すいい‐たい【推移帯】
ある植物群集と、これに接する植物群集とが互いに入りまじり、移行する部分。移行帯。エコトーン。
すいい‐りつ【推移律】
集合の要素a、b、cに対して、ある関係〜が定められていて、a〜bかつb〜cならばa〜cであるという法則。移動律。
すい‐い・れる【吸(い)入れる】
[動ラ下一][文]すひい・る[ラ下二]吸って中に入れ込む。吸い込む。吸入する。「吸入器の蒸気を—・れる」
すい‐う【翠雨】
草木の青葉に降る雨。緑雨。
すい‐うん【水運】
水路による交通または運搬。河川・湖沼・運河などを利用する内陸水運と、海上における海運の総称。水上運送。水上運輸。水...
すい‐うん【水雲】
1 水と雲。転じて、大自然。雲水。 2 流れる水や行く雲のように漂泊し、行脚(あんぎゃ)すること。また、その僧。雲...
すい‐うん【衰運】
次第に勢いがなくなって衰えてゆく運命。⇔盛運。「—の一途をたどる」
すいうん‐し【水雲紙】
薄墨紙(うすずみがみ)の別名。
すい‐えい【水泳】
[名](スル)スポーツや娯楽として水中を泳ぐこと。スイミング。およぎ。みずおよぎ。「近くの川で—する」「—教室」
すい‐えい【垂纓】
冠の纓(えい)を纓壺(えつぼ)に挿して後方に垂らしたもの。文官が用いる。たれえい。
すいえい‐きょうぎ【水泳競技】
⇒水上競技
すい‐えき【水駅】
1 船着き場。水辺の宿駅。 2 ⇒みずうまや3
すい‐えき【膵液】
膵臓から十二指腸に分泌される消化液。消化酵素のアミロプシンなどを含み、アルカリ性で、胃の中で酸性になっている内容物...
すい‐えん【水煙/水烟】
1 みずけむり。 2 塔の九輪(くりん)の上にある火炎状の装飾金具。火事の連想を避け、同時に水難をおさえる意味もこ...
すい‐えん【水鉛】
モリブデンの旧称。
すい‐えん【垂涎】
[名](スル)「すいぜん(垂涎)」の慣用読み。
すい‐えん【炊煙/炊烟】
炊事の煙。かまどから立ち上る煙。「薄く—を地になびかして」〈有島・生れ出づる悩み〉
すいえん【綏遠】
中国北部にあった旧省名。オルドス地方から黄河の湾曲部にまたがる地域。1954年、内モンゴル自治区に併合。
すい‐えん【錘鉛】
測深器に用いる鉛製のおもり。
すい‐えん【膵炎】
⇒膵臓炎
すいえんえいそう【椎園詠草】
海上胤平の歌集。明治43年(1910)刊行。
すいえんかしゅう【椎園家集】
海上胤平の歌集。大正4年(1915)刊行。
すいえん‐じけん【綏遠事件】
昭和11年(1936)日本の関東軍の援助のもと綏遠省に侵攻した内蒙古軍が、傅作義(ふさくぎ)の率いる中国軍に撃退さ...
すい‐おん【水温】
水の温度。「—計」
すいおん‐やくそう【水温躍層】
海洋や湖において、ある深度を境に水温が急激に変化する層。温度躍層。変水層。サーモクライン。→躍層
すい‐か【水化】
⇒水和(すいわ)
すい‐か【水火】
1 水と火。洪水と火事。「—の災い」 2 洪水や火事のように、勢いが激しいこと。「—の責め苦」 3 水におぼれ、火...
すい‐か【水禍】
洪水による災害。また、水におぼれること。水難。「—に遭う」
すい‐か【西瓜/水瓜】
《「すい(西)」は唐音》ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。地をはい、夏、淡黄色の雄花と雌花とを開く。実は球形や楕円...
すい‐か【垂下】
[名](スル)垂れ下がること。垂らすこと。「その髯(ひげ)が…頤(あご)の方向に—している」〈啄木・雲は天才である〉
すいか【垂加】
山崎闇斎(やまざきあんさい)の別号「垂加(しでます)」の音読み。
すい‐か【翠花/翠華】
《中国で、天子の旗がカワセミの羽で飾ってあったところから》天子の旗。帝王の旗。天皇の旗。
すい‐か【誰何】
[名](スル)相手が何者かわからないときに、呼びとめて問いただすこと。「守衛に—される」
すい‐か【燧火】
1 火打ち石を打ち合わせて出す火。打ち火。切り火。 2 敵の襲撃や危急を知らせるために打ち上げる火。のろし。烽火(...
スイカ
《(和)Super Urban Intelligent Cardの略》JR東日本の開発した、非接触型ICカードを用...
すい‐かい【水界】
1 「水圏(すいけん)」に同じ。 2 水陸の境界。
すい‐かい【水塊】
海洋中の、水温・塩分・水色・透明度・プランクトン分布などが比較的一様な海水のかたまり。
すい‐かい【水解】
⇒加水分解
すいかい‐こうそ【水解酵素】
⇒加水分解酵素
すいかい‐しょうたい【水解小体】
⇒リソソーム
すいかい‐せん【水界線】
水陸の境界線。満潮最高時を高水線、干潮最低時を低水線という。
水火(すいか)器物(うつわもの)を一(ひと)つにせず
性質の相反するものは調和しないことのたとえ。〈日葡〉
すい‐か‐きょう【水加協】
「水産加工業協同組合」の略称。
すいかきり‐ほうちょう【西瓜切り包丁】
スイカを切るための包丁。菜切り包丁に似るが刃が大きく長い。
すい‐かく【水郭】
水のほとりにある村。水村。水郷。「山村—の民」〈独歩・源叔父〉
すい‐かく【水閣】
水のほとりにある高殿(たかどの)。水楼。
すい‐かく【推覈】
[名](スル)いろいろとおしはかり調べること。罪状をくわしく問い調べること。
すい‐かく【酔客】
⇒すいきゃく(酔客)
すいかしき‐ようしょく【垂下式養殖】
真珠貝や種ガキなどを、縄や針金で連結したり金網に入れたりして、支柱に渡した横木あるいは筏(いかだ)から水中につり下...
すいか‐しんとう【垂加神道】
江戸初期に、山崎闇斎が提唱した神道説。儒教、特に朱子学や吉田神道・伊勢神道などを集大成した独自の思想。天照大神(あ...