へい‐みん【平民】
1 官位のない普通の人民。庶民。 2 明治2年(1869)設定された族称の一。華族・士族を除いた農・工・商に対する...
へいみん‐かい【平民会】
古代ローマの民会の一。前5世紀ごろ、対パトリキ(貴族)抗争の結果として設置。当初はプレブス(平民)だけの集会だった...
へいみん‐しゃ【平民社】
明治末期の社会主義結社。明治36年(1903)日露戦争開戦反対を唱えて「万朝報(よろずちょうほう)」を退社した幸徳...
へいみん‐しゅぎ【平民主義】
差別をなくし、万人平等の社会の実現を目ざす主義。明治中期、徳富蘇峰(とくとみそほう)が主張。
へいみんしんぶん【平民新聞】
平民社が発行した週刊新聞。明治36年(1903)創刊。同38年廃刊。同40年に平民社の再建とともに日刊紙として再刊...
へい‐む【兵務】
兵事に関する事務。
へい‐めい【平明】
[名・形動] 1 わかりやすくはっきりしていること。また、そのさま。「—な解説」 2 夜明け。明け方。 [派生]へ...
へい‐めん【平面】
1 平らな表面。また、表面が平らであること。 2 面上のどの二点をとっても、これを結ぶ直線が常にその上にあるような...
へいめん【平面】
山口長男による油絵。黒地に赤茶色の大きな矩形を配置した抽象画。昭和33年(1958)の作品。神奈川県立近代美術館蔵。
へいめん‐アンテナ【平面アンテナ】
平面状のアンテナ。衛星放送の受信用に開発され、斜め方向からの電波も受けられる。
へいめん‐かく【平面角】
相交わる二平面のなす角。
へいめん‐きかがく【平面幾何学】
平面上の図形の性質を研究する幾何学。
へいめん‐きょう【平面鏡】
反射面が平面をなす鏡。
へいめん‐きょくせん【平面曲線】
一つの平面上にある曲線。
へいめん‐さんかくほう【平面三角法】
平面図形の研究に三角関数を応用すること。
へいめん‐しいく【平面飼育】
鶏の平飼いのこと。
へいめん‐しょうひょう【平面商標】
商標のうち、立体標章以外の平面的な商標をさしていう語。法律上の定義はなく、平成8年(1996)の商標法改正で立体標...
へいめん‐ず【平面図】
1 投影図法で、物体を平画面に投影したときに得られる図。 2 建物を水平方向に切って真上から見た図。
へいめん‐ずけい【平面図形】
平面上に描かれた図形。
へいめん‐たいしょう【平面対称】
⇒面対称
へいめん‐てき【平面的】
[形動] 1 表面が平らなさま。「—な顔」⇔立体的。 2 物事のうわべだけで判断し、内面にまで立ち入って考えようと...
へいめん‐は【平面波】
波面が平面である波。
へいめん‐ばん【平面盤】
工作物の平面を研削する工作機械。平面研削盤。
へいめん‐びょうしゃ【平面描写】
作者の主観をまじえず、対象や事件の経過の表面だけをありのままに描く文芸上の手法。明治40年代、田山花袋が主張。
へいめん‐へんこう【平面偏光】
⇒直線偏光
へい‐もつ【聘物】
贈り物。進物。幣物(へいもつ)。
へい‐もつ【幣物】
1 神前にささげる供物。幣帛(へいはく)。へいぶつ。 2 贈り物。進物。聘物(へいもつ)。へいぶつ。
へい‐もん【閉門】
[名](スル) 1 門をとじること。⇔開門。 2 謹慎の意を表すため、門をとざして家にこもること。 3 江戸時代、...
へい‐もん【聘問】
[名](スル)進物をたずさえて訪問すること。
へい‐や【丙夜】
五夜(ごや)の一。およそ今の午後11時または午前0時からの2時間。子(ね)の刻。三更(さんこう)。
へい‐や【平野】
平らに広くひらけた土地。成因により海岸平野・構造平野・浸食平野・堆積平野・沖積平野などに分けられる。
へい‐ゆ【平癒】
[名](スル)病気が治ること。「長い闘病生活を経て—した」
へい‐ゆう【併有】
[名](スル)二つ以上のものを同時にあわせもつこと。「富と権力を—する」
へい‐よう【併用】
[名](スル)あるものを他のものとともに用いること。「二種類の内服薬を—する」
へい‐よう【聘用】
[名](スル)礼を尽くして招き、取り立てて用いること。「浅学薄識の徒を—し」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
へいよう‐じゅうたく【併用住宅】
人が居住する部分と、居住者が事務所や店舗などとして業務に使用する部分を一つの建物の中に併せ持つ住宅。
へい‐らい【平礼】
《「ひれ」に当てた「平礼」を音読みにした語。「へいれい」とも》烏帽子(えぼし)の頂を折ってかぶること。また、その烏...
へい‐らん【兵乱】
戦争で世が乱れること。戦乱。ひょうらん。
へい‐り【弊履/敝履】
破れた履物。また、何の価値もないもののたとえ。「勢の去る所は之を棄つること—より易し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
へい‐りつ【並立】
[名](スル)二つ以上のものが並んで立つこと。また、同時に存在すること。「南朝北朝が—する」
へいりつ‐じょし【並立助詞】
助詞の種類の一。種々の語に付いて、二つ以上の言葉を対等の関係で接続するのに用いられる。多くは、格助詞・係助詞・副助...
へい‐りゃく【兵略】
軍事上のはかりごと。戦略。
へい‐りょく【兵力】
1 兵員数・兵器数などの総合力。戦闘力。「—を増強する」 2 国際法上、戦闘に従事できる資格を有する人々の集団。
へいりょく‐とうしゃ【兵力投射】
⇒戦力投射
へいりょく‐ひきはなし【兵力引(き)離し】
PKO(国連平和維持活動)の活動の一。紛争が起こった際に、当事者同士の間に緩衝地帯を設けて駐留し、双方を監視するこ...
弊履(へいり)を棄(す)つるが如(ごと)し
破れた履物を捨てるように、何の未練もなく捨て去ることのたとえ。
へいりん‐じ【平林寺】
埼玉県新座市野火止(のびどめ)にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は金鳳山。開創は天授元年=永和元年(1375)、開山は...
ヘイルー
《high-assay, low enriched uranium》ウラン235の濃度が5〜20パーセントのもの。...
へい‐れい【聘礼】
1 人を招くときの贈り物。 2 婚約のしるしに贈る物。結納の贈り物。
へい‐れつ【並列】
[名](スル) 1 二つ以上のものが並ぶこと。また、並べつらねること。「百足(むかで)の脚のように—した無数の纏繞...