ぼう‐こ【茫乎】
[ト・タル][文][形動タリ]広々としているさま。ぼんやりとしてつかみどころのないさま。「今やこの—たる海辺は」〈...
ぼう‐こう【膀胱】
骨盤内にあり、腎臓(じんぞう)でつくられ尿管を経て運ばれる尿を一時たくわえておく筋性の袋状の器官。尿は前方に続く尿...
ぼう‐こう【暴行】
[名](スル) 1 乱暴な行為。不正な行い。「其—の寛厳は立君独裁の—に異ならずと雖も」〈福沢・文明論之概略〉 2...
ぼうこう‐えん【膀胱炎】
膀胱の粘膜の炎症。主に細菌の感染によって起こり、女性に多い。尿が近くなり、排尿時に痛みがある。
ぼうこう‐かつやくきん【膀胱括約筋】
⇒内尿道括約筋
ぼうこう‐がん【膀胱癌】
膀胱の粘膜に発生する癌。血尿がみられる。アニリン系染料・ベンジンなどを扱う職業やヘビースモーカーに発生率が高いとい...
ぼうこう‐きょう【膀胱鏡】
尿道口から挿入し、膀胱内を観察する内視鏡。
ぼうこう‐けいぶ【膀胱頸部】
膀胱から尿道が出ていく部位。
ぼうこう‐けっせき【膀胱結石】
膀胱内にみられる結石。腎結石が流れてきて尿道から排出されないものも含まれる。排尿痛や血尿がみられ、排尿がとぎれたりする。
ぼうこう‐ざい【暴行罪】
人の身体に、傷害に達しない程度の物理的な暴力を加える罪。刑法第208条が禁じ、2年以下の懲役もしくは30万円以下の...
ぼうこう‐りゅう【膀胱瘤】
⇒骨盤臓器脱
ぼう‐こく【亡国】
1 国をほろぼすこと。「—の輩」 2 ほろびた国。また、国がほろびること。「—の民」「—の危機に瀕する」
ぼう‐こく【坊刻】
民間で出版すること。また、その書物。
ぼう‐こく【某国】
ある国。国名が不明であったり、国名を伏せたりする場合に用いる。「—のスパイ」
亡国(ぼうこく)の音(おん)
《「礼記」楽記から》滅亡した国の音楽。また、亡国の運命を暗示するかのような、みだらで哀れな音調の音楽。亡国の声。
ぼうこくのおん【亡国の音】
与謝野鉄幹による歌論。明治27年(1894)5月、日刊紙「二六新報」に連載。御歌所派の保守的な和歌を批判し、和歌の...
ぼうこくれい‐じけん【防穀令事件】
1889年(明治22)、朝鮮咸鏡道で凶作を理由に出された穀類輸出禁止令に対し、日本の貿易商が大打撃を受けたとして、...
ぼうこ‐ひょうが【暴虎馮河】
《「論語」述而から》トラに素手で立ち向かい、黄河を徒歩で渡ること。血気にはやり無謀なことをすることのたとえ。「—の勇」
ぼう‐こん【亡魂】
死んだ人の魂。また、成仏(じょうぶつ)できずに迷っている霊魂。幽霊。亡霊。
ぼう‐ご【妄語】
「妄言(もうげん)」に同じ。
ぼう‐ご【防護】
[名](スル)危害の及ぶのを防ぎ守ること。「紫外線から肌を—する化粧品」「—壁」
ぼう‐ご【旁午】
[名](スル)縦横に入り乱れること。また、往来の激しいこと。「其間に—する玄鳥(つばくら)の声朗(ほがら)に」〈紅...
ぼうご‐の‐さいてきか【防護の最適化】
国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告する、放射線防護に関する3原則の一つ。「放射性物質を利用する場合、社会的・経...
ぼうご‐ふく【防護服】
ウイルスや細菌、化学薬品、放射性物質などが、身体に付着したり体内に入ったりするのを防ぐために着用する服。
ぼうご‐むせん【防護無線】
鉄道で、緊急時に列車から無線信号を発し、付近を走行する他の列車を直ちに停止させて二次事故を防止するシステム。列車防...
ぼう‐さ【防砂】
山地・海岸・河岸などで、土砂の崩壊や流出を防ぐこと。また、砂の飛来を防ぐこと。砂防。
ぼう‐ざ【病者】
《「ぼうさ」とも》病人。「—のことを思う給へあつかひ侍るほどに」〈源・夕顔〉
ぼう‐さい【亡妻】
死んだ妻。なき妻。
ぼう‐さい【防災】
台風・地震・火事などの災害を防ぐこと。「—訓練」
ぼう‐さい【防塞/防寨】
敵の攻撃や侵入を防ぐために設けられた、とりでや柵(さく)。
ぼうさい‐かいじょし【防災介助士】
日本ケアフィット共育機構が認定する民間資格。防災の知識や災害時の応急対応、高齢者や障害者に対する介助の方法などを身...
ぼうさいかがくぎじゅつ‐けんきゅうしょ【防災科学技術研究所】
文部科学省所管の国立研究開発法人。自然災害に関する調査観測や予測、防災・減災に関する研究開発などを行う。昭和38年...
ぼうさい‐かけん【防災科研】
「防災科学技術研究所」の略称。
ぼうさい‐カメラ【防災カメラ】
防災用の監視カメラ。河川・港湾・火山などに設置される。
ぼうさい‐かんりしゃ【防災管理者】
一定の大規模・高層の建物において、地震など火災以外の災害による被害を軽減するため、防災計画の作成や避難訓練の実施な...
ぼうさいかんりていきてんけんほうこく‐せいど【防災管理定期点検報告制度】
不特定多数の人が出入りする一定の大規模な建物の管理権原者に対して、防災管理の状況を定期的に点検し、その結果を消防機...
ぼうさいかんり‐てんけんしかくしゃ【防災管理点検資格者】
防災管理者や防火対象物点検資格者として3年以上の実務経験を有する者など、防災管理に関する専門知識を有し、所定の資格...
ぼうさいがいくせいび‐じぎょう【防災街区整備事業】
密集市街地の整備改善を図るため、老朽化した建築物を除去し、防災性能を備えた建築物や公共施設を整備する事業。→市街地...
ぼうさいきしょう‐じょうほう【防災気象情報】
気象庁が発表する気象・地震・津波・火山などに関する情報。気象警報・注意報、地震情報、天気予報、紫外線情報など多岐に...
ぼうさいきじゅんてんけんずみ‐しょう【防災基準点検済証】
防災管理点検資格者が点検し、点検基準に適合していると認められた建物に表示されるマーク。→防火・防災セーフティーマーク
ぼうさい‐きほんけいかく【防災基本計画】
災害対策基本法に基づいて国の中央防災会議が作成する、政府の災害対策に関する基本的な計画。 [補説]災害の種類に応じ...
ぼうさい‐きょういく【防災教育】
地震・台風などの自然災害について、日頃の備えや災害時にとるべき行動など、身を守るために必要な知識を教えること。
ぼうさい‐きょうてい【防災協定】
大地震・大洪水などのとき、物資や人の援助を受けられるよう、自治体が他の自治体や民間企業と結ぶ救援協定。
ぼうさい‐きょてん【防災拠点】
大規模な災害が発生したときに、被災地において救援・救護などの活動の拠点となる施設。県・市庁舎、警察・消防署、医療機...
ぼうさい‐ぎょうせいむせん【防災行政無線】
防災無線の一。災害時、都道府県や市区町村が住民に情報を提供するための無線通信システム。 [補説]市区町村では、動作...
ぼうさいぎょうむ‐けいかく【防災業務計画】
指定行政機関や指定公共機関が、災害対策基本法の規定により、国の防災基本計画に基づいて作成する、災害対策に関する計画。
ぼうさい‐グッズ【防災グッズ】
⇒防災用品
ぼうさい‐こうどう【防災行動】
災害の発生が予測される場合や災害発生時に、被害を最小限にとどめるために、個人や組織がとる行動。あるいは、災害の発生...
ぼうさい‐し【防災士】
地域の防災意識の啓発、防災力の向上に努め、災害発生時には避難誘導・救助にあたる人。日本防災士機構の認定する民間資格...
ぼうさいしゅうだんいてん‐そくしんじぎょう【防災集団移転促進事業】
被災地や災害危険区域のうち、居住に適さない区域にある住居の集団的移転を促す事業。国は地方公共団体に対して事業費の4...