ささえ【支え】
1 ささえること。また、ささえるもの。「若木に—をする」「心の—」 2 「支え口」の略。「入道が女房の—によって心...
ささ‐え【小筒/竹筒】
1 酒を入れる携帯用の竹筒。「花の下へ遊山におじゃるほどに、—を先へ急いで持てけ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「提(さ...
ささえ‐ぐち【支へ口】
他人を中傷すること。讒言(ざんげん)。「陰言、中言、—、立ってはふすべ居てはそしり」〈浄・卯月の紅葉〉
ささえ‐こさえ【支へ小支へ】
《「こさへ」は語調を整えるために類音の語を付け加えたもの》じゃまをすること。また、中傷すること。「—をせしなどとは...
ささえ‐ごと【支へ言】
「支え口」に同じ。〈和訓栞〉
ささえ‐じょう【支え状】
鎌倉・室町時代の訴訟で、訴人(原告)の訴状に対する論人(被告)の答弁書。陳状。
ささえ‐だて【支へ立て】
《「だて」は接尾語》じゃまをすること。じゃまだて。「邪魔な額ゆゑ取りおろすを、—なす、不届き者めが」〈伎・暫〉
ささえ‐つりこみあし【支え釣(り)込み足】
柔道で、相手の体を手前にくずしながら、重心ののった相手の足の下端を自分の足裏で支え、これを支点として前方へ倒す技。
ささえ‐て【支え手】
1 支援する人。力を貸す人。「芸術活動の担い手と—」 2 経済や家計を支える人。働き手。「一家の—」
ささえ‐ばしら【支え柱】
ものを支えるために立てる柱。しちゅう。
ささ・える【支える】
[動ア下一][文]ささ・ふ[ハ下二] 1 倒れたり落ちたりしないように、何かをあてがっておさえる。「太い柱で梁(は...