ぶんきょう‐の‐ふ【文教の府】
文教をつかさどる官庁。文部科学省のこと。
ぶんきょうひふろん【文鏡秘府論】
平安前期の詩論書。6巻。空海編著。弘仁10〜11年(819〜820)ごろの成立。中国六朝から唐代の詩文の評論・格式...
ぶん‐きょく【分局】
本局から分かれて作られた局。
ぶん‐きょく【分極】
1 電界や磁界内に置かれた物質に、正・負の電荷が現れたり、磁極を生じたりする現象。電気の場合は電気分極、磁気の場合...
ぶんきょく‐か【分極化】
[名](スル)対立する二つ以上の立場・勢力に分かれること。「野党勢力が—する」
ぶんきょく‐でんか【分極電荷】
誘電分極により、誘電体内の表面に現れる電荷。
ぶんきょく‐りつ【分極率】
電場中に置かれた原子や分子が誘起される双極子モーメントと、電場の強さの比。
ぶんき‐よそく【分岐予測】
《branch prediction》マイクロプロセッサーの実行速度を効率化する技術の一。
ぶん‐きん【文金】
1 「文字金(ぶんじきん)」の略。 2 「文金高島田」の略。 3 「文金風」の略。
ぶんきん‐しまだ【文金島田】
「文金高島田」の略。
ぶんきん‐たかしまだ【文金高島田】
女性の髪形の一。島田髷(まげ)の根を元結で高く巻き上げた優美で華やかなもの。現在では主に花嫁の髪形として用いる。文...
ぶんきん‐ふう【文金風】
江戸中期の男子の髪形の一。髷(まげ)の根を元結で高く巻き上げ、毛先を月代(さかやき)のやや前方に出したもの。豊後節...
ぶん‐ぎ【文義】
文章の意義。文意。
ぶん‐ぎょう【分暁】
[名・形動](スル) 1 夜が明けること。また、夜明け。 2 明らかに悟ること。「この道理の原因を—せざるもの、な...
ぶん‐ぎょう【分業】
[名](スル) 1 手分けして仕事をすること。「時間がないので—して進める」 2 ㋐生産の全工程を分割し、異なった...
ぶん‐ぎょう【文業】
学問的な仕事。また、文学上の業績。文事。
ぶん‐ぎり【分切り】
長いものを一定の長さに細かく切ること。また、そのもの。「針屋の弟子となる身は…—の仕事に年中いとまなく」〈浮・織留・六〉
ぶん‐くん【文勲】
学問または政治上の功績。文功。
ぶん‐ぐ【文具】
「文房具」に同じ。
ぶん‐け【分家】
[名](スル)家族の一員が、その所属していた家から分かれて新しく一家を構えること。また、その家。民法旧規定では、本...
ぶんけ【分家】
伊藤左千夫による自伝的小説。著者唯一の長編小説で、明治44年(1911)3〜7月に正編、明治45年(1912)3〜...
ぶん‐けい【文系】
文科の系統。文科系。⇔理系。
ぶん‐けい【文型】
文の構成上の類型。個々の具体的な文表現から抽出した各種の文の形式を文例によって組織的に示すもの。
ぶん‐けつ【分蘖】
[名](スル)《「ぶんげつ」とも》稲・麦・トウモロコシなどで、茎の根に近い節から新しく茎が発生すること。また、その...
ぶん‐けん【分見/分間】
山野の遠近・高低・距離などを測量すること。また、それを記した図。
ぶん‐けん【分遣】
[名](スル)本隊や本部から分けて派遣すること。「一中隊を—する」
ぶん‐けん【分権】
権力を1か所に集中しないで、分散すること。「地方—」⇔集権。
ぶん‐けん【文検】
旧制の文部省教員検定試験の通称。
ぶん‐けん【文献】
《「献」は賢人の意》 1 昔の制度・文物を知るよりどころとなる記録や言い伝え。文書。 2 研究上の参考資料となる文...
ぶん‐けん【聞見】
[名](スル)「見聞」に同じ。「文明の事物を—する者は」〈福沢・文明論之概略〉
ぶんけん‐い【分権委】
「地方分権改革推進委員会」の略称。
ぶんけん‐がく【文献学】
《(ドイツ)Philologie》文献の真偽の考証・本文の確定・解釈などを行い、民族や文化を歴史的に研究する学問。...
ぶんけん‐ちず【分県地図】
日本全国を都道府県別に分けて作製した地図。
ぶんけんつうこう【文献通考】
中国の制度史書。348巻。元の馬端臨撰。上古より宋の寧宗までの典章・制度の沿革を論じたもの。三通の一。ぶんけんつこう。
ぶん‐げい【文芸】
1 言語によって表現される芸術の総称。詩歌・小説・戯曲などの作品。文学。 2 文学とその他の芸術。また、学問と技芸...
ぶんげい【文芸】
文芸雑誌。昭和8年(1933)改造社から発刊、昭和19年(1944)に河出書房(現河出書房新社)に移った。高見順・...
ぶんげい‐えいが【文芸映画】
文芸作品を原作として製作された映画。
ぶんげい‐か【文芸家】
文芸的な著作を専門の仕事とする人。
ぶんげいか‐きょうかい【文芸家協会】
日本文芸家協会の前身。
ぶんげい‐がく【文芸学】
文学を体系的、科学的に研究する学問。
ぶんげい‐きょうかい【文芸協会】
明治39年(1906)、坪内逍遥・島村抱月らを中心に、演劇・文学・美術などの改革を目的として設立された団体。同42...
ぶんげいクラブ【文芸倶楽部】
文芸雑誌。明治28年(1895)1月創刊、昭和8年(1933)1月廃刊。初期は泉鏡花・樋口一葉・広津柳浪・小栗風葉...
ぶんげい‐しちょう【文芸思潮】
ある時代や社会の文芸の中に、創作上の根源として共通に流れている思想。
ぶんげいしゅんじゅう【文芸春秋】
総合雑誌。大正12年(1923)菊池寛が創刊。最初は随筆雑誌であったが、大正15年(1926)以降総合雑誌となる。...
ぶんげい‐しょう【文芸賞】
優れた文芸作品に与える賞。→文学賞 昭和37年(1962)に創設された文学賞。河出書房新社が主催し、年に1回、優れ...
ぶんげいじだい【文芸時代】
文芸同人雑誌。大正13年(1924)10月創刊、昭和2年(1927)5月廃刊。川端康成・横光利一・片岡鉄兵ら新進作...
ぶんげいじひょうというかんそう【文芸時評という感想】
詩人、荒川洋治の文芸時評。平成17年(2005)刊。第5回小林秀雄賞受賞。
ぶんげいせんせん【文芸戦線】
文芸雑誌。大正13年(1924)6月創刊、昭和7年(1932)7月廃刊。「種蒔(ま)く人」のあとを受けて青野季吉ら...
ぶんげい‐ひひょう【文芸批評】
文芸思潮や文芸作品に対する批評。文芸評論。
ぶんげい‐ふっこう【文芸復興】
「ルネサンス」の訳語。