ぼた
炭鉱で選炭したあとの廃石や質の悪い石炭。特に九州地方を中心に用いられる語。
ぼ‐たい【母体】
1 母親のからだ。「—の保護」 2 発展してきたものの、もとになるもの。「運動の—となる市民団体」
ぼ‐たい【母胎】
1 母親の胎内。 2 物事を生みだす基盤となるもの。「懐疑こそ知識の—である」
ぼたい‐けっせいマーカーけんさ【母体血清マーカー検査】
⇒血清マーカー検査
ぼたいたいじ‐しゅうちゅうちりょうしつ【母体胎児集中治療室】
⇒エム‐エフ‐アイ‐シー‐ユー(MFICU)
ぼたいほご‐ほう【母体保護法】
母体の健康と生命を保護することを目的とし、不妊手術・人工妊娠中絶などについて規定する法律。平成8年(1996)優生...
ボタニカきょう【菩多尼訶経】
《(ラテン)botanicaは植物学の意》江戸後期の学術書。1冊。宇田川榕庵著。文政5年(1822)刊。日本で初め...
ボタニカル
[形動]植物の。植物性の。植物学の。
ボタニカル‐アート
植物細密画。草花を科学的に精確に描出する。
ボタニカル‐ガーデン
植物園。
ぼた‐ぼた
[副] 1 大粒の液体が続いてしたたり落ちる音や、そのさまを表す語。「—(と)雨漏りがする」 2 動きがもたつくさ...
ぼた‐もち【牡丹餅】
1 「御萩(おはぎ)」に同じ。 2 丸くて大きい顔の不器量な女性をあざけっていう語。「—とぬかしたと下女いきどほり...
ぼた‐やま【ぼた山】
炭鉱で、ぼたを積み上げた山。
ぼた‐ゆき【牡丹雪】
「ぼたんゆき」に同じ。
ボタロー
[1530?〜1587?]イタリア生まれの医師。パリに移り住み、シャルル9世とアンリ3世の侍医を務めた。
ボタロー‐かん【ボタロー管】
⇒動脈管
ボタローかんかいぞん‐しょう【ボタロー管開存症】
⇒動脈管開存症
ボタロー‐どうみゃくかん【ボタロー動脈管】
⇒動脈管
ぼ‐たん【牡丹】
1 ボタン科の落葉低木。高さ1〜2メートル。葉は大きく、羽状複葉で、互生する。5月ごろ、白・紅・紫・黄色などの大形...
ボタン【鈕/釦】
1 衣類の合わせ目などに用いるもの。他の一方に設けた穴やループをくぐらせて留める。装飾を兼ねることが多い。 2 指...
ぼたん‐いろ【牡丹色】
紫がかった濃紅色。
ぼたん‐えび【牡丹海老/牡丹蝦】
十脚目タラバエビ科のエビ。日本固有種で、北海道の内浦湾から高知県の土佐湾にかけて分布。体長約20センチで、濃い黄赤...
ぼたんか‐しょうはく【牡丹花肖柏】
[1443〜1527]室町中期の連歌師・歌人。公家の中院通淳(なかのいんみちあつ)の子。別号、夢庵・弄花軒。和歌を...
ぼたん‐からくさ【牡丹唐草】
唐草に牡丹の花と葉を配した模様。
ボタンがた‐でんち【ボタン型電池】
⇒ボタン電池
ぼたん‐きょう【牡丹杏】
ハタンキョウの別名。
ぼたん‐こう【牡丹江】
中国東北地区の吉林省・黒竜江省を流れる川。牡丹嶺に源を発して北流し、依蘭で松花江に注ぐ。長さ725キロ。ムータンチ...
ぼたん‐ざくら【牡丹桜】
サトザクラの別名。
ボタン‐せんそう【ボタン戦争】
ミサイルなどの操作ボタンを押すだけで始まる、または、終わるような形態の戦争。軍事技術の高度化や核兵器の発達などによ...
ぼたん‐たまご【牡丹卵】
熱した油の中に鶏卵を割り落とした料理。黄身の周りに白身が広がってボタンの花に似る。
ボタン‐ダウン
シャツの襟先をボタンで身頃に留めてある襟。ボタンダウンカラー。
ボタンダウン‐カラー
⇒ボタンダウン
ぼたん‐づる【牡丹蔓】
キンポウゲ科の落葉性の蔓植物。原野に生え、茎は木質化し、淡褐色のはがれやすい皮がある。葉はボタンに似る。夏、乳白色...
ぼたん‐でら【牡丹寺】
境内に多くの牡丹1が植えられている寺院、また、牡丹の名所である寺院の通称。各地に所在。
ボタン‐でんち【ボタン電池】
ボタンの形をした小型の電池。アルカリ電池・リチウム電池・酸化銀電池などがあり、腕時計やカメラをはじめさまざまな用途...
ぼたんどうろう【牡丹灯籠】
人情噺(ばなし)「怪談牡丹灯籠」、およびそれに基づく歌舞伎狂言などの通称。
ぼたん‐なべ【牡丹鍋】
イノシシの肉を野菜・豆腐などと味噌で煮る鍋料理。猪鍋(ししなべ)。《季 冬》「枯枝の網の目に星—/静塔」
牡丹(ぼたん)に唐獅子(からじし)
牡丹に獅子を配した図柄。また、取り合わせのよいもののたとえ。獅子に牡丹。
ボタンの掛(か)け違(ちが)い
対処の方法を誤り、そのことが原因であとから不都合が生じたり、双方の間で食い違いが生じたりすること。
ぼたん‐ばけ【牡丹刷毛】
毛が張り開いた化粧用のはけ。おしろいやほお紅をつけるのに使う。
ボタンホール
ボタンをはめるための穴。ボタン穴。
ぼたん‐ぼうふう【牡丹防風】
セリ科の多年草。海岸に生え、高さ約1メートル。茎は太く、枝分かれし、葉はボタンに似る。夏、白い小花が集まって開く。...
ぼたん‐やり【牡丹槍】
先端に綿や毛を布で丸く包んでつけた、練習用の槍。たんぽやり。
ぼたん‐ゆき【牡丹雪】
雪の結晶が多数付着し合い、大きな雪片となって降る雪。ボタンの花びらのように降るからとも、ぼたぼたした雪の意からとも...
ボタンを掛(か)け違(ちが)・える
対処の方法を誤り、そのことが原因であとから不都合や食い違いが生じる。