ゆはだ‐おび【結肌帯/斎肌帯】
⇒岩田帯(いわたおび)
ゆ‐はつ【油鉢】
1 油を入れた鉢。ゆばち。 2 仏語。油を満たした鉢をこぼさないで持つことは困難なところから、正念(しょうねん)の...
ゆわ・う【結はふ】
[動ハ四]《動詞「ゆう」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》しばる。むすぶ。ゆう。「鉄の鎖を以て酒の君を—・ひて...
ゆ‐はら【弓腹】
弓の弓幹(ゆがら)の内側。「梓弓(あづさゆみ)—振り起こし」〈万・三三〇二〉
ゆはら‐の‐おおきみ【湯原王】
奈良前期の歌人。志貴皇子(しきのみこ)の子。天智天皇の孫。歌は万葉集に19首がのっている。生没年未詳。
ゆ‐ば【弓場/弓庭】
弓の練習をする所。特に平安時代、皇居内、紫宸殿(ししんでん)の前庭の西隅にあった射場をいう。のちには武家も設けるよ...
ゆ‐ば【湯場】
温泉地。温泉場。また、浴場。
ゆ‐ば【湯葉/湯波/油皮】
豆乳を煮たときに上面にできる薄黄色の皮膜をすくい取ったもの。生(なま)湯葉と干し湯葉があり、吸い物・煮物などに用い...
ゆば【湯葉】
芝木好子の中編小説。昭和35年(1960)「群像」誌に発表。同年、第12回女流文学者賞受賞。自身の母方の祖母をモデ...
ゆば‐いろ【柚葉色】
染め色の名。濃い緑色、または黒みのある緑色。
ゆ‐ばく【油曝】
海鳥や海棲哺乳類に、事故で流出した重油などが付着すること。羽毛や体毛などは、海水との間に空気層をつくることで体温を...
ゆ‐ばしり【湯走り】
1 金属が熱せられて液状になり、流動すること。〈日葡〉 2 日本刀の沸(にえ)で、凝ってしずくのような斑点になって...
ユバスキュラ
フィンランド中部の都市。パイヤンネ湖の北端に位置する。ユバスキュラ大学など教育機関の多い文教都市。建築家アルバー=...
ゆ‐ばたけ【湯畑】
群馬県吾妻(あがつま)郡草津町の中央に湧き出る源泉。広さ約1600平方メートル、湧出量は毎分約4600リットル。温...
ゆば‐どの【弓場殿/弓庭殿】
1 天皇が射技を見るために弓場に面して設けられた御殿。ゆみばどの。いばどの。 2 平安京内裏校書殿(きょうしょでん...
ゆ‐ばな【湯花/湯華】
1 「湯の花1」に同じ。 2 「湯玉(ゆだま)1」に同じ。
ゆば‐はじめ【弓場始め】
1 平安・鎌倉時代、天皇が弓場殿で、公卿以下殿上人(てんじょうびと)の賭弓(のりゆみ)を見る儀式。陰暦10月5日に...
ゆ‐ばら【湯腹】
湯を飲んだ腹ぐあい。
湯腹(ゆばら)も一時(いっとき)
「茶腹も一時」に同じ。
ゆ‐ばり【尿】
「ゆまり」の音変化。〈和名抄〉
ゆばり‐ぶくろ【尿袋】
膀胱(ぼうこう)のこと。〈和名抄〉
ゆ‐ばん【湯番】
銭湯で、湯を沸かし、その加減をみたり、客のために上がり湯をくんだりすること。また、それをする人。「おちゃっぴい—の...
ユパンキ
[1908〜1992]アルゼンチンのフォルクローレ歌手・ギター奏者・作詞家・作曲家。本名、エクトル=ロベルチ=チャ...
ユヒ【由煕】
李良枝(イヤンジ)の短編小説。在日韓国人の祖国における葛藤を描く。昭和63年(1988)発表。同年、第100回芥川...
ゆび【指】
手足の末端の5本に枝分かれした部分。もとは手のものを指(てゆび)、足のものを趾(あしゆび)として区別した。動物では...
ゆび‐あそび【指遊び】
小児の遊戯の一。指の名を挙げたり、指で数をかぞえたりする遊び。
指(ゆび)一本(いっぽん)も差(さ)させ◦ない
他人に少しの非難・干渉もさせない。「この仕事には—◦ない」
ゆび‐うん【指運】
将棋で、確信をもてないまま指した手のめぐりあわせ。「—が良かった」「—に任せて指す」
ゆび‐おり【指折り】
1 指を1本ずつ折って数えること。 2 多くの中で、指を折って数え上げるほどに、すぐれていること。屈指。「県内で—...
指折(ゆびお)り数(かぞ)・える
指を折り曲げて一つ一つ数える。特に、あと何日かと1日1日を数える。「—・えて挙式を待つ」
ゆび‐かわ【指革】
革製の指貫(ゆびぬき)。
ゆび‐がね【指金】
1 金属製のゆびぬき。 2 「指輪」に同じ。「あこやの珠(たま)は…また—にもつくる」〈遠碧軒記〉 3 指を細くす...
ゆ‐びき【湯引き】
ゆびくこと。特に、魚や鶏肉などを熱湯にくぐらせて表面だけ熱を通すこと。
ユビキタス
《ラテン語で「遍在する」「あらゆるところに同時に存在する」の意から》身の回りのあらゆる場所にあるコンピューターや情...
ユビキタス‐アイディーセンター【ユビキタスIDセンター】
《Ubiquitous ID Center》ユビキタスコンピューティングの基盤技術の確立と普及を目指す非営利団体。...
ユビキタス‐コンピューティング
⇒ユビキタス
ユビキタス‐しゃかい【ユビキタス社会】
身の回りにある多様な機器がネットワークにつながり、いつでも、どこでも、誰でも、簡単に情報通信サービスを利用できる社...
指(ゆび)汚(きたな)しとて切(き)られもせず
指が汚いからといって、切るわけにはいかない。肉親の者はどんな悪人でも、簡単に捨てられないというたとえ。
ユビキチン
真核生物に普遍的に見られる、76個のアミノ酸からなるたんぱく質の一種。細胞内で異常なたんぱく質の除去などを担う。こ...
ユビキチンプロテアソーム‐けい【ユビキチンプロテアソーム系】
生物の細胞が、細胞内のたんぱく質を分解する仕組みの一つ。標的となるたんぱく質にユビキチンという小さなたんぱく質を結...
ユビキノン
生物界に広く存在するキノン化合物。脂溶性のビタミン様物質で、動物の体内でも合成される。ミトコンドリアの内膜に存在し...
ユビキノン‐テン【ユビキノン10】
⇒コエンザイムQ10
ゆび‐きり【指切り】
[名](スル) 1 約束を守るしるしに、互いの小指をからみ合わせること。げんまん。「—して別れた」 2 女性、特に...
ゆびきり‐げんまん【指切り拳万】
指切り1に同じ。また、その時に唱える言葉。→拳万
ゆ‐び・く【湯引く】
[動カ五(四)]魚や野菜などをさっと熱湯にくぐらす。「ハモを—・く」
ゆび‐さき【指先】
指の先端。指頭。指端。
ゆび‐さし【指差(し)】
1 《「ゆびざし」とも》指でさし示すこと。「—確認」 2 「指貫(ゆびぬき)」に同じ。
ゆびさし‐かくにん【指差(し)確認】
「指差呼称」に同じ。
ゆび‐さ・す【指差す】
[動サ五(四)] 1 指でさし示す。さし示して知らせる。「建物を—・す」 2 指でさし示してあざわらう。後ろ指をさ...
ゆび‐サック【指サック】
指にはめるゴム製の袋。傷口を保護したり、紙をめくるときの滑り止めに用いる。