ちょうせん‐あざみ【朝鮮薊】
アーティチョークの別名。
ちょうせん‐あめ【朝鮮飴】
もち米の粉に水飴・砂糖を加えて練り上げて拍子木形にし、片栗粉をまぶしたもの。もと長生飴とよばれたが、秀吉の朝鮮出兵...
ちょうせん‐いたち【朝鮮鼬】
イタチ科の哺乳類。朝鮮半島の原産で、昭和初期に日本に移入され、九州から関西にかけて野生化している。
ちょうせん‐うぐいす【朝鮮鶯】
コウライウグイスの別名。
ちょうせん‐うし【朝鮮牛】
家畜の牛の一品種。朝鮮半島の在来種。役牛としてすぐれ、毛色は赤褐色。
ちょうせんおうしつ‐ぎき【朝鮮王室儀軌】
李氏朝鮮王朝の祭礼や主要行事の作法などを記録した文書。計3万3900冊あるとされ、日本の宮内庁やフランス国会図書館...
ちょうせん‐かいきょう【朝鮮海峡】
朝鮮半島と長崎県対馬(つしま)との間にある海峡。東シナ海と日本海とを結ぶ。
ちょうせんかいきょう‐せん【朝鮮海峡線】
動物地理区の境界線の一。大陸系の生物と日本の固有種の分布の境界として朝鮮海峡に引かれる。この線より、本州側にはアカ...
ちょうせん‐からつ【朝鮮唐津】
唐津焼の一。黒飴(くろあめ)色の釉(うわぐすり)と、白濁した藁灰の釉を掛けわけたもので、桃山時代から江戸初期に焼かれた。
ちょうせん‐がっこう【朝鮮学校】
第二次大戦後、在日本朝鮮人総連合会が設立した在日朝鮮人のための学校。幼稚班・初級学校・中級学校・高級学校・大学校が...
ちょうせん‐がね【朝鮮鐘】
⇒ちょうせんしょう(朝鮮鐘)
ちょうせん‐がらす【朝鮮烏】
《朝鮮半島に多くすむところから》カササギの別名。
ちょうせん‐がりやす【朝鮮刈安】
イネ科の多年草。山林の乾燥した所に生え、高さ約50センチ。葉は小形で細長い。秋、円錐状の穂をつける。ひめがりやす。
ちょうせん‐きんぎょ【朝鮮金魚】
チョウセンブナの別名。
ちょうせん‐ぎんこう【朝鮮銀行】
韓国併合時代の朝鮮における中央銀行。明治44年(1911)設立。日本の朝鮮および満蒙経営の金融的中心となった。昭和...
ちょう‐せんこう【腸穿孔】
腸壁に孔があくこと。潰瘍(かいよう)・悪性腫瘍・虫垂炎などで生じ、急性腹膜炎の原因となる。
ちょうせん‐こくれんぐん【朝鮮国連軍】
朝鮮戦争で、大韓民国の要請を受けて編成された国連軍。1950年6月に南進を始めた北朝鮮に対し、ソビエト連邦が欠席し...
ちょうせん‐ご【朝鮮語】
主として朝鮮半島で話される言語。大韓民国では韓国語とよぶ。語順や助詞の用法などに日本語との類似がみられ、またアルタ...
ちょうせん‐ごみし【朝鮮五味子】
マツブサ科の落葉性で木質の蔓性(つるせい)植物。山地に自生。葉は卵形。雌雄異株。夏、黄白色の小花が咲き、果実は紅色...
ちょうせん‐ごよう【朝鮮五葉】
マツ科の常緑樹。葉は5枚ずつ束生する。松かさは大形で、種子には翼がない。本州中部や四国の深山に自生するが、朝鮮半島...
ちょうせん‐しば【朝鮮芝】
コウライシバの別名。
ちょうせん‐しゅ【朝鮮酒】
朝鮮半島で造られる酒類の総称。米が主原料で、薬酒(清酒)・濁酒・焼酒(焼酎)の3種が基本。麹(こうじ)には小麦が用...
ちょうせん‐しゅっぺい【朝鮮出兵】
豊臣秀吉の二度にわたる朝鮮侵攻。→文禄の役 →慶長の役
ちょうせん‐しょう【朝鮮鐘】
朝鮮半島で新羅(しらぎ)時代から高麗(こうらい)時代に鋳造された銅製の梵鐘(ぼんしょう)。竜頭(りゅうず)は単頭で...
ちょうせんしんぽう【朝鮮新報】
在日本朝鮮人総連合会機関紙。前身は1945年創刊の民衆新聞で、1961年より現名称。
ちょうせん‐しんりゃく【朝鮮侵略】
⇒朝鮮出兵
ちょうせん‐じゅつ【鳥占術】
鳥の動きや鳴き声などによって、吉凶・異変・気象などを判断する術。鳥卜(ちょうぼく)。とりうら。
ちょうせん‐じょう【挑戦状】
戦いをいどむ旨を相手に告げる書状。「—を送りつける」
ちょうせんじん‐ぎゃくさつじけん【朝鮮人虐殺事件】
大正12年(1923)関東大震災直後、在日朝鮮人が暴動を起こしたという流言を信じた自警団や民衆によって、全国で数千...
ちょうせん‐じんみんぐん【朝鮮人民軍】
北朝鮮の軍隊。1948年創設。朝鮮労働党委員長を最高司令官とし、陸軍・海軍・空軍および弾道ミサイルの運用を担う戦略...
ちょうせん‐せんそう【朝鮮戦争】
大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国との間の戦争。第二次大戦後の米・ソの対立を背景として、1950年6月に南北朝鮮を分...
ちょうせんせんそう‐きゅうせんきょうてい【朝鮮戦争休戦協定】
朝鮮戦争の休戦に関する国際協定。米軍主体の国連軍・北朝鮮人民軍・中国人民義勇軍の三者間で1953年7月に締結。署名...
ちょうせん‐そうとく【朝鮮総督】
朝鮮総督府の長官。
ちょうせん‐そうとくふ【朝鮮総督府】
明治43年(1910)韓国併合により設置された日本の朝鮮支配の最高機関。昭和20年(1945)解体。
ちょうせん‐そうれん【朝鮮総連】
「在日本朝鮮人総連合会」の略称。
ちょうせん‐つうしんし【朝鮮通信使】
朝鮮国王が日本に派遣した外交使節団。江戸時代、主に将軍の代替わりの際などに来日し、慶長12年(1607)から文化8...
ちょうせん‐にっぽう【朝鮮日報】
大韓民国の朝刊新聞の一つ。1920年創刊で同国最大の部数を誇る。保守的論調で漢字の復活を主張し、ハンギョレなどと対...
ちょうせん‐にんじん【朝鮮人参】
ウコギ科の多年草。朝鮮・中国が原産。古くから薬用に栽培される。高さ約60センチ。葉は5枚ほどの小葉からなる手のひら...
ちょうせん‐はまぐり【朝鮮蛤】
マルスダレガイ科の二枚貝。外洋の砂底にすむ。貝殻はハマグリに似るが、大形で厚く、より三角形に近い。殻を碁石の白石の...
ちょうせん‐はんとう【朝鮮半島】
アジア大陸東端から南方に突出し、日本海と黄海とを分ける半島。朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国がある。韓半島。チョソ...
ちょうせんはんとうゆうじ‐みつやく【朝鮮半島有事密約】
昭和35年(1960)1月の日米安保条約改定の際に日米政府間で交わされた密約。朝鮮半島で有事が発生した場合、在日米...
ちょうせん‐ふく【朝鮮服】
朝鮮の民族服。女性はチョゴリという上着にチマをはき、男性はチョゴリにパジという袴(はかま)をはき、トゥルマギという...
ちょうせん‐ぶな【朝鮮鮒】
トウギョ科の淡水魚。浅い池や水田などにすむ。全長8センチくらい。体は細長く、緑褐色で、繁殖期の雄は婚姻色を呈する。...
ちょうせん‐ぼん【朝鮮本】
朝鮮半島で刊行された書物で、漢籍を含む。高麗(こうらい)朝初期の板本に始まり、李朝時代に及ぶ。
ちょうせん‐まつ【朝鮮松】
チョウセンゴヨウの別名。
ちょうせん‐みんしゅしゅぎじんみんきょうわこく【朝鮮民主主義人民共和国】
1948年に朝鮮半島の北緯38度線以北に、金日成を主席として建国された共和国。首都は平壌(ピョンヤン)。人口257...
ちょうせん‐もじ【朝鮮文字】
⇒ハングル
ちょうせん‐やらい【朝鮮矢来】
竹垣の一種。掘っ立て柱に木または竹を横に渡し、これに細竹や割り竹を縦にすきまなく組んだもの。朝鮮垣。
ちょうせん‐りょうり【朝鮮料理】
朝鮮に伝わる特有の料理。唐辛子・ニンニク・ショウガ・すりゴマ・松の実などをよく使う。
ちょうせん‐ろうどうとう【朝鮮労働党】
朝鮮民主主義人民共和国の政党。憲法でその指導性が明記されている、事実上の独裁政権党。1949年の結成以来、金日成・...