ひゃくど‐まいり【百度参り】
1 社寺の境内で、一定の距離を100回往復して、そのたびに礼拝・祈願を繰り返すこと。百度詣(もう)で。お百度。 2...
ひゃくど‐もうで【百度詣で】
「百度参り」に同じ。
ひゃくにじゅう‐まっしゃ【百二十末社】
伊勢神宮の内宮80、外宮(げくう)40の末社の総称。 《遊里で遊客を「大尽」というところから「大神」にかけ、それを...
ひゃくにじゅう‐り【百二十里】
江戸から京都までの大体の里数。また、東海道のこと。「小万、小女郎、小よしとて—の名取りども」〈浄・丹波与作〉
ひゃく‐にち【百日】
100の日数。100日間。また、多くの日数。
ひゃくにち‐かつら【百日鬘】
歌舞伎の鬘の一。月代(さかやき)の長くのびたようすを表現したもので、時代物の盗賊・囚人などの役に使う。
ひゃくにち‐さい【百日祭】
神道で、死後100日目に行う祭事。
ひゃくにち‐さいばん【百日裁判】
事件を受理した日から100日以内に判決を行うことが求められている裁判。公職選挙法に規定されている、選挙の当選人や連...
ひゃくにち‐ぜき【百日咳】
百日咳菌によって起こる小児の呼吸器系の感染症。学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症の一。発症の1〜2週間は感冒...
ひゃくにち‐そう【百日草】
キク科の一年草。高さ約90センチ。葉は長卵形で、茎を抱くように対生する。夏から秋にかけて、大きな花を開く。花は寿命...
ひゃくにちそが【百日曽我】
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。元禄10年(1697)大坂竹本座初演。曽我兄弟の討ち入りから、兄弟が神として...
ひゃくにち‐てんか【百日天下】
1 ナポレオン1世が1815年にエルバ島を脱してパリに入り、帝政を復活してから、ワーテルローの戦いで敗北し退位する...
百日(ひゃくにち)の説法(せっぽう)屁(へ)一(ひと)つ
長い間の苦労が、わずかな失敗のために無駄になってしまうことのたとえ。
ひゃくにち‐ぼっけ【百日法華】
他宗の者が、病気平癒などを祈るため、一時的に法華宗信者になること。
ひゃくにち‐まいり【百日参り】
「百日詣(もう)で」に同じ。
ひゃくにち‐もうで【百日詣で】
100日間、同じ神社・仏寺に参って祈願すること。百日参り。
百(ひゃく)に一(ひと)つ
百あるうちの一つ。まれなことをいう。「成功する可能性は—もない」
ひゃく‐にん【百人】
100の人数。
ひゃくにん‐いっしゅ【百人一首】
100人の歌人の歌を1首ずつ選んで集めたもの。藤原定家の撰といわれる「小倉百人一首」が歌ガルタとしてよく用いられて...
ひゃくにんいっしゅひとよがたり【百人一首一夕話】
尾崎雅嘉の著作。天保4年(1833)刊。小倉百人一首について、作者ごとに歌を載せ、歌の解釈や歌人の逸話などをまとめ...
ひゃくにん‐はま【百人浜】
北海道中南部にある砂浜海岸。襟裳(えりも)岬の北に幅約1キロメートル、南北約15キロメートルにわたって砂丘が続く。...
ひゃくにん‐りき【百人力】
1 100人分を合わせたほどの力。 2 強力な援助を得て、非常に心強く思うこと。「君が加勢してくれれば—だ」
ひゃく‐ねん【百年】
100の年数。100年間。また、数多くの年。長い年月。
百年(ひゃくねん)河清(かせい)を俟(ま)つ
⇒河清(かせい)を俟(ま)つ
ひゃくねん‐せんそう【百年戦争】
1337年〜1453年、イギリスとフランスとの間で断続的に行われた戦争。フランス内にあるイギリス領土およびフランド...
ひゃくねん‐の‐けい【百年の計】
遠い将来までを考えての計画。「国家—」
百年(ひゃくねん)の恋(こい)も一時(いちじ)に冷(さ)める
長く続いた恋でも一瞬にしてさめてしまう。相手の嫌な面に思いがけなく接したときのようすにいう。
ひゃくねんのこどく【百年の孤独】
《原題、(スペイン)Cien años de soledad》ガルシア=マルケスの長編小説。1967年刊。南米の架...
ひゃくねんのたびびとたち【百年の旅人たち】
李恢成(イフェソン)(りかいせい)の長編小説。平成6年(1994)刊行。同年、第47回野間文芸賞受賞。
ひゃくねん‐の‐ふさく【百年の不作】
一生の失敗。取り返しのつかない過ち。「悪妻は—」
ひゃくねん‐め【百年目】
1 100年後にあたる年。 2 のっぴきならなくなること。運のつき。「ここで会ったが—、観念しろ」 3 めったにな...
ひゃく‐はち【百八】
1 仏教で、人間の煩悩(ぼんのう)の数。数珠(じゅず)の珠(たま)の数、鐘をつく回数などをこれになぞらえる。 2 ...
ひゃくはちじゅう‐ど【百八十度】
1 1度の180倍。 2 正反対の方向。「方針を—転換する」
ひゃくはちじゅうど‐てんかい【百八十度転回】
まったく正反対の方向に転じること。それまでとは逆になること。180度の方向転換。「—の発想法」
ひゃくはち‐たひ【百八炬火】
東日本で行われる盆行事の一。新盆の家、または村共同で墓から家まで108本の松明(たいまつ)を立てる。万灯火(まとび...
ひゃくはち‐の‐かね【百八の鐘】
寺院で朝夕、108回または略して18回、梵鐘(ぼんしょう)をつくこと。特に、大晦日(おおみそか)の除夜の鐘をさす。...
ひゃくはち‐の‐じゅず【百八の数珠】
百八煩悩になぞらえて、108個のモクゲンジの種子を貫き通して作った数珠。ひゃくはちのずず。
ひゃくはち‐ぼんのう【百八煩悩】
仏語。人間の心身を悩まし迷わせる煩悩。数の多いことを百八と示したもの。一説に、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞ...
ひゃく‐ばん【百番】
1 順番で100にあたる番。 2 100回。百度。「—勝負」 3 謡われることの多い100曲の謡曲。
ひゃく‐パーセント【百パーセント】
1 割合が100のうち100であること。10割。「—の出席率」 2 申し分ないこと。完全なこと。副詞的にも用いる。...
ひゃく‐ひとつ【百一つ】
非常にまれなこと。ほとんど望みがないこと。百に一つ。「大門を出る病人は—」〈柳多留・初〉
ひゃく‐ひろ【百尋】
1 1尋の100倍。 2 《きわめて長いところから》腸。はらわた。
ひゃくびぶん【百美文】
淡島寒月の小説。明治22年(1889)、「我楽多文庫」誌に掲載。
ひゃくふく‐しょうごん【百福荘厳】
仏語。100の福徳によって飾られた仏の三十二相。一つ一つが100の福徳を積んだ結果であることからいう。
ひゃく‐ぶん【百分】
ある数・量を100に分けること。また、分けたもの。
ひゃく‐ぶん【百聞】
数多く聞くこと。
ひゃくぶんい‐すう【百分位数】
統計解析において、データの相対的位置をみるのに用いる数値の一。度数分布で与えられた全データを百等分した点で、50番...
ひゃくぶんい‐ち【百分位値】
⇒百分位数
ひゃくぶんい‐てん【百分位点】
⇒百分位数
ひゃくぶん‐ざん【百分算】
「歩合算(ぶあいざん)」に同じ。