に‐くん【二君】
二人の君主。じくん。「忠臣は—に仕えず」
に・ぐ【逃ぐ】
[動ガ下二]「にげる」の文語形。
に‐ぐう【二宮】
1 中宮と東宮。 2 2柱の神の宮。特に、内宮と外宮。
にぐう‐の‐たいきょう【二宮の大饗】
平安時代、正月2日に、親王・王・公卿などが中宮・東宮に拝賀して饗宴を賜ったこと。
ニグリステ‐きょうかい【ニグリステ教会】
《Niguliste Kirik》エストニアの首都タリンの旧市街にある教会。船乗りの守護聖人ニコラスを祭る。13世...
に‐ぐるま【荷車】
人・馬が引くなどして荷物を運搬するための車。
ニグロ
黒色人種を意味する学術用語。黒人。ネグロ。→ニグロイド [補説]日常用いる語としては好まれない。アフリカ系アメリカ...
ニグロイド
形態的特徴による人種の三大区分の一。皮膚の特徴は黄褐色から黒色、頭髪は縮れ、鼻は幅広い。アフリカ‐ニグロイド・エチ...
に‐ぐろ・し【土黒し】
[形ク]土の色のように黒い。「底土(しはに)は—・きゆゑ」〈記・中・歌謡〉
に‐ぐろめ【煮黒め】
銅の合金の一。銅100に対し白鑞(しろめ)3の比率で調合したもの。銅よりも黒みを帯びる。にぐるみ。
ニグロ‐リーグ
米国にかつて存在した、アフリカ系を中心とした有色人種の選手によるプロ野球リーグ。ロビンソンら有力選手が相次いでメジ...
に‐ぐん【二軍】
スポーツで、一軍に対する予備的なチーム。
ニケ
ギリシャ神話の勝利の女神。ローマ神話のビクトリアにあたる。翼をもつ若い女神として描かれ、エーゲ海のサモトラケ島出土...
に‐げ【二毛】
《「にけ」とも》馬の毛色の名。白黒2色まじったもの。「逃げ」に掛けることもある。ねずみげ。「忠清は—の馬にぞ乗りに...
に‐けつ【二穴/二尻】
俗に、自転車やバイクに二人乗りすること。
に◦けむ
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去の推量の助動詞「けむ(けん)」》きっと…ただろう。…てしまっただろう。「...
に◦けり
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去の助動詞「けり」》…てしまった。…たことだ。「時世経て久しくなり—◦けれ...
に◦けん
[連語]⇒にけむ
に‐ケー
2000×1000ピクセル(ドット)程度の解像度。パソコンのディスプレー、テレビ、デジタルビデオカメラ、デジタルシ...
ニケーア
⇒ニカイア
に‐ケー‐いち‐ケー
⇒2K
にケー‐かいぞうど【2K解像度】
⇒2K
にげ【逃げ】
逃げること。「—の一手」「勝ち—」
にげ‐あし【逃(げ)足】
逃げようとする足つき。また、逃げる速さ。「—が速い」
にげ‐う・せる【逃げ失せる】
[動サ下一][文]にげう・す[サ下二]逃げて行方をくらます。逃亡する。「首尾よく—・せる」
にげ‐うま【逃(げ)馬】
競馬で、最初から先頭に立って逃げ切るのを得意とする脚質の馬。
にげ‐おお・せる【逃げ果せる】
[動サ下一][文]にげおほ・す[サ下二]最後まで逃げきる。「警察の追跡からはとても—・せない」
にげ‐おく・れる【逃(げ)遅れる】
[動ラ下一][文]にげおく・る[ラ下二]逃げるのが遅れる。逃げそこなう。「火災で—・れる」
にげ‐お・ちる【逃(げ)落ちる】
[動タ上一][文]にげお・つ[タ上二]逃げてひそかによそへ行く。逃げのびる。「戦に敗れて—・ちる」
にげ‐かえ・る【逃(げ)帰る】
[動ラ五(四)]逃げて帰る。逃げもどる。「命からがら—・る」
にげ‐かく【逃(げ)角】
工作機械のバイトやドリルなどで、刃先の背が工作物に当たらないように透かせる角度。
にげ‐かくれ【逃(げ)隠れ】
[名](スル)逃げ隠れること。「—しないで対決する」
にげ‐かく・れる【逃(げ)隠れる】
[動ラ下一][文]にげかく・る[ラ下二]逃げて人目につかないようにする。逃げて身を隠す。「追っ手から—・れる」
にげ‐か・む【齝む】
[動マ四]食物を反芻(はんすう)する。「食ひ已れば—・む」〈霊異記・下〉
にげ‐きず【逃げ傷/逃げ疵】
逃げるときに背後から受けた傷。うしろきず。「人より先に逃げ、うろたへて—をしたたかに蒙り」〈仮・浮世物語・三〉
にげ‐きり【逃(げ)切り】
逃げ切ること。特に競技で、相手に追いつかれないで勝つこと。「先行—」
にげ‐き・る【逃(げ)切る】
[動ラ五(四)] 1 最後まで追いつかれないで逃げ終える。「鹿がハンターから—・る」 2 競技などで、相手に追いつ...
にげ‐く【逃げ句/遁げ句】
1 言いのがれをしようとしていう言葉。逃げ口上。「また—をいふよ」〈人・梅児誉美・初〉 2 (遁げ句)連句の付合(...
にげ‐ぐち【逃(げ)口】
《「にげくち」とも》 1 外へ逃げるための出口。 2 言いのがれ。逃げ口上。「いいえ、そんな—は聞ません」〈逍遥・...
にげ‐こうじょう【逃(げ)口上】
責任などをのがれようとしていう言葉。逃げ口。
にげ‐こ・む【逃(げ)込む】
[動マ五(四)] 1 逃げて、ある場所へ入り込む。「雨に降られて軒下へ—・む」 2 競技などで、逃げ切って勝ちをお...
にげ‐ごし【逃(げ)腰】
今にも逃げようとする腰つき。また、責任などをのがれようとする態度。「問い詰められて—になる」
にげ‐さ・る【逃(げ)去る】
[動ラ五(四)]逃げていなくなる。「獲物が—・る」
にげ‐じたく【逃(げ)支度】
逃げ出す用意。
逃(に)げた魚(うお・さかな)は大(おお)きい
「逃がした魚は大きい」に同じ。
にげ‐だ・す【逃(げ)出す】
[動サ五(四)] 1 逃げてその場から立ち去る。「—・したい気分」 2 逃げはじめる。「敗色濃厚になって兵が—・す」
にげ‐ち・る【逃(げ)散る】
[動ラ五(四)]逃げてちりぢりになる。散らばって逃げる。「音に驚いて集まっていた魚が—・る」
にげ‐とお・す【逃(げ)通す】
[動サ五(四)]最後まで追いつかれずにうまく逃げる。逃げ切る。
にげ‐ど【逃げ所】
逃げる場所。逃げ場。「どうにもこうにも—がありませぬ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
にげ‐な・い【似気無い】
[形][文]にげな・し[ク]ふさわしくない。似つかわしくない。「老人(としより)に—・い悪戯々々した顔つき」〈里見...