びんのほつれ【鬢のほつれ】
地歌・うた沢・小唄の曲名。「びんのほつれはまくらのとがよ」のうたい出しで短い歌詞のもの。鬢ほつ。
びん‐はさみ【鬢挟み】
鬢の毛が乱れないように挟んでとめておくもの。
びん‐はり【鬢張り】
鬢差(びんさ)しの、上方での名称。
びんば‐か【頻婆果】
《(梵)bimbāの音写。想思と訳す》頻婆(ヤサイカラスウリ)という蔓草(つるくさ)の果実。鮮やかな紅色なので、仏...
びんばしゃら【頻婆娑羅】
《(梵)Bimbisāraの音写》古代インド、釈迦と同時代のマガダ国の王。釈迦に帰依し、あつく仏法を保護した。息子...
びん‐ぱつ【鬢髪】
鬢の部分の髪。また、頭髪。
ビンパール‐ランド
ベトナム南部の都市ニャチャンにあるテーマパーク。市街南部の沖合に浮かぶチェー島の大部分を占め、本土とはフェリーおよ...
びん‐ひ【閔妃】
[1851〜1895]朝鮮李朝第26代国王高宗の妃。清朝と結んで摂政の大院君を退け、守旧派(事大党)を重用して親清...
びん‐ひま【便隙】
都合のよい折。「敵の祐経に逢はばやと、—を待つ所に」〈謡・伏木曽我〉
びん‐びん
[副] 1 音が耳ざわりなほどに大きく響くさま。「ステレオの低音が—(と)響く」 2 心に強く響くさま。「相手の思...
びん‐ビール【瓶ビール】
瓶詰めのビール。大瓶(633ミリリットル)、中瓶(500ミリリットル)、小瓶(334ミリリットル)などの規格がある。
ビンブラスチン
抗癌(こうがん)剤の一つ。ニチニチソウより抽出されたアルカロイドで、絨毛性(じゅうもうせい)腫瘍(しゅよう)や悪性...
びん‐ぷう【便風】
1 都合のよい風。順風。 2 便り。音信。 3 能楽で、便宜的に別のものを応用した風体。世阿弥の用いた語。応用風。...
びん‐ぷく【鬢幅/鬢服】
1 公家の少年の髪の結い方。耳の後ろの髪を耳が隠れるほどにふくらませて、後ろに垂らしたもの。 2 近世、公家の若年...
びん‐べん【黽勉/僶俛】
[名](スル)つとめはげむこと。精を出すこと。「—よく努めて忽ち世の認むるところとなった」〈里見弴・今年竹〉
びん‐ぼう【貧乏】
[名・形動](スル)財産や収入が少なくて生活が苦しいこと。また、そのさま。「—な人」「職がなく—する」「器用—」
びんぼう‐かずら【貧乏葛】
ヤブガラシの別名。
びんぼう‐がみ【貧乏神】
1 人にとりついて貧乏にさせるという神。また、貧乏をもたらす人のたとえ。 2 相撲で、十両の筆頭力士の称。給金は十...
びんぼう‐くさ・い【貧乏臭い】
[形]いかにも貧乏なようすである。貧乏たらしい。「—・い行い」
びんぼう‐くじ【貧乏籤】
他と比べてひどく不利益なくじ。また、最も損な役まわり。「—を引く」
びんぼう‐げい【貧乏芸】
熱中するとしだいに財産をなくしてしまうような遊芸。
びん‐ぼうし【鬢帽子】
1 左右に布を垂れて鬢のあたりをおおうようにしたかぶりもの。「—したる雲客うちほほゑみて」〈太平記・三五〉 2 江...
びんぼう‐しょう【貧乏性】
けちけちして大らかになれない性質。細かいことにくよくよする性質。
びんぼう‐せん【貧乏線】
統計上、それ以下の収入では一家の生活が支えられないぎりぎりの境界線。→貧困ライン
びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】
[形]「貧乏くさい」に同じ。
びんぼう‐づる【貧乏蔓】
ヤブガラシの別名。
びんぼう‐どくり【貧乏徳利】
長めの口をつけた円筒形の陶器の徳利。酒屋で1升以下の酒を売るときに用いた。備前産よりも粗製である備後(びんご)徳利...
びんぼう‐にん【貧乏人】
貧しい人。
貧乏人(びんぼうにん)の子沢山(こだくさん)
貧乏人にはとかく子供が多いということ。貧乏子沢山。
貧乏(びんぼう)の花盛(はなざか)り
ますます貧乏になることのたとえ。「昔より食酒(けざけ)を飲む者は—といふ事あり」〈浮・胸算用・五〉
びんぼうはただしい【貧乏は正しい!】
橋本治による若者向けの啓蒙書。副題「17歳のための超絶社会主義読本」。漫画雑誌「ヤングサンデー」に連載され、平成6...
びんぼう‐ばなお【貧乏鼻緒】
棕櫚(しゅろ)や竹の皮で作った鼻緒。庭下駄などに用いる。
貧乏(びんぼう)暇(ひま)無(な)し
貧乏で生活に追われ、少しも時間のゆとりがない。「—で働く」
びんぼうものがたり【貧乏物語】
河上肇の著書。大正5年(1916)9〜12月「大阪朝日新聞」に連載。翌年刊。貧困の現状、原因、救済策を論じた3編か...
びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】
[名](スル)座っているとき、絶えずひざを細かく揺り動かすこと。びんぼうゆるぎ。「落ち着きなく—する」
びんぼう‐ゆるぎ【貧乏揺るぎ】
[名](スル) 1 「貧乏揺すり」に同じ。 2 (「貧乏揺るぎもしない」の形で用いる)ほんの少し動くこと。「中々—...
貧乏揺(びんぼうゆ)るぎもし◦ない
⇒貧乏揺るぎ2
びん‐みず【鬢水】
鬢のほつれを整え、つやを出すために櫛(くし)につける水。伽羅(きゃら)の油やサネカズラを浸した水を用いる。
ビンヤード‐がた【ビンヤード型】
⇒ワインヤード型
ビンラディン
[1957ごろ〜2011]サウジアラビア出身のイスラム原理主義者。同国の財閥の家系に生まれる。アフガン侵攻では米国...
びん‐らん【便覧】
⇒べんらん(便覧)
びん‐らん【紊乱】
[名](スル)《「ぶんらん(紊乱)」の慣用読み》秩序・風紀などが乱れること。また、乱すこと。「風紀を—する」
びん‐りょう【憫諒】
[名](スル)あわれみ思いやること。あわれみ。
びん‐ろ【便路】
便利な道。都合のよい道。べんろ。
びん‐ろう【檳榔】
ビンロウジュの別名。
びんろう‐じ【檳榔子】
ビンロウジュの種子。薬用や染料に利用。
びんろう‐じゅ【檳榔樹】
ヤシ科の常緑高木。高さ10〜17メートル。幹は直立し、環紋がある。葉は羽状複葉で、幹の頂に集まってつき、その下から...
ビン‐ロン
ベトナム南部、ビンロン省の都市。同省の省都。ホーチミンの南西約100キロメートル、メコン川の分流の一つであるコチエ...
びん‐わん【敏腕】
[名・形動]物事を正確にすばやく処理する手腕のあること。また、そのさま。うできき。「—な(の)弁護士」
びんわん‐か【敏腕家】
敏腕な人。うできき。