へき【辟】
[音]ヘキ(漢) 1 罪。重い刑罰。「大辟」 2 避ける。「辟易(へきえき)」
へき【碧】
[人名用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]あお あおい みどり 深い青色。青緑色。「碧眼・碧玉・碧空・碧落/紺碧・深...
へき【僻】
[音]ヘキ(漢) [訓]ひがむ 1 本筋からずれて、正しくない。一方に偏する。「僻見・僻説・僻論」 2 場所が中央...
へき【劈】
[音]ヘキ(漢) [訓]さく 1 切り裂く。切り開く。「劈開」 2 物事の始まり。「劈頭」
へき【壁】
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]かべ 〈ヘキ〉 1 かべ。「壁画・壁面/外壁・内壁・面壁」 2 土べい。かき...
へき【璧】
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]たま 1 ドーナツ形の玉。「完璧・白璧」 2 すぐれたもの。「双璧」
へき【癖】
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]くせ 〈ヘキ〉かたよった習性。くせ。「悪癖・奇癖・潔癖・酒癖・習癖・書癖・性...
へき【壁】
1 かべ。かきね。しきり。「官軍にても此—の輙(たやす)く敗り難きを知りてや」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 二十八宿...
へき【璧】
古代中国の玉器の一。扁平(へんぺい)・環状で中央に円孔がある。身分の標識や祭器、のちには装飾品として用いられた。たま。
へき【癖】
かたよった好みや習性。くせ。「放言の—がある」「煙霞(えんか)の—」
へき‐あん【僻案】
かたよっている考え。まちがっている考え。自分の考えをへりくだってもいう。愚案。愚考。「—条々、愚意にまかせていささ...
へきあんしょう【僻案抄】
鎌倉時代の注釈書。1巻。藤原定家著。嘉禄2年(1226)成立。父俊成から受けた口伝を含め、古今・後撰・拾遺の三代集...
へき‐うん【碧雲】
青みがかった色の雲。青雲。
へきうん‐そう【碧雲荘】
京都市上京区にある邸宅。昭和3年(1928)、野村財閥の創設者である野村徳七の別邸として建てられた。国の重要文化財...
へき‐えき【辟易】
[名](スル)《道をあけて場所をかえる意から》 1 ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること...
へき‐えん【僻遠】
ある地域・場所が中央から遠く離れていること。また、その地域・場所。「—の地」
へき‐かい【碧海】
青い海。青海原。大海。
へき‐かい【劈開】
[名](スル) 1 裂き開くこと。切り開くこと。「連句の研究上に一つの新断面を—するだけの効果は」〈寅彦・連句雑俎...
へき‐かん【壁間】
柱と柱との間の壁の部分。また、壁。壁面。
へき‐が【壁画】
建物や洞窟(どうくつ)内の壁・天井などに描かれた絵画。また、建築壁面に組み込まれたカンバス画・板絵。
へきが‐こふん【壁画古墳】
石室内の壁面に絵や文様が描かれている古墳。
へき‐がん【碧眼】
青い目。特に、欧米人の目。また、欧米人。西洋人。「紅毛—」
へき‐がん【壁龕】
⇒ニッチ1
へきがんろく【碧巌録】
中国の仏教書。10巻。宋の圜悟克勤(えんごこくごん)著。1125年成立。雪竇重顕(せっちょうじゅうけん)が百則の公...
へき‐ぎょく【碧玉】
酸化鉄などの不純物を含み、不透明で色のついた塊状の石英。色は緑・赤・黄褐色など。佐渡の赤玉(あかだま)、出雲の玉造...
へきぎょく‐けい【碧玉渓】
宮城県南部にある渓谷。白石川下流に約4キロメートルにわたり深い峡谷をつくっている。徳富蘇峰によって名付けられた。上...
へき‐くう【碧空】
青く晴れた空。青空。碧天。
へき‐ぐう【僻隅】
都会から遠く離れた片隅の地。僻地。
へき‐けつ【碧血】
《中国、周の萇弘(ちょうこう)が、君主に忠義をつくしたが信任されず自死し、その血が碧玉(へきぎょく)になったという...
へき‐けん【僻見】
公平でない、かたよった見解。偏見。「先入の—を去り」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
へき‐こ【壁虎】
ヤモリの別名。
へきこう【壁孔】
植物細胞の細胞壁にある小孔。隣り合う細胞間で液体の交換がなされる。
へき‐ご【碧梧】
アオギリの別名。
へきごとうくしゅう【碧梧桐句集】
河東碧梧桐の句集。大正5年(1916)、大須賀乙字の選により刊行。
ヘキサ
《(ギリシャ)hex(6の意)から》数の6。
ヘキサクロロベンゼン
ベンゼンの6個の水素をすべて塩素に置換した化合物。無色の針状結晶。除草剤や穀物用の殺菌剤などに用いられたが、発癌物...
ヘキサグラム
⇒六芒星(ろくぼうせい)
ヘキサコア‐シーピーユー【ヘキサコアCPU】
《hexa-core CPU》⇒ヘキサコアプロセッサー
ヘキサコア‐プロセッサー
《「ヘキサ」はギリシャ語で6の意》六つのコア(演算回路の中核部分)を集積したマイクロプロセッサー。異なる処理を独立...
ヘキサコプター
回転翼が6枚のヘリコプター。ヘキサローターヘリコプター。→マルチコプター
ヘキサゴン
六角形。六辺形。
ヘキサゴン‐レンチ
⇒六角棒スパナ
ヘキサセン
6個のベンゼン環が直線状に縮合した芳香族炭化水素。アセン類の一つ。C26H16 ヘキサセン環。
ヘキサセン‐かん【ヘキサンセン環】
⇒ヘキサセン
ヘキサデカン
《16の意》「セタン」に同じ。
ヘキサデカン‐さん【ヘキサデカン酸】
⇒パルミチン酸
ヘキサデセン
不飽和炭化水素の一。常温で無色の液体。セテン。
ヘキサヒドロカンナビノール
大麻草に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)の類似成分の一。THCを水素化し、化学的安定性を増したもの。日...
ヘキサヒドロカンナビヘキソール
大麻草に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)の類似成分の一。THCに似た化学構造をもつ。テトラヒドロカンナ...
ヘキサヒドロカンナビホロール
大麻草に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)の類似成分の一。THCに似た化学構造をもつ。テトラヒドロカンナ...