もじ【綟/綟子】
麻糸で織った目の粗い布。夏衣・蚊帳(かや)などに用いる。「三星小紋の布子に—の肩衣」〈浮・永代蔵・五〉
もじ【錑】
「錑錐(もじぎり)」の略。
もじ【門司】
福岡県北九州市の区名。もと門司市。関門トンネル・関門橋で山口県下関市と結ばれている。石炭の積み出し港・貿易港として...
も‐じ【文字】
《「もんじ」の撥音の無表記から》 1 言葉を表記するために社会習慣として用いられる記号。個々の字の性質から表意文字...
もじ‐あみ【綟網】
縦糸の綟(より)の間に横糸を通したこまかい目の魚網。小魚をとるのに用いる。
もじ‐あわせ【文字合(わ)せ】
文字でする遊戯の一。漢字の偏・冠・旁(つくり)をそれぞれ別の札に書いたものを、カルタのように合わせて取るもの。
モジェンド
⇒モイェンド
もじ‐え【文字絵】
1 文字を使って書いた戯画。「へのへのもへじ」「ヘマムショ入道」の類。 2 武者や商人などの形を文字で書き、頭・足...
もじエンティティー‐さんしょう【文字エンティティー参照】
⇒文字実体参照
もじ‐おこし【文字起(こ)し】
⇒書き起こし2
もじかつじぶんか‐しんこうほう【文字・活字文化振興法】
文章を読み、書くことによる精神的な活動や出版活動などの活動と、それらによる文化的所産を「文字・活字文化」と定義し、...
もじ‐かわ
[副]《「かわ」は落ち着きのない意を表す接尾語》「もじもじ」に同じ。「面目もなき仕合はせと、—すれば」〈浄・矢口渡〉
もじ‐かんすう【文字関数】
⇒文字列関数
もじ‐きなか【文字寸半】
《「文字」は一文銭の表に書かれた字。「きなか」は一文銭の直径1寸の半分の意》少しばかりの金。また、わずかなもの。一...
もじ‐ぎり【錑錐】
先が螺旋(らせん)状をし、丁字形の柄をまわしながら穴をあける錐。南蛮錐。もじ。もじり。
もじ‐く【門司区】
⇒門司
もじ‐ぐさり【文字鎖】
1 和歌などの修辞法の一。句の終わりの文字を次の句の頭に置いて、鎖のように続けていくもの。仮名鎖。また、定められた...
もじ‐げんご【文字言語】
文字で書かれた言語。書き言葉。
もじ‐ことば【文字言葉/文字詞】
女房詞のうち、ある語の頭の一音ないし二音に「もじ」という語を付けたもの。「かもじ(=髪)」「そもじ(=そなた)」「...
もじ‐コード【文字コード】
《character code》 1 符号化文字集合で規定される文字・記号に割り振られた、固有の符号。キャラクター...
もじ‐ごえ【文字声】
漢字の音。字音。音。こえ。
もじ‐さんしょう【文字参照】
1 マークアップ言語のXMLにおいて、ある文字や記号を表示する際に、ISO/IEC 10646で定義された文字番号...
もじ‐しき【文字式】
1 文字を含んでいる式。例えば、a−2b, x2+3x+2の類。 2 コンピューターで、文字列の操作を行う式のこと...
もじ‐しゅうごう【文字集合】
《character set》文字の集合。特に、アルファベット・かな・漢字・記号など、主にコンピューターで扱える符...
もじ‐しゅうしょく【文字修飾】
ワープロソフトなどで、文字の形や色を変えたり、下線・圏点などを付けたりすること。また、その機能。文字装飾。
もじじったい‐さんしょう【文字実体参照】
マークアップ言語のHTMLにおいて、ある文字や記号を表示する際に、特定の文字列で指定すること。アンパーサンド(&)とセミコロン(;)...
もじ‐ずり【捩摺】
1 ネジバナの別名。《季 夏》 2 ⇒忍摺(しのぶず)り
もじ‐セット【文字セット】
⇒文字集合
もじ‐そうしょく【文字装飾】
⇒文字修飾
もじ‐たじゅうほうそう【文字多重放送】
⇒文字放送
もじ‐づかい【文字遣い】
1 文字の書きざま。字の書きぶり。 2 文字の使い方。特に、かなづかい。
もじ‐づら【文字面】
1 文字の書き方や並び方から受ける感じ。 2 文字で示された表面だけの意味。「—だけ追って真意が理解できていない」
もじ‐てすり【綟手摺り】
人形芝居の舞台で、人形遣いの姿が観客に見えるように、手摺りの下の部分に紗(しゃ)を張ったもの。→手摺り2
もじ‐てん【文字典/字典】
「字典(じてん)」に同じ。「辞典(じてん)」「事典(じてん)」と区別して呼ぶのに用いる語。→言葉典(ことばてん) ...
もじ‐どおり【文字通り】
文字に書かれたとおり。全く誇張ではないことにもいう。副詞的にも用いる。「—の意味に解釈する」「—抜き差しならないは...
もじな【狢/貉】
「むじな」の音変化。
もじ‐にんしき【文字認識】
紙に印刷された文字や手書きで入力された文字を、コンピューターで扱える文字(文字コード)に変換する機能。代表的な例と...
もじ‐ばけ【文字化け】
コンピューターで、文字が他の文字や意味不明な記号に変化して表示・出力されること。主な原因として、異なる文字コードで...
もじ‐ばり【綟張り】
歌舞伎の大道具で、一部に紗(しゃ)を張って、後ろの背景や俳優などがかすんで見えるようにしたもの。背後から徐々に照明...
もじ‐ばん【文字盤】
時計や計器・タイプライターなどについている文字・数字・記号を記した盤。
もじ‐ひらなか【文字片半】
「文字寸半(もじきなか)」に同じ。「商ひ物も—違へたことのあらばこそ」〈浄・曽根崎〉
もじふごうか‐スキーム【文字符号化スキーム】
ユニコードにおける文字符号化方式の呼称。
もじふごうか‐ほうしき【文字符号化方式】
符号化文字集合で定義された文字を、コンピューターで実際に利用できるようバイト列に変換する符号化方式のこと。言語や利...
もじ‐ふだ【文字札】
歌ガルタに類する遊具。紙札に四書五経の文句、名所・魚鳥などの熟語などを書いたもの。これを散らしておいて、読み手が読...
もじ‐へんすう【文字変数】
コンピューターのプログラムで、文字・文字列を格納する変数。
もじ‐ほうそう【文字放送】
通常のテレビ放送と同時に、未使用の電波を利用して文字や図形などの静止画像の情報を送る放送方式。文字多重放送。テレテ...
もじ‐もじ
[副](スル)遠慮や恥ずかしさなどのために、はっきりした態度がとれないさま、また、落ち着かないさま。「うつむいて—...
も‐じゃこ【藻雑魚】
ブリの稚魚。流れ藻について暮らす。5、6月ごろ九州から三重県の沿岸で採取し、養殖ハマチにする。
もじゃ‐もじゃ
[副](スル)乱雑にたくさん生えているさま。「胸毛の—した、たくましい男」 [形動]に同じ。「風で—な(の)髪」 ...
もじゅ‐せき【模樹石】
⇒忍ぶ石