ねもと‐しゃくなげ【根本石南花】
ツツジ科の常緑低木。ハクサンシャクナゲの八重咲き品種。北海道・本州北部の高山帯に自生。7月ごろ、白色から淡紅色の花...
ねもと‐すすむ【根本進】
[1916〜2002]漫画家。東京の生まれ。北沢楽天、川端竜子(りゅうし)に師事したのち、漫画を執筆する。台詞(せ...
ねもと‐ちょっけい【根元直径】
樹木の幹を、根元部分で計測した直径。根元径。→胸高直径 →目通り直径
ねもと‐つうめい【根本通明】
[1822〜1906]幕末・明治の漢学者。出羽の人。号、羽嶽・健斎。名は「みちあき」とも。秋田藩校で教え、維新後は...
ねもと‐りくお【根本陸夫】
[1926〜1999]プロ野球選手・監督。茨城の生まれ。近鉄バファローズの選手を経て昭和43年(1968)広島の監...
ね‐ものがたり【寝物語】
男女が同じ床に寝て話をすること。また、その話。「—に聞いた話」
根(ね)も葉(は)もな・い
少しの根拠もない。でたらめである。「—・いうわさ」
ネモフィラ
ムラサキ科の一年草。北アメリカ原産。高さ15〜20センチ。春に淡青色の5弁の花を咲かせる。和名ルリカラクサ(瑠璃唐草)。
ね‐や【閨/寝屋】
1 夜寝るための部屋。特に、夫婦の寝室。「—のむつ言(ごと)」 2 奥深い所にある部屋。深窓。「思ひやり異なること...
ね‐や【根矢】
鏃(やじり)。また、的矢(まとや)に対して征矢(そや)・鏑矢(かぶらや)・雁股(かりまた)などの実戦用の矢。
ねや‐がわ【寝屋川】
生駒山地に源を発し、寝屋川市を流れ、大阪市内で淀川に合流する川。 大阪府北東部の市。東部の枚方(ひらかた)丘陵、西...
ねやがわ‐し【寝屋川市】
⇒寝屋川
ね‐やき【根焼(き)】
1 杭などの地中に埋める部分を焼いて炭化させ、腐食を防ぐこと。 2 生け花で、草花の切り口を焼いて、水あげをよくす...
ねや‐ごと【閨事】
閨で行う男女の交合。房事(ぼうじ)。
ね‐やす【値安】
[名・形動]値段の安いこと。また、そのさま。安価。廉価。「—な(の)品」「—株」
ねや・す【黏す/粘す】
[動サ四]練って粘りけがあるようにする。また、練って柔らかくする。こねる。「塗りにし壁の土を—・せり」〈鷹筑波〉
ねや‐ど【閨所/寝屋処】
寝所。ねや。「しもと取る里長(さとをさ)が声は—まで来立ち呼ばひぬ」〈万・八九二〉
ね‐ゆき【根雪】
解けないうちに雪がさらに降り積もって、雪解けの時期まで残る下積みの雪。《季 冬》
ねらい【狙い】
1 弓や鉄砲などで、目標に当てようとねらうこと。「—をつけて撃つ」 2 ねらう目標。めざす意図。目当て。「作者の—...
ねらい‐うち【狙い撃ち/狙い打ち】
[名](スル) 1 ねらいを定めて撃つこと。そげき。「敵兵を—する」 2 目標を定めて集中的に行うこと。「カーブを...
ねらい‐がり【狙ひ狩り】
夏の夜、照射(ともし)をたき、鹿狩りをすること。「照射(ともし)する火串(ほぐし)の影の—」〈浄・会稽山〉
ねらい‐ごし【狙い越し】
⇒リード(lead)6
ねらい‐すま・す【狙い澄ます】
[動サ五(四)]しっかりとねらいを定める。「—・した一撃」
ねらい‐どころ【狙い所】
ねらいとする所。目標とする点。「—のいい新製品」
ねらい‐め【狙い目】
ばくちで、その目が出るとねらいをつけた、さいころの目。また、これを選べば勝てると見当をつけた対象や時期。「今度のレ...
狙(ねら)いを付(つ)・ける
1 弓や鉄砲などを、目標に向ける。「的に—・けて撃つ」 2 目標の達成や目当てのものを得るために、計画などを合わせ...
ねら・う【狙う】
[動ワ五(ハ四)] 1 目標に命中させようとして、弓・鉄砲などを構える。照準を定める。また、矢・弾(たま)などを目...
ねらわれたがくえん【ねらわれた学園】
眉村卓によるジュブナイルSF小説。昭和51年(1976)刊行。昭和56年(1981)の大林宣彦監督による映画をはじ...
ねり【練り/煉り】
1 練ること。こねること。「小麦粉の—が足りない」「固(かた)—」 2 (練り)生絹(きぎぬ)の不純物を除いてしな...
ねり‐あげ【練(り)上げ】
製陶で、違う色、違う種類の粘土を組み合わせて器を作る技法。
ねり‐あ・げる【練(り)上げる/煉り上げる】
[動ガ下一] 1 十分こねて仕上げる。「よく—・げたようかん」 2 計画・文章などを何度も直して立派なものに仕上げ...
ねり‐あし【練(り)足/邌り足】
社寺の祭祀(さいし)、宮廷の儀式などで、行列をつくって練って行く足つき。ゆっくりした歩き方。
ねり‐あみ【練(り)網】
海藻の繁茂している岩礁などで用いる手繰り網。メバル・ボラ・クロダイなどを捕るのに用いる。
ねり‐ある・く【練(り)歩く/邌り歩く】
[動カ五(四)]行列してゆっくりと歩く。調子をそろえて静かに歩く。「山車(だし)が町を—・く」
ねり‐あわ・せる【練(り)合(わ)せる/煉り合(わ)せる】
[動サ下一][文]ねりあは・す[サ下二]2種以上のものをこねてまぜ、一つのものにする。「—・せて膏薬(こうやく)を作る」
ねり‐あん【練り餡/煉り餡】
小豆などを煮てつぶし、漉(こ)して砂糖を加え、火にかけて練った餡。
ねり‐い・ず【練り出づ/邌り出づ】
[動ダ下二]ゆっくりと歩み出る。静かに歩み出る。「横座の鬼の前に—・でて、くどくめり」〈宇治拾遺・一〉
ねり‐いと【練(り)糸】
生糸を灰汁(あく)・石鹸(せっけん)やソーダ溶液で処理して膠質(にかわしつ)のセリシンを除去した、柔らかく光沢のあ...
ねり‐いろ【練り色】
白みを帯びた薄い黄色。「—の衣どもなど着たれど」〈枕・二八三〉
ねり‐うし【練(り)牛/邌り牛】
練るようにゆっくりと歩む牛。遅牛(おそうし)。
練(ね)り牛(うし)も淀(よど)まで
「遅牛(おそうし)も淀、早牛(はやうし)も淀」に同じ。
ねり‐うに【練り雲丹/煉り雲丹】
塩漬けにしたウニの卵巣だけ、または、これにエチルアルコールやでんぷん・砂糖などを加えて、練りつぶした食品。
ねり‐え【練(り)餌/煉り餌】
1 糠(ぬか)・魚粉・菜っ葉などを水で練った小鳥の餌。 2 マッシュポテト・ふかし芋・麩(ふ)・さなぎ粉などを水で...
ねり‐えさ【練(り)餌/煉り餌】
「ねりえ」に同じ。
ねり‐おしろい【練り白粉/煉り白粉】
練って泥状にした白粉。水溶きして肌に塗る。歌舞伎や日本舞踊などの厚化粧・襟化粧に用いる。
ねり‐おどり【練(り)踊(り)/邌り踊(り)】
人々が踊りながら列になって進むこと。また、その踊り。
ねり‐おりもの【練織物】
練り糸を用いて織った織物。甲斐絹(かいき)・銘仙(めいせん)など。→生(き)織物
ねり‐かす【練り粕/練り糟】
⇒踏込粕
ねり‐かた・める【練(り)固める/煉り固める】
[動マ下一][文]ねりかた・む[マ下二]練って固める。「髪を油で—・めた女が坐っている」〈漱石・満韓ところどころ〉
ねり‐がね【錬り鉄】
《「ねりかね」とも》精錬した鉄。ねり。「ならびて—四十枚(よそねり)を以て」〈神功紀〉