てんぽく‐げんや【天北原野】
北海道北部、天塩(てしお)川と頓別(とんべつ)川の下流から北の平野。
てんぽ‐ざけ【てんぽ酒】
むやみに飲む酒。やけ酒。「酒を飲むにも色々が有。色もなう飲むを—」〈伎・壬生大念仏〉
てんぽそうごう‐ほけん【店舗総合保険】
火災・落雷など火災保険の対象になる損害に加え、自動車の飛び込みや航空機の墜落など建物の外からの物体の落下・飛来・衝...
てんぽ‐の‐かわ【てんぽの皮】
「てんぽ」を強めていう語。「何と—、申してみましょ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
てんぽ‐ばいしょう【塡補賠償】
債務不履行に基づく損害賠償で、債務が履行されたならば債権者が得たであろう利益の全部の賠償。
テンポ‐プリモ
音楽で、速度標語の一。「最初の速さで」の意。
テンポラリー‐ファイル
⇒一時ファイル
テンポラリー
多く複合語の形で用い、一時の、臨時の、の意を表す。「—ファイル」
テンポラリー‐タイヤ
⇒テンパータイヤ
テンポ‐ルバート
《盗まれたテンポの意》音楽で、楽曲の基本的テンポは崩さずに個々の音符の長さを変化させて演奏すること。ルバート。
てん‐ぽん【点本】
訓点を付けてある漢籍・仏典・国書などの本。加点本。訓点本。
てんま
昭和58年(1983)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-B(アストロビー)の愛称。宇宙科学研究所(現JA...
てんま【天満】
大阪市北区南東部の地名。天満宮があるところからの名。
てん‐ま【天麻】
オニノヤガラの根茎。漢方で鎮痙(ちんけい)・鎮静薬などに用いる。
てん‐ま【天魔】
仏語。仏法を害し、人心を悩乱して智慧や善根を妨げる悪魔。欲界の第六天、すなわち他化自在天の主である波旬とその眷属(...
てん‐ま【伝馬】
1 逓送用の馬。律令制では、駅馬とは別に各郡に5頭ずつ常置して公用にあてた。戦国時代、諸大名は主要道路の宿駅に常備...
てん‐ま【天馬】
⇒てんば(天馬)1
てんま‐おくり【伝馬送り】
宿(しゅく)送り。宿継ぎ。
てん‐まく【天幕】
1 天井に張って飾りとする幕。 2 テント。「—を張る」
てんまく‐けむし【天幕毛虫】
ウメケムシの別名。
てんま‐こみ【伝馬込み】
近世大型和船の垣立(かきたつ)で、伝馬船を積み込めるように取り外し構造とした部分。
てんま‐じょ【伝馬所】
江戸時代、街道の宿駅で人馬の継ぎ立てを行う所。
てんま‐せん【伝馬船】
木造の小型和船。ふつう櫓(ろ)か櫂(かい)でこぎ、本船と岸との間を往復して荷などの積み降ろしを行う。艀(はしけ)。...
てんま‐ちょう【伝馬町】
東京都中央区北部、小伝馬町と大伝馬町の地域。江戸時代、伝馬役が住み、また小伝馬町には牢屋敷があった。今は問屋街。
てん‐まつ【顛末】
《「顛(いただき)」から「末(すえ)」までの意》事の最初から最後までの事情。一部始終。「事件の—」
てんま‐てんじん【天満天神】
⇒大阪天満宮
てん‐まど【天窓】
屋根・天井などに設けた明かり取り、または煙出しのための窓。引き窓。
てんま‐はじゅん【天魔波旬】
仏語。欲界最上位の第六天にいる天魔の名。
てんまばし‐すじ【天満橋筋】
大阪市内を南北に走る道路の呼び名。城北公園通りと土佐堀通りを結ぶ。
てんまふ【天馬賦】
石川淳の小説。昭和44年(1969)、雑誌「海」に掲載。学生運動に取材した作品。
てんま‐ぶし【天満節】
説経節の一派。万治〜元禄(1658〜1704)ごろ、江戸で活躍した天満八太夫の語った曲節。宝暦(1751〜1764...
てんま‐ぶね【伝馬船】
「てんません(伝馬船)」に同じ。
てんま‐まつり【天満祭】
大阪市北区の天満宮の夏祭り。もとは陰暦6月25日、現在は7月25日に行われ、日本三大祭りの一。宵宮には鉾(ほこ)流...
てんま‐やく【伝馬役】
戦国時代から江戸時代、街道の宿駅で公的な貨客輸送を行うための課役。江戸時代には五街道の宿駅ごとに常備人馬数が定めら...
てんまん‐ぐう【天満宮】
菅原道真(すがわらのみちざね)の霊である天満天神を祭った神社。全国各地にあるが、特に大阪市北区の大阪天満宮、京都の...
てんみょう‐がま【天明釜】
室町時代から下野(しもつけ)国佐野郡天明(栃木県佐野市)で製作された鉄製の茶釜の総称。地肌に工夫をこらし、地文のな...
てんむ‐てんのう【天武天皇】
[?〜686]第40代の天皇。在位673〜686。舒明天皇の第3皇子。名は大海人(おおあま)。母は皇極天皇(斉明天...
てん‐めい【天命】
1 天の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして—を待つ」 2 人の力で変えることのできない運命。宿命。 3 ...
てん‐めい【天明】
夜明け。明けがた。
てんめい【天明】
江戸中期、光格天皇の時の年号。1781年4月2日〜1789年1月25日。
てんめい‐かいご【転迷開悟】
仏語。迷いを転じて悟りを開くこと。
てんめい‐ちょう【天明調】
安永・天明(1772〜1789)のころ、与謝蕪村・加藤暁台(きょうたい)・三浦樗良(ちょら)・大島蓼太(りょうた)...
てんめい‐の‐ききん【天明の飢饉】
天明2〜7年(1782〜87)にかけての奥羽・関東地方を中心とした大飢饉。冷害や浅間山の噴火などで大凶作となり、疫...
てんめい‐の‐たいか【天明の大火】
天明8年(1788)京都市中の大半を焼き尽くした火事。皇居も焼失し、焼失家屋は18万余に達したという。
天命(てんめい)を知(し)る
《「論語」為政から》50歳になる。→知命
てん‐めつ【殄滅】
[名](スル)残らず滅びること。滅び絶えること。また、残らず滅ぼすこと。
てん‐めつ【点滅】
[名](スル)灯火がついたり消えたりすること。また、灯火をつけたり消したりすること。「遠く—する漁(いさ)り火」「...
てんめつ‐き【点滅器】
電灯を点滅するための器具。スイッチ。
てん‐めん【転免】
転官と免官。転職と免職。
てん‐めん【纏綿】
[名](スル) 1 からみつくこと。「蔦(つた)が木に—する」「選手の移籍に—する問題」 2 複雑に入り組んでいる...