこと。「大軍を—する」「自分の感情を—する」
とう‐ぎょ【闘魚】
キノボリウオ科の淡水魚。全長6センチくらい。体は長楕円形で側扁し、青緑色。雄は闘争性が強い。東南アジアの原産。観賞...
とう‐ぎょう【唐尭】
⇒陶唐氏(とうとうし)
とうぎょう‐き【東京錦】
もと中国から渡来し、のち日本で模造した錦(にしき)。赤白の碁盤模様の白地の部分に、鳥・蝶・藤の丸などを赤く織り出し...
とうぎょうき‐の‐しとね【東京錦の茵】
東京錦の縁をつけた方形の茵。寝殿の座臥(ざが)用の敷物。
とう‐ぎり【当限】
限月(げんげつ)を立てて行う先物(さきもの)取引で、受渡期限が売買約定した月のもの。当月限。→先限(さきぎり) →...
とう‐ぎり【唐桐】
ヒギリの別名。
とう‐ぎん【当銀】
「当金(とうきん)」に同じ。「—に売り捨てて渡世をすべし」〈浮・織留・二〉
とう‐く【投句】
[名](スル)俳句を投稿すること。また、その俳句。「俳句雑誌に—する」
とう‐く【倒句】
意味を強めるために、語句の順序を普通とは逆にして表現すること。また、その句。「行きたいなあ、あの山に」の類。
とう‐く【頭句】
歌の冒頭部分の句。短歌では第1句、または第3句までをいう。
とう‐くつ【盗掘】
[名](スル)公有地や他人の所有地などを権利や許可もなく掘り起こし内部の物品などを盗むこと。「—された形跡がある古墳」
とう‐くつ【橈屈】
手首の関節を親指の方向(橈骨のある側)に曲げること。手首を外転させること。逆方向への動きを「尺屈」という。
とうく‐ほう【倒句法】
倒句を用いる修辞法。倒置法。
とう‐くらげ【唐水母】
ビゼンクラゲの別名。
とうくろう【藤九郎】
アホウドリの別名。
とう‐ぐ【唐虞】
中国の伝説上の聖天子である陶唐氏(尭(ぎょう))と有虞氏(舜(しゅん))を併せてよぶ名。また、その二人の治めた時代。
とう‐ぐう【東宮/春宮】
《東は四季の春に配されて万物生成の意をもち、また易では長男を表す震にあたり、宮殿が皇居の東にあったところから》 1...
とうぐう‐がくし【東宮学士】
律令制で、皇太子に経書を進講する官。
とうぐう‐ごしょ【東宮御所】
皇太子の居所。現在は東京都港区元赤坂にある。 [補説]現在の東宮御所は皇居の南西にあるが、京都御所では内裏の中の東...
とうぐう‐しき【東宮職】
平安中期以降、皇太子の道徳・学問の師である東宮傅(ふ)と東宮学士の総称。
とうぐう‐しょく【東宮職】
宮内庁の一部局。皇太子家に関する事務を扱う。
とうぐうせついん【東宮切韻】
平安時代の音韻書。20巻。菅原是善著。元慶4年(880)以前の成立とされるが、現存しない。中国の陸法言ら13人が撰...
とうぐう‐の‐だいぶ【春宮大夫】
春宮坊の長官。みこのみやのつかさのかみ。 [補説]「東宮大夫」とも書く。
とうぐう‐の‐ふ【東宮傅】
律令制で、皇太子の教育をつかさどった官。とうぐうふ。
とうぐう‐ぼう【春宮坊】
律令制以後明治維新まで、皇太子に関する事務をつかさどった役所。みこのみやのつかさ。 [補説]「東宮坊」とも書く。
とうぐ‐さんだい【唐虞三代】
尭と舜に、夏・殷(いん)・周の3代を加えた呼び名。
とう‐ぐし【唐櫛】
近世の梳(す)き櫛の一。竹製で歯の非常に細かく密なもの。
とうぐ‐どう【東求堂】
京都の慈照寺(銀閣寺)にある足利義政の持仏堂。文明18年(1486)建立。
とう‐ぐみ【唐茱萸/唐胡頽子】
ナツグミの変種。枝にとげはない。実が大きく、食べられる。たわらぐみ。
とう‐ぐわ【唐鍬】
鍬の一種。長方形の鉄板の一端に刃をつけ、他の端に木の柄をはめたもの。開墾や根切りに使う。とうが。