のろ
⇒スラグ1
の‐ろ【野ろ】
野。野ら。「面形(おもかた)の忘れむしだは大—にたなびく雲を見つつ偲(しの)はむ」〈万・三五二〇〉
のろ【鈍】
[名・形動]《形容詞「のろい」の語幹から》のろいこと。にぶいこと。また、そのさまや、そのような人。のろま。「目にあ...
のろ【獐/麞/麇/麕】
シカ科の哺乳類。体高約60〜90センチ。雄の角は約20センチあり先が三つに分かれる。夏毛は赤茶色で、冬毛は灰褐色。...
のろ【祝女】
南西諸島の各地の集落で、公的祭祀(さいし)をつかさどる世襲終身の女性神職者。宮古列島・八重山列島では「つかさ」という。
のろ【野呂】
姓氏の一。 [補説]「野呂」姓の人物野呂栄太郎(のろえいたろう)野呂介石(のろかいせき)野呂邦暢(のろくにのぶ)野...
のろい【呪い/詛い】
のろうこと。呪詛(じゅそ)。「—をかける」「—をとく」
のろ・い【鈍い】
[形][文]のろ・し[ク] 1 進み方がゆっくりしている。遅い。「足が—・い」「車が—・い」 2 動作や頭の働きな...
のろい‐ごと【呪ひ言】
のろいをこめた言葉。「人の—は負ふものにやあらむ」〈伊勢・九六〉
のろ・う【呪う/詛う】
[動ワ五(ハ四)] 1 恨みや憎しみを抱いている人に災いが起こるように神仏に祈る。また、災難がふりかかったり、失敗...
ノロウイルス
感染性胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスの一種。生ガキやハマグリなどの二枚貝を介して感染することが多く、感染者の糞...
のろ‐えいたろう【野呂栄太郎】
[1900〜1934]経済学者。北海道の生まれ。慶大在学中から労働・社会運動に参加し、日本共産党に入党。「日本資本...
のろ‐かいせき【野呂介石】
[1747〜1828]江戸後期の南画家。紀伊の人。名は隆。池大雅(いけのたいが)の門下。山水竹石にすぐれ、紀州藩御...
のろ‐くさ【鈍臭】
[副](スル)動作がいらいらするほど遅いさま。「—して仕事が少しもはかどらない」
のろ‐くさ・い【鈍臭い】
[形][文]のろくさ・し[ク]動作がいかにものろい。じれったいほど遅い。「—・い説明のしかた」
のろ‐くにのぶ【野呂邦暢】
[1937〜1980]小説家。長崎の生まれ。本姓、納所(のうしょ)。各種の職業を転々としたのち、陸上自衛隊の体験を...
のろ‐け【惚気】
のろけること。また、その話。「お—にあてられる」
のろけ‐ばなし【惚気話】
のろけてする話。のろけ。「—を聞かされる」
のろ・ける【惚気る】
[動カ下一] 1 自分の配偶者や恋人などとの仲を人前で得意になって話す。「手放しで—・ける」 2 色情におぼれる。...
のろ‐げんじょう【野呂元丈】
[1694〜1761]江戸中期の本草学者。伊勢の人。本姓は高橋、名は実夫。儒学・医学・本草学を学び、幕府採薬御用で...
のろ‐さく【鈍作】
のろい人を人名のようにいった語。のろすけ。のろま。「この—め、直(すぐ)にかかあの手をひいて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
のろし【狼煙/烽火】
1 合図や警報のために、薪(たきぎ)・火薬などを用いて高くあげる煙。とぶひ。ろうえん。 2 一つの大きな動きのきっ...
狼煙(のろし)を上(あ)・げる
1 合図のため、のろしの煙をあげる。「—・げて味方に知らせる」 2 大きな動きのきっかけとなる行動を起こす。「叛逆...
シアヌーク
[1922〜2012]カンボジアの政治家。1941年、国王に即位し、1955年に譲位。その後、首相・国家元首を歴任...
ノロドン‐きゅうでん【ノロドン宮殿】
《Dinh Norodom》⇒統一会堂
のろ‐のろ
[副](スル)動きがにぶく、ゆっくりしているさま。「作業が—(と)してはかどらない」「—運転」
のろのろ‐うんてん【のろのろ運転】
ゆっくりとした運転。特に自動車についていい、交通渋滞を表す際にも用いられる。
のろのろ・し【呪呪し】
[形シク]のろいたいほど憎い。いまわしい。恨めしい。「聞きにくく—・しき事ども多かり」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
のろ‐ま【鈍間/野呂間/野呂松】
[名・形動] 1 動作や頭の働きがにぶいこと。また、そのさま。「—なやつ」 2 「野呂間人形」の略。
のろま‐ざる【鈍間猿】
ロリスのこと。
のろま‐づかい【野呂間遣い/野呂松遣い】
野呂間人形をあやつる人。
のろまなローラー
小出正吾の文、山本忠敬の絵による絵本作品。昭和40年(1965)に「こどものとも」誌の113号として発表。
のろま‐にんぎょう【野呂間人形/野呂松人形/鈍間人形】
操り人形の一種。頭が平たく、顔の青黒い奇怪な風貌(ふうぼう)の道化人形で、人形浄瑠璃の間(あい)狂言を演じた。寛文...
のろり
[副] 1 こせこせしないでのんびりしているさま。「—と育って世間の塩風の辛いのも寒いのも知らぬ男」〈露伴・露団々...
のろわし・い【呪わしい】
[形][文]のろは・し[シク]《「のろ(呪)う」の形容詞化》呪いたい気持ちである。「—・い運命」「—・い事件」
のろん‐じ【呪師】
⇒じゅし(呪師)3