に‐ばい【二倍】
ある数量を二つ合わせた数量。倍。
にばい‐たい【二倍体】
染色体が対になっていて、基数の2倍の染色体数をもつ細胞または個体。動物の配偶子以外と、植物の胞子体にみられる。
にバイト‐もじ【二バイト文字】
コンピューターの文字コード体系において、1文字が2バイトのデータで表される文字。漢字やひらがななど文字数が多い文字...
に‐ばしゃ【荷馬車】
荷物を運ぶ馬車。
に‐ばな【煮端】
せんじたての香味のよい茶。でばな。にえばな。
にば・む【鈍む】
[動マ四]鈍色(にびいろ)になる。薄墨色に染まる。「紫の—・める紙に」〈源・葵〉
に‐ばりき【二馬力】
俗に、共働きであること。「我が家は—だ」
に‐ばん【二番】
1 順序・等級などが第二であること。「クラスで—の成績」 2 二度目。2回。 3 「二番煎じ」「二番太鼓」「二番茶...
にばん‐ウッド【二番ウッド】
ゴルフのウッドクラブで、ブラッシーのこと。2W。
にばん‐かん【二番館】
一番館(封切り館)の次に、新しい映画を見せる映画館。
にばん‐ぐさ【二番草】
田植えをしたあと2回目に行う除草。《季 夏》「—過ぎて善光寺参りかな/一茶」
にばん‐しょうがつ【二番正月】
「小正月(こしょうがつ)」に同じ。
にばん‐せんじ【二番煎じ】
1 一度煎じたものをもう一度煎じること。また、そのもの。「—の茶」 2 前にあったことの模倣で新味のないもの。「—...
にばん‐ぞこ【二番底】
株式相場や為替相場などの下降局面において、最初の安値である一番底を付けた後、いったん反発してから再び下降し、下げ止...
にばん‐だいこ【二番太鼓】
歌舞伎劇場の儀式音楽。一番太鼓の次に打つ大太鼓の独奏で、まもなく芝居が始まることを知らせる。明治中期まで行われた。
にばん‐ちゃ【二番茶】
一番茶を摘んだあと、2回目に摘む茶。
にばん‐て【二番手】
1 戦いで、一番手の次に敵に当たる部隊。 2 勝負や地位などで、最も優れた人や物の次に位置していること。「業界の—」
にばん‐ていとう【二番抵当】
同一物件に二つ以上の抵当権が設定されているとき、2番目に登記されているもの。
にばん‐てんじょう【二番天井】
株式相場や為替相場などの上昇局面において、最初の高値である一番天井よりも高い水準で付けた高値。またはその状況。→天...
にばん‐どり【二番鶏】
夜明けに、一番鶏に次いで鳴く鶏。また、その声や、その時刻。
にばん‐ばえ【二番生え】
1 一度刈った草などが再び生えてくること。また、そのような草。 2 次男。「内儀のない息子、—の手代などに」〈浮・...
にばん‐め【二番目】
1 順番が第2位であること。第2番。 2 「二番目狂言」の略。
にばんめ‐きょうげん【二番目狂言】
歌舞伎で、1回の興行の二番目の演目。江戸後期には一番目(時代物)・二番目(世話物)の2演目興行で、のちに間に中幕(...
にばんめ‐もの【二番目物】
1 能の分類で、正式な五番立ての演能の際に二番目に上演される曲。多くは武将の霊をシテとし、修羅道の苦患(くげん)を...