ろう‐き【老耆】
律令制で、老2の者と耆(66歳以上、のち65歳以上)の者。転じて、老人。
ろう‐き【老騏/老驥】
《「騏」「驥」ともに千里を行く馬の意》 1 年老いた駿馬。 2 年老いた英傑。
ろう‐き【牢記】
[名](スル)しっかり心にとどめて忘れないこと。銘記。「父のために憂え、某のために惜んで、心にこれを—していた」〈...
ろう‐き【癆気】
労咳(ろうがい)のこと。
ろうき‐しょ【労基署】
「労働基準監督署」の略。
老驥(ろうき)千里(せんり)を思(おも)う
《杜甫「贈韋左丞丈済」から》英雄が年老いても覇気が衰えず、遠大な志を持つたとえ。
ろうき‐ほう【労基法】
「労働基準法」の略。
ろう‐きゃく【老脚】
老人の足。年寄りの歩み。
ろう‐きゅう【老朽】
[名・形動](スル) 1 古くなって役に立たないこと。また、そのもの。「—した校舎」 2 年老いて役に立たないこと...
ろう‐きゅう【籠球】
⇒バスケットボール
ろうきゅう‐か【老朽化】
[名](スル)古くなり、役に立たなくなること。「—した建物」
ろう‐きょ【陋居】
「陋屋(ろうおく)」に同じ。
ろう‐きょ【籠居】
[名](スル)家に閉じこもって外に出ないこと。閉居。また、謹慎して自宅に閉じこもること。「終日一室に—して」〈谷崎...
ろう‐きょう【老境】
老人の境遇・境地。また、老年。「—に入っても気が若い」
ろう‐きょう【陋狭】
[名・形動]見苦しくて狭いこと。また、そのさま。「—な庵」
ろう‐きょう【労協】
「労働者協同組合(ワーカーズコープ)」の略。
ろう‐きょく【浪曲】
「浪花節(なにわぶし)」に同じ。
ろうきょくしあさひまるのはなし【浪曲師朝日丸の話】
田中小実昌(こみまさ)の短編小説。昭和46年(1971)発表。昭和54年(1979)刊行の短編集「香具師の旅」より...
老驥(ろうき)櫪(れき)に伏(ふ)するも志(こころざし)は千里(せんり)にあり
《曹操「碣石篇」から。「櫪」は、馬屋。駿馬は年老いて馬屋につながれていても、なお千里を走ろうという気持ちを失わない...
ろう‐きん【労金】
「労働金庫」の略。
ろうきん‐れん【労金連】
「労働金庫連合会」の略称。
ろう‐ぎ【老妓】
年をとった芸妓。
ろう‐ぎ【螻蟻】
ケラとアリ。また、虫けら。小さくて取るに足りないもののたとえ。「大日輪は—の穴にも光を惜まず」〈露伴・二日物語〉
ろう‐ぎく【老菊】
盛りを過ぎ、色あせた菊の花。
ろうぎしょう【老妓抄】
岡本かの子の短編小説。昭和13年(1938)「中央公論」誌に発表。
ろう‐ぎょ【撈魚】
魚をとること。漁撈。
ろう‐ぎん【労銀】
労働の賃銀。労賃。
ろう‐ぎん【朗吟】
[名](スル)声高く詩歌を吟詠すること。「—して、飛過(ひか)す洞庭湖」〈芥川・杜子春〉
ろう‐く【老躯】
年老いて衰えたからだ。老体。
ろう‐く【労苦】
[名](スル)心身が疲れ苦しい思いをすること。苦労すること。「—に報いる」「隣の下駄職の—する光景(さま)も見える...
ろう‐く【僂佝】
背が曲がって前かがみになっている人。
ろう‐くつ【老屈】
年老いて腰が曲がること。また、年老いて体力の衰えること。〈日葡〉
ろうくつ‐しょう【蝋屈症】
⇒カタレプシー
ろう‐くみ【労組】
「労働組合」の略。ろうそ。
ろうくみ‐ほう【労組法】
「労働組合法」の略。
ろう‐くん【老君】
1 家督を譲って隠居した主人や主君を使用人や家臣がよぶ称。 2 老人を敬っていう語。
ろう‐くん【郎君】
1 年若く身分の高い男子や主家の息子などを敬っていう語。わかとの。「—の御後見を致すべき、御委托を蒙り」〈竜渓・経...
ろうぐんそう【老軍曹】
《原題、(フランス)Le Vieux Sergent》⇒老兵士
ろう‐けい【老兄】
1 年をとった兄。 2 手紙などで、年上の友人を敬っていう語。
ろう‐けい【朗景】
明るく心楽しい眺め。
ろう‐けち【﨟纈/蝋纈】
文様染めの一。布帛(ふはく)に蝋(ろう)で文様を描き、染液中に浸したあとで蝋を取り除くもの。型で蝋を押して文様を表...
ろう‐けつ【﨟纈/蝋纈】
⇒ろうけち(﨟纈)
ろうけつ‐ぞめ【﨟纈染(め)】
防染材料に蝋(ろう)を使った染め物。また、その方法。蝋染め。→﨟纈(ろうけち)
ろう‐けん【老犬】
老いた犬。
ろう‐けん【老健】
[名・形動]老いてなおからだが健康なこと。また、そのさま。「況んやまた阿母—にして」〈蘆花・不如帰〉 [名]「介護...
ろう‐けん【陋見】
1 狭い見解。あさはかな考え。「因襲の—に囚われている年寄の」〈二葉亭・平凡〉 2 自分の考えをへりくだっていう語...
ろう‐げ【労気】
病気。やまい。「母の尼の—にはかにおこりて」〈源・夢浮橋〉
ろう‐げつ【朗月】
明るく澄み渡った月。「常は—を望み、浦風に嘯(うそぶ)き」〈平家・三〉
ろう‐げつ【臘月】
陰暦12月の異称。《季 冬》
ろう‐げつ【朧月】
おぼろづき。