ろくじ‐さんぎょう【六次産業】
⇒第六次産業
ろくじ‐ざんまい【六時三昧】
仏語。六時2に、念仏・懺法(せんぼう)などを一心に勤めること。
ろく‐じぞう【六地蔵】
仏語。六道のそれぞれにあって衆生の苦しみを救う6体の地蔵菩薩(ぼさつ)。地獄道の檀陀(だんだ)、餓鬼道の宝珠(ほう...
ろくじぞう【六地蔵】
狂言。詐欺師が六地蔵を求める田舎者をだまそうと偽仏師となり、三人の仲間を地蔵に仕立て、居所を変えて六体に見せかける...
ろくじ‐だらに【六字陀羅尼】
仏語。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の6字の真言。「闇婆計陀那摩(あんばけだなま)」または「唵縛鶏淡納莫(うんばけだな...
ろくじっしん‐ほう【六十進法】
数の表記法の一。60ごとに上の位に上げていく表し方。古代バビロニアで用いられた。時間・角度に用いる。
ろくじ‐どう【六時堂】
六時の勤めをする堂。
ろくじ‐の‐つとめ【六時の勤め】
六時に念仏・誦経(ずきょう)をすること。六時の勤行(ごんぎょう)。
ろくじ‐の‐へだたり【六次の隔たり】
《six degrees of separation》知り合いの知り合いを繰り返し辿って行くと、6人目でほぼ世界中...
ろくじ‐の‐みょうごう【六字の名号】
仏語。「南無阿弥陀仏」の6字のこと。
ろくじ‐ほう【六字法】
密教で、六観音を本尊として調伏・息災などのために行う修法。
ろく‐じゃくしん【六著心】
仏語。6種の執著(しゅうじゃく)心。貪著(とんじゃく)・愛著・瞋著(しんじゃく)・痴著(ちじゃく)・欲著・慢著。
ろく‐じゅう【六十】
1 10の6倍の数。 2 60歳。むそじ。
ろくじゅうし‐け【六十四卦】
易で、八卦(はっけ)を二つずつ組み合わせてできる64の卦。「易経」は、この六十四卦の占いの語や解釈を記している。
六十(ろくじゅう)にして耳(みみ)順(したが)う
《「論語」為政から》60歳で他人の意見に反発を感じず、素直に耳を傾けられるようになる。→耳順(じじゅん)
ろくじゅうにち‐ルール【六十日ルール】
衆議院で可決され参議院に送付された法案が60日以内に議決されない場合、衆議院は参議院が法案を否決したものとみなす、...
ろくじゅうねん‐あんぽとうそう【六十年安保闘争】
日米安全保障条約の改定に反対して、昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて展開された大規模な社会運...
六十(ろくじゅう)の手習(てなら)い
60歳で習字を始めること。年をとってから物事を習うたとえ。
ろくじゅうはち‐ケー
⇒ろくまんはっせん(68000)
ろくじゅうよ‐しゅう【六十余州】
60余りの国。畿内・七道の66国と壱岐(いき)・対馬(つしま)の2国を合わせた、日本全国の称。
ろくじゅうよん‐カム
《64 quadrature amplitude modulation》QAMのうち、波の振幅を8段階で表して、一...
ろくじゅうよんビット‐パソコン【64ビットパソコン】
《64bit personal computer》64ビットのマイクロプロセッサーを搭載したパーソナルコンピュータ...
ろくじゅうろく‐ぶ【六十六部】
法華経を66回書写して、一部ずつを66か所の霊場に納めて歩いた巡礼者。室町時代に始まるという。また、江戸時代に、仏...
ろくじょう【六条】
平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。六条大路。
ろく‐じょう【六情】
喜・怒・哀・楽・愛・悪の六つの感情。
ろく‐じょう【鹿茸】
鹿(しか)の袋角(ふくろづの)を乾燥したもの。漢方で増血・強精剤などに用いる。
ろくじょうえいそう【六帖詠草】
江戸後期の歌集。7巻7冊。小沢蘆庵作。門人の小川萍流(おがわへいりゅう)・前波黙軒(まえばもくけん)らの編。文化8...
ろくじょう‐がわら【六条河原】
京都市の五条と六条との間の鴨川べり一帯。中世ごろまで罪人などの処刑地。
ろくじょう‐け【六条家】
平安末期から鎌倉初期にかけて栄えた和歌の家系。京都六条烏丸に住んだ藤原顕季(ふじわらのあきすえ)を祖とし、顕輔(あ...
ろくじょう‐てんのう【六条天皇】
[1164〜1176]第79代天皇。在位1165〜1168。二条天皇の皇子。名は順仁(のぶひと)。後白河上皇の院政...
ろくじょう‐どうふ【六条豆腐】
豆腐を薄く切り、塩をまぶして陰干しにしたもの。酒に浸して、または吸い物に入れて食べる。京都六条の人が初めて製したという。
ろくじょう‐どおり【六条通り】
京都市下京区を東西に通じる道路。東の西木屋町から西の佐井西通りに至る。平安京の六条大路にあたる。
ろくじょう‐の‐みやすどころ【六条御息所】
源氏物語中の人物。ある大臣の娘。東宮に仕えて秋好(あきこのむ)中宮を産むが、東宮に死別。のち光源氏の愛人となるが、...
ろくじょう‐まいり【六条参り】
京都六条通りにある東西両本願寺に参詣(さんけい)すること。「おかか殿は—をさせましょ」〈浮・五人女・二〉
ろくじょう‐みどう【六条御堂】
⇒万寿(まんじゅ)寺
ろくじ‐らいさん【六時礼讃】
仏語。一昼夜の六時に仏を礼拝・賛嘆する勤行(ごんぎょう)。また、そのときに唱える文。善導の「往生礼讃」を用いる。
ろく‐じん【六塵】
仏語。色・声・香・味・触・法の六境のこと。心を汚し煩悩を起こさせるのでいう。
ろく‐じんずう【六神通】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)に備わる六種の超人的な能力。神足通・天眼(てんげん)通・天耳(てんに)通・他心通・宿命(し...
ろく‐ジー
《6th generation》⇒第六世代移動通信システム
ろく‐すっぽ【陸すっぽ/碌すっぽ】
[副]《「ろくずっぽ」とも》あとに打消しの語を伴って、物事を満足になしとげていないさまを表す。ろくに。ろくすっぽう...
ロクスビー‐ダウンズ
オーストラリア、南オーストラリア州中央部の町。近郊に、高品質なウラン鉱を産するオリンピック鉱山がある。
ろく・する【勒する】
[動サ変][文]ろく・す[サ変] 1 ととのえる。統御する。「部下の兵を—・するとすぐに」〈中島敦・李陵〉 2 彫...
ろく・する【録する】
[動サ変][文]ろく・す[サ変]書きとどめる。記録する。「先達の業績を—・する」
ろく‐せいけい【六正刑】
武家時代に行われた六種の刑。禁獄・追放・流罪・斬罪(ざんざい)・梟首(きょうしゅ)・磔(はりつけ)。
ろく‐せにち【六施日】
⇒六斎日(ろくさいにち)
ろくせんどのあい【六〇〇〇度の愛】
鹿島田真希の長編小説。長崎を舞台に、日常から逃げ出した主婦とロシア人青年との恋愛を描く。平成17年(2005)刊行...
ろく‐そ【六祖】
中国禅宗の第6番目の祖、慧能(えのう)のこと。六祖大師。 中国天台宗の第六祖、湛然(たんねん)のこと。 日本天台宗...
ろく‐そう【六窓】
仏語。六根を六つの窓にたとえていう語。
ろく‐そく【六即】
天台宗で、究極の悟りに至る六段階。理即・名字即・観行即・相似即・分真即・究竟即。
ろく‐そっぽう【陸そっぽう/碌そっぽう】
《近世江戸語》 [形動]あとに打消しの語を伴って、満足な状態でないさまを表す。ろくな。「どうで—な事はねえはずだ」...