よう‐かん【洋館】
西洋風につくった建物。
よう‐かん【陽関】
中国甘粛省西部、敦煌の南西にあった関所。前漢時代に設けられ、北にある玉門関とともに西域に通じる交通の要地をなした。
よう‐かん【腰間】
腰のあたり。腰のまわり。
ようかん‐いろ【羊羹色】
黒や紫などの染め色があせて、赤みを帯びた色。
ようかん‐がみ【羊羹紙】
厚紙に油を塗り、赤黒く色をつけた丈夫な紙。
よう‐かんすう【陽関数】
二つの変数xとyの関係がy=f(x)の形で表される関数。⇔陰関数。
ようかん‐の‐しゅうすい【腰間の秋水】
《「秋水」は、とぎすまされて曇りのない刀の意》腰にさした刀。
ようかんり‐さいけん【要管理債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。要注意先に区分された融資先に対する債権のうち、元金や...
ようかんり‐さき【要管理先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。要注意先に分類される債務者のうち、債権の全部または一...
よう‐が【幼芽】
植物の胚(はい)が子葉に包まれている芽。発芽すると茎や葉になる。
よう‐が【洋画】
1 西洋で発達した描画材料・技法によって描かれた絵画。油絵・水彩画・パステル画など。日本画に対していう。西洋画。 ...
よう‐が【葉芽】
植物の茎や枝にあり、生長すれば葉となる芽。花芽より細長いものが多い。はめ。
よう‐が【陽画】
陰画を感光紙に焼き付けた、明暗が実物どおりの写真。ポジティブ。⇔陰画。
よう‐がい【幼孩】
おさない子供。あかご。
よう‐がい【要害】
1 地形がけわしく守りに有利なこと。また、その場所。「—の地」「—堅固な城」 2 戦略上、重要な場所に築いたとりで...
ようがい‐の‐いた【要害の板】
近世の兜(かぶと)の眉庇(まびさし)の裏面に添えて打った薄い鉄板。見上げの板。
よう‐がく【幼学】
おさないときにする学問。
よう‐がく【洋学】
西洋の学問。西洋の語学。
よう‐がく【洋楽】
西洋音楽。⇔邦楽。
ようがくこうよう【幼学綱要】
修身書。7巻3冊。元田永孚(もとだながざね)編。明治15年(1882)宮内省より出版。明治天皇の勅命によって、児童...
ようがく‐しょ【洋学所】
江戸幕府の洋学研究教育機関。天文方で洋書翻訳にあたっていた蕃書和解御用を安政2年(1855)に独立させたもの。翌年...
よう‐がさ【洋傘】
洋式の傘。こうもりがさ。竹製の骨に油紙を張った和傘に対して、主に、金属製の骨に布・ナイロンなどを張ったものをいう。
よう‐がし【洋菓子】
西洋風の菓子。小麦粉・バター・牛乳・卵などを材料として作る。ケーキ・ビスケット・プディング・シュークリームなど。西...
よう‐がっき【洋楽器】
西洋音楽に用いる楽器。
よう‐がっこう【洋学校】
幕末・明治期、西洋の学問・語学を教えた学校。
よう‐がまし・い【様がましい】
[形][文]やうがま・し[シク]《中世・近世語》 1 もったいぶっている。いわくありげである。「御下向なからんもな...
よう‐が・り【様がり】
[動ラ変]《「ようがあり」の音変化》いっぷう変わっている。趣がある。「この滝は—・る滝の興がる滝の水」〈梁塵秘抄・二〉
よう‐がわら【洋瓦】
西洋風の形の焼き瓦。断面が数字5の形を呈するスペイン瓦など。
よう‐がん【容顔】
顔つき。顔かたち。容貌。「—の美(うる)わしかりし往時(むかし)」〈露伴・寝耳鉄砲〉
よう‐がん【溶岩/熔岩】
地下のマグマが溶融状態で地表の火口から噴き出しているもの。また、それが冷却・固結して生じた岩石。
ようがん‐えんちょうきゅう【溶岩円頂丘】
粘性の大きい溶岩が火口上に盛り上がったドーム状の火山。高さ数百メートルまでのものが多い。箱根山の駒ヶ岳など。溶岩ド...
ようがん‐こ【溶岩湖】
地表に流出した溶岩が、くぼ地や火口にたまったもの。粘性が低い玄武岩質の溶岩からなるものが多い。ハワイ島のキラウエア...
ようがん‐じゅけい【溶岩樹形】
流れ下った溶岩が樹木を包み込み、冷えた後に樹木の幹の形に穴になったもの。富士山麓、浅間山麓にある。
ようがんじょう‐ねんりょうがんゆうぶっしつ【溶岩状燃料含有物質】
原子炉で過酷事故が発生した際に、溶融した核燃料が炉心構造材と反応して形成される溶岩状の物質。LFCM(lava-l...
ようがん‐せんとう【溶岩尖塔】
⇒火山岩尖(かざんがんせん)
ようがん‐だいち【溶岩台地】
粘性の低い玄武岩質の溶岩が流出し、ほぼ水平に広がってできた広大な台地。インドのデカン高原など。ペディオニーテ。
ようがん‐チューブ【溶岩チューブ】
⇒溶岩トンネル
ようがん‐とう【溶岩塔】
⇒火山岩尖(かざんがんせん)
ようがん‐トンネル【溶岩トンネル】
溶岩流の表面が冷却・固結し、内部が流出して生じるトンネル状の空洞。富士山北西麓の風穴(ふうけつ)など。溶岩洞窟。溶...
ようがん‐どうくつ【溶岩洞窟】
⇒溶岩トンネル
ようがん‐ドーム【溶岩ドーム】
⇒溶岩円頂丘
ようがん‐ふんせん【溶岩噴泉】
粘性の低い溶岩が火口から噴水のように空中高く噴き上げられる現象。
ようがん‐りゅう【溶岩流】
火口から噴出した溶岩が地表を流れ下るもの。また、それが固結して生じた岩体。
よう‐き【用器】
器具や器械を用いること。また、その器具や器械。
よう‐き【妖気】
あやしい気配。何か不吉なことが起こりそうな雰囲気。「—がただよう屋敷」
よう‐き【妖姫】
妖気を感じさせる美女。
よう‐き【容器】
物を入れるうつわ。入れ物。
よう‐き【揚棄】
[名](スル)⇒アウフヘーベン
よう‐き【陽気】
[名・形動] 1 気候。時候。「春らしい—になる」 2 万物生成の根本となる二気の一。万物が今まさに生まれ出て、活...
よう‐き【様器/楊器】
規定どおりに作られた儀式用の食器。「御机なる—を取り代へて」〈宇津保・蔵開上〉