べにさし‐ゆび【紅差(し)指】
紅をつけるときに用いる指。くすりゆび。べにつけゆび。
べに‐ざら【紅皿】
化粧用の紅を塗りつけてある小皿。指先や筆で溶いて用いる。皿紅。
べにざら‐かけざら【紅皿欠皿】
継子(ままこ)話の一。継子で美しい娘欠皿を、継母とその実子の醜い紅皿がいじめるが、結局、欠皿は高貴な人と結婚して幸...
べに‐しじみ【紅小灰蝶】
シジミチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約3センチ。翅は光沢の強い橙赤色に数個の黒紋が散在。幼虫の食草はギシギシ・ス...
べに‐したば【紅下翅】
ヤガ科の昆虫。翅(はね)の開張7センチくらい。前翅は灰色、後ろ翅は桃紅色で2個の黒い帯がある。幼虫はヤナギ類につく。
べに‐しだ【紅羊歯】
オシダ科の常緑の多年生のシダ。林下にみられ、根茎から束生する。葉柄は長く、黒褐色の鱗片(りんぺん)が密生。葉は長さ...
べに‐しぼり【紅絞(り)】
紅色の絞り染め。
べに‐しょうが【紅生姜】
ショウガを、赤ジソや食紅を加えた梅酢に漬けたもの。
ベニス
ベネチアの英語名。 米国カリフォルニア州ロサンゼルス西部の地区。ビーチリゾートとして知られる。海岸沿いにサイクリン...
ベニ‐スウェーフ
⇒ベニスエフ
ベニ‐スエフ
エジプト、ナイル川下流西岸の都市。周辺では綿花や穀類が生産され、紡績業、精糖が盛ん。近郊に古代エジプト時代の都市遺...
べに‐すずめ【紅雀】
スズメ目カエデチョウ科の鳥。全長約10センチ。雄は全体に赤紅色で白点が散在し、雌は黄褐色。雌雄ともくちばしが赤い。...
べに‐すずめ【紅天蛾】
スズメガ科の昆虫。翅(はね)の開張6センチくらいで、全体に紅桃色。後ろ翅(ばね)の基部に黒紋がある。幼虫の食草はカ...
ベニスにしす【ベニスに死す】
《原題、(ドイツ)Der Tod in Venedig》トマス=マンの短編小説。1912年発表。初老の作家が旅先の...
ベニスのしょうにん【ベニスの商人】
《原題The Merchant of Venice》シェークスピアの喜劇。5幕。1596年ごろの作。ユダヤ人の高利...
べにずり‐え【紅摺り絵】
浮世絵版画で、墨版のほか紅・緑を主としたわずかな色数の色摺り木版画。江戸中期に始まり、のち錦絵(にしきえ)に発展し...
ベニゼル‐ひろば【ベニゼル広場】
《Plateia Venizelou/Πλατεία Βενιζέλου》ギリシャ南部、クレタ島の港湾都市イラクリ...
べに‐ぞめ【紅染(め)】
紅色に染めること。また、染めたもの。ベニバナで染めたものは本紅染めともいう。くれないぞめ。
べに‐たけ【紅茸】
ベニタケ科ベニタケ属のキノコの総称。茎が太くて短く、傘は浅い漏斗状に開き、赤色のものが多い。大部分が無毒で、食用に...
べに‐ちょく【紅猪口】
内側に紅を塗りつけた猪口形の容器。指先で溶いて唇に塗る。べにちょこ。
べにつけ‐ゆび【紅付け指】
くすりゆび。べにさしゆび。
べに‐づる【紅鶴】
フラミンゴの別名。
べに‐てんぐたけ【紅天狗茸】
テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋、深山の林内に生え、高さ10〜20センチ。傘は深紅色から橙黄色で、表面に白いい...
ムッソリーニ
[1883〜1945]イタリアの政治家。社会党左派に属したが、第一次大戦で主戦論をとったため除名。戦後、ファシスタ...
べに‐どうだん【紅灯台】
ツツジ科の落葉低木。山地に自生。輪生状に枝分かれし、枝先に葉がつく。夏の初め、釣鐘状の紅色の小花を総状に垂れてつけ...
べに‐の‐き【紅の木】
ベニノキ科の半落葉性の小高木。樹皮は赤褐色。葉は大形の心臓形で、強光を避けて回転する性質がある。秋に紅色か白色の5...
ベニ‐ハサン
⇒ベニハッサン
ベニ‐ハッサン
エジプト、ナイル川中流東岸にある墳墓群。ミニヤの南東約20キロメートルに位置する。主に中王国時代に岩壁を穿(うが)...
ベニハマッド‐ようさい【ベニハマッド要塞】
《Beni Hammad》⇒ベニハンマド要塞
ベニハンマド‐ようさい【ベニハンマド要塞】
《Beni Hammad》アルジェリア北部、高原地帯の山中にある要塞都市の遺跡。東アルジェリアを支配したハンマド朝...
べに‐ばと【紅鳩】
ハト科の鳥。全長23センチくらい。雄はぶどう色で頭と尾が灰色。雌は淡褐色。アジア南東部から南西部にかけて分布。
べに‐ばな【紅花】
キク科の越年草。高さ約1メートル。葉は堅くてぎざぎざがあり、互生する。夏、アザミに似た頭状花が咲き、鮮黄色から赤色...
べにばな‐いちご【紅花苺】
バラ科の落葉小低木。本州中部以北の高山に自生。高さ約1メートル。とげはなく、葉は倒卵形の3枚の小葉からなる羽状複葉...
べにばな‐いんげん【紅花隠元】
マメ科の蔓性(つるせい)の多年草。熱帯アメリカの原産で、温帯では一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏、朱赤色か白...
べに‐ひ【紅檜】
ヒノキ科の常緑高木。材がヒノキより紅色となり、建築材に利用。台湾の原産。
べに‐ひかげ【紅日陰蝶】
ジャノメチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約4.5センチ。翅は黒褐色で、前翅に数字の8のような橙紅色の紋がある。本州...
べに‐ひわ【紅鶸】
アトリ科の鳥。全長13センチくらい。背面は褐色の縦斑があり、額が赤く、雄は胸も赤い。北半球北部で繁殖。日本では冬鳥。
べに‐ふで【紅筆】
口紅をつけるのに用いる筆。
べに‐ましこ【紅猿子】
アトリ科の鳥。全長約15センチ。雄は全体に紅色を帯びた褐色。雌は淡褐色。北海道・東北で繁殖、冬は南へ移動。
べに‐ます【紅鱒】
ベニザケの別名。
ベニモラ
ホルストの管弦楽曲。全3曲。1909年から1910年にかけて作曲。「東洋的組曲」の副題をもつ。インド哲学をはじめと...
ベニヤ
1 合板などを作るのに用いる、薄い板。 2 「ベニヤ板」に同じ。
ベニヤ‐いた【ベニヤ板】
ベニヤ1を数枚重ねて張り合わせた板。合板。
紅(べに)をさ・す
1 頰紅や口紅をつけて化粧する。 2 頰が赤くなる。
ベニン
⇒ベナン
ベニン‐シティー
ナイジェリア南部の都市。エド州の州都。ニジェール川デルタの北西部、ベニン川沿いに位置し、河港をもつ。15世紀から1...
ベニントン
米国バーモント州南西部の町。アメリカ独立革命におけるベニントンの戦いの舞台となった場所。戦いの記念碑や同州最古の教...
グッドマン
[1909〜1986]米国のクラリネット奏者。本名、ベンジャミン=デビッド=グッドマン(Benjamin Davi...
ペレス‐ガルドス
[1843〜1920]スペインの小説家。19世紀スペイン写実主義の代表者の一人。共和派代議士として専制政治に対抗し...
ベヌエ‐こくりつこうえん【ベヌエ国立公園】
《Bénoué National Park》カメルーン中北部にある国立公園。面積1800平方キロメートル。東縁にベ...