どうとくてきしょうひんしゅう【道徳的小品集】
《原題、(イタリア)Operette morali》イタリアの詩人、レオパルディの散文集。1827年に初版刊行。邦...
どうとくてき‐しょうめい【道徳的証明】
神の存在証明の一。神の存在を道徳的に要請するもの。カントは、道徳性と幸福との一致である最高善を実現するためには、神...
どうとく‐てつがく【道徳哲学】
広義には、倫理学に同じ。狭義には、倫理学の一部門。先験的立場から、道徳的事実の基底をなす普遍的原理・法則を明らかに...
どうとく‐ほうそく【道徳法則】
道徳的行為の基準となる法則。「かくなすべし」という当為の形をとる。この法則を、行為の結果とは独立に、行為そのものを...
どうとく‐りつ【道徳律】
⇒道徳法則
どうと‐だいがく【道都大学】
星槎(せいさ)道都大学の旧称。
どう‐とも
[副]どのようにでも。いかようにも。どうでも。「—好きにしてくれ」「あとは—なれ」
どう‐とり【胴取/筒取】
ばくちをする場所を貸して歩合を取ること。また、その人。胴親。胴元。
どうとんぼり【道頓堀】
大阪市中央区にある、劇場・飲食店などが立ち並ぶ歓楽街。江戸初期に安井道頓の開いた運河、道頓堀川の南岸に沿う。
どうとんぼりがわ【道頓堀川】
宮本輝の小説。大阪の繁華街、道頓堀を舞台に、両親を亡くした青年邦彦の姿を描く青春小説。「文芸展望」誌の昭和53年(...
どうとんぼりのあめにわかれていらいなり【道頓堀の雨に別れて以来なり】
大正から昭和にかけての川柳作家、岸本水府の評伝。田辺聖子著。「中央公論」誌に連載ののち平成10年(1998)刊行。...
とう‐どう【洞道】
《多く「とう道」と書く。「どうどう」とも》通信ケーブルやガス管などを敷設するための、専用の地下道。
どう‐どう【同道】
[名](スル)連れ立って行くこと。連れて行くこと。同行。「部下を—する」
どう‐どう【道道】
北海道が敷設し、管理する道路。
どう‐どう【堂堂】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 りっぱで威厳のあるさま。「—たる邸宅」「—とした態度」 2 なんの隠しだてもな...
どう‐どう
[副] 1 大量の水が激しく流れる音を表す語。「—と落ちる滝」 2 波が激しく打ち寄せる音や、風が激しく吹きつける...
どう‐どう
[感]馬・牛を御するとき、とくに、制止するときのかけ声。「はいし—」
どう‐どうじ【堂童子】
1 寺院で、寺内の雑役に従事する童形のしもべ。 2 宮中の大法会などのとき、花籠(けこ)を配る役。蔵人(くろうど)...
堂堂(どうどう)の陣(じん)
規律が整然として士気の盛んな陣。
どうどう‐めぐり【堂堂巡り/堂堂回り】
[名](スル) 1 祈願のために、仏堂などのまわりをぐるぐるまわること。 2 同じようなことが何度も繰り返され、進...
どうな
《「だくな」の音変化》無益に浪費すること。多く、名詞のあとに付いて用いられる。「手間—」
どう‐ない【道内】
北海道の区域内。⇔道外。
どう‐なか【胴中】
1 からだの胴の中ほどの部分。「覚えずお浪は俊三の—に打ち伏して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 物体の中ほどの部分...
どう‐なが【胴長】
[名・形動] 1 からだの他の部分に比べて、胴が長いこと。また、そのさま。「—な(の)人」 2 胸当て・ズボン・靴...
どう‐な・し【動無し】
[形ク]動揺するようすがない。動じない。「更に例の—・きを、せめて言はれて」〈源・明石〉
どうな‐と
[副]どのようにでも。どうなりと。「—してくれ」〈鏡花・婦系図〉
どう‐なり【胴鳴り】
山や海が鳴動すること。また、その音。雪が降る前触れといわれる。「—を聞いて、雪が遠くないことを知る」〈康成・雪国〉
どうなり‐こうなり
[副]どうにかこうにか。どうやらこうやら。「作の道も少しやりやしたから—まとまってはおりやすが」〈魯文・安愚楽鍋〉
どうなり‐と
[副]どのようにでも。どうとも。多く命令文で用いる。「—自分の思うようにするがいい」
どう‐なん【道南】
北海道南部の地域。函館市などがある。→道央 →道東 →道北
堂(どう)に入(い)・る
《「堂に升(のぼ)りて室に入らず」から》学問や技芸がすぐれて、深奥をきわめている。また、技術的に熟練していて、身に...
どう‐にか
[副](スル) 1 まがりなりにも。なんとか。「論文を—形にしようとがんばる」 2 かろうじて。やっとのことで。「...
どうにか‐こうにか
[連語]「どうにか」を強めた言い方。「—合格しました」
どうにか‐して
[連語]どのような方法・手段によってでも。なんとかして。「—手に入れたい」
堂(どう)に升(のぼ)りて室(しつ)に入(い)らず
《「論語」先進から。「堂」は中国の建物で客に応接する表座敷、「室」は奥の間の意》学問や技芸がかなりの段階に達してい...
どう‐にも
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)どのようにしても。どうやっても。どうしても。「—がまんできない」 2...
どうにも‐こうにも
[連語]「どうにも」を強めた言い方。「—やっていけなくなった」
どうにゅう【道入】
[1599〜1656]江戸初期の陶工。京都の人。楽(らく)家の3代目。名は吉兵衛、のち吉左衛門。剃髪(ていはつ)後...
どう‐にゅう【導入】
[名](スル) 1 外部から導き入れること。引き入れること。「新型機器を—する」「外資—」 2 小説や音楽などで、...
どうにゅう‐ぶ【導入部】
1 ⇒序奏(じょそう) 2 本題へ導入するための部分。
どう‐にょ【童女】
女の子供。どうじょ。「童子—の倚来(よりく)るを進め」〈滑・浮世床・二〉
どう‐にょう【導尿】
尿道口からカテーテルを膀胱(ぼうこう)に入れて尿を排出させること。自力で排尿できない場合や検査のために採取するとき...
どう‐にん【同人】
1 同一の人。また、前に述べた、その人。どうじん。 2 「どうじん(同人)1」に同じ。「あの山口と—で矢張り踏外し...
どう‐にん【道人】
仏道を修行する人。どうじん。「—は、遠く日月を惜しむべからず」〈徒然・一〇八〉
どう‐にんぎょう【胴人形】
歌舞伎の小道具の一。役者の代用にする等身大の人形。竹で胴体を作り、手足をつけて、衣装を着せたもの。投げ人形。
どうにん‐ざっし【同人雑誌】
⇒どうじんざっし(同人雑誌)
どう‐ぬき【胴抜き】
和服の下着などで、襟・袖口・振り・裾などに上等の生地をつけ、胴の部分を別布にする仕立て方。また、その衣服。額仕立(...
どう‐ぬき【胴貫】
建物の腰の部分に位置する貫(ぬき)。
どう‐ねん【同年】
1 同じ年。また、前に述べた、その年。「—の四月」 2 同じ年齢。また、同じ学年。「—の若者」 [アクセント]1は...
どう‐ねん【道念】
1 道徳の観念。道義心。 2 神仏の道を求める心。求道心。 3 僧侶の妻。梵妻(ぼんさい)。