うり‐げんさき【売(り)現先】
⇒債券現先
うり‐こ【売(り)子】
1 雇われて、商品を店先で売ることを仕事とする人。また、列車内・駅・劇場などで商品を売り歩く人。 2 商家で、商品...
うり‐こか・す【売りこかす】
[動サ五(四)]惜しげもなくすっかり売ってしまう。売りとばす。「余った菊は花屋へ—・して」〈漱石・草枕〉
うり‐こし【売(り)越し】
1 機関投資家や証券会社が、ある一定期間内に売った金額または量が、買った金額または量より多いこと。⇔買い越し。 2...
うり‐ことば【売(り)言葉】
人を怒らせ、けんかをしかけるような言葉。⇔買い言葉。
売(う)り言葉(ことば)に買(か)い言葉(ことば)
相手の暴言に応じて、同じような調子で言い返すこと。
うりこひめ【瓜子姫】
昔話の一。また、その女主人公。老婆が川で拾った瓜から生まれた瓜子姫は、美しく成長する。姫は殿様への嫁入り支度として...
うり‐こみ【売(り)込み】
1 売り込むこと。「—を図る」「—合戦」 2 信用取引で、さかんに売ること。また、株価がある一定の水準に落ち込むま...
うりこみ‐といや【売込問屋】
生産者から商品の販売を委託されて、輸出商や卸売商に売る問屋。
うり‐こ・む【売(り)込む】
[動マ五(四)] 1 上手に説明をして買う気持ちを起こさせ、商品を売る。販路を広げる。「新製品を—・む」 2 うま...
うり‐ごえ【売(り)声】
商人などが品物を売るために呼び掛ける声。
うり‐さき【売(り)先】
品物を売った相手。また、売ろうとする相手。売り口。
うり‐さ・げる【売(り)下げる】
[動ガ下一][文]うりさ・ぐ[ガ下二]政府などから物品を民間に売り渡す。払い下げる。下げ渡す。「公有地を—・げる」
うり‐さば・く【売り捌く】
[動カ五(四)]商品を広い範囲に上手に売る。「在庫品を—・く」
うり‐ざいりょう【売(り)材料】
⇒悪材料(あくざいりょう)
うり‐ざね【瓜実/瓜核】
1 瓜の種(たね)。 2 「瓜実顔」の略。
うりざね‐がお【瓜実顔】
瓜の種に似て、色白・中高で、やや面長(おもなが)な顔。古くから美人の一典型とされた。
うりざね‐じょうちゅう【瓜実条虫】
条虫の一種。全体は鎖状で、体長15〜35センチ。個々の体節が瓜の種の形をしている。中間宿主は犬・猫につくノミ・シラ...
うり‐しぶ・る【売(り)渋る】
[動ラ五(四)]売るのを手控える。たやすく売らない。「値上がりを見越して業者が—・る」
うり‐しろ【売(り)代】
物を売って得た代金。売り上げ。
売(う)り代(しろ)な・す
物を売って金に換える。売り払う。しろなす。「連年の不作つづきに、田畑大方は—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
うりじょう‐か【瓜状果】
中果皮・内果皮が厚く、水分の多い多肉質の果実。スイカ・キュウリなど。瓠果(こか)。瓢果(ひょうか)。
うり‐すえ【売(り)据え/売り居え】
家などを造作付きで売ること。また、その家。「始めて五番町の—を二十九枚で買った」〈鴎外・安井夫人〉
うりずん
沖縄で、春分から梅雨入りまでの時季。旧暦の2月から3月ごろ。 [補説]「潤い初め」の変化したものか。
うりずん‐まめ【うりずん豆】
《「うりずん」は沖縄で春分から梅雨入りまでの時季》四角豆の別名。熱帯地域の原産で、日本では沖縄を中心に栽培される。
うり‐ぞめ【売(り)初め】
売りはじめること。初めて売ること。特に、新年の売りはじめ。初売り。初商い。《季 新年》「—や町内一の古暖簾(のれん...
うり‐たた・く【売り叩く】
[動カ五(四)] 1 換金の必要から、損を承知で売る。「金策のために在庫品を—・く」 2 相場を下落させるために安...
うり‐たて【売(り)立て】
一定量の品物を一定期間に売ること。一般に競り売りや入札による。「所蔵美術品の—」
うり‐だか【売(り)高】
売った商品の数量。また、その金額の総計。売上高。
うり‐だし【売(り)出(し)】
1 売りはじめること。 2 新しい商品などを市場に出すこと。「新製品の—」 3 一定の期間に限って、商品を特別に安...
うりだし‐かぶ【売出株】
すでに発行された株式を、改めて一般に均一の条件で売り出す株式。
うりだし‐はっこう【売出発行】
発行額を前もって決めずに、一定の売り出し期間中に売却できた総額を発行額とする債券発行の方法。金融債や政府関係機関が...
うり‐だ・す【売(り)出す】
[動サ五(四)] 1 売りはじめる。「指定券を九時に—・す」 2 新しい商品などを市場に出す。「新型車を—・す」 ...
うり‐だて【売(り)建て】
1 株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で成立した売り注文。または、売り約定。⇔買い建て。 2 「売建玉(う...
うりだて‐ぎょく【売建玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売りの注文や売り約定をしたままで、未決済のもの。うりぎょく。⇔買建玉。
うり‐だめ【売り溜め】
売り上げた代金をためておくこと。また、その金。うりだめきん。
うり‐ち【売(り)地】
売りに出してある土地。
ウリッセのきかん【ウリッセの帰還】
《原題、(イタリア)Il ritorno d'Ulisse in patria》モンテベルディのオペラ。全3幕。1...
ウリッセのここくへのきかん【ウリッセの故国への帰還】
《原題、(イタリア)Il ritorno d'Ulisse in patria》⇒ウリッセの帰還
うり‐つく・す【売(り)尽(く)す】
[動サ五(四)]売れるものはすべて売ってしまう。うりきる。「閉店までに生ものを—・す」
うり‐つけ【売(り)付け】
1 無理に押しつけて売ること。 2 「売り付け詐欺」の略。
うりつけ‐さぎ【売(り)付け詐欺】
詐欺の手法の一。安価な品や架空の品などを高価なもののように見せかけて売り、金品をだまし取ること。売り付け。
うり‐つ・ける【売(り)付ける】
[動カ下一][文]うりつ・く[カ下二]無理に買わせようとする。押しつけて売る。「安物を—・ける」
うり‐つなぎ【売り繋ぎ】
株式や商品の所有者が値下がりを予想して、損を相殺するために、信用取引や先物取引で同一銘柄を売って利益を出すこと。つ...
うり‐て【売(り)手】
1 品物を売る側の人。売り主。⇔買い手。 2 取引所で、売りの側に立つ会員や取引員。⇔買い手。
うり‐てがた【売(り)手形】
売却されたことを証明するために、売り手が買い手に渡す証書。
うりて‐しじょう【売(り)手市場】
需要量が供給量よりも大きいため、売り手が買い手に対して有利な立場にある市場の状態。⇔買い手市場。
うりて‐すじ【売(り)手筋】
取引で、売る人の側。特に、売り方にまわっている有力な個人や法人。⇔買い手筋。
うり‐とば・す【売(り)飛ばす】
[動サ五(四)]惜しげもなく安い値段で売る。思い切って売り払う。また、むちゃな売り方をする。「資金繰りに家屋敷を—...
ウリトルコ‐さん【ウリトルコ山】
《Cerro Uritorco》アルゼンチン中部、チカス山脈の山。コルドバ州の町カピージャ‐デル‐モンテの東に位置...