ぐん‐し【軍使】
交戦中に、交渉のため敵軍に派遣される者。戦時国際法規は、目印として白旗を掲げ、相手はこれを攻撃してはならないと定める。
ぐん‐し【軍師】
1 大将のもとで、作戦・計略を考えめぐらす人。軍の参謀。 2 策略の巧みな人。策士。「彼はなかなかの—だ」
ぐんし‐きん【軍資金】
1 軍事に必要な資金。軍資。 2 何かを行うのに必要な資金。
ぐんし‐けん【軍師拳】
室内遊戯の一種。参加者が二組に分かれ、それぞれに軍師を置き、その指揮のもとに出すべき手を決めて勝負するもの。ふつう...
ぐん‐しゅ【軍種】
軍隊の種類。陸軍・空軍・海軍・海兵隊など。
ぐん‐しゅう【群衆】
群がり集まった人々。群集。
ぐん‐しゅう【群集/群聚】
[名](スル) 1 人が多く群がり集まること。また、その集まった人々。ぐんじゅ。むれ。「やじ馬が—する」 2 社会...
ぐんしゅう‐げき【群集劇】
主役中心ではなく、不特定の多人数でストーリーを展開していく劇。ハウプトマンの「織工」など。群像劇。
ぐんしゅう‐しんり【群集心理】
群集の中に生まれる特殊な心理状態。衝動的で興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して付和雷同しやすい。
ぐんしゅう‐せいたいがく【群集生態学】
生態学の一分野。生物群集を対象とし、環境との相互作用や生物相互の関係などを研究する。群生態学。生物群集学。
ぐんしゅう‐なだれ【群衆雪崩】
人が密集した場所で、一人が倒れることによって、周囲の人々が雪崩を打つように、広範囲にわたって連鎖的に転倒していくこ...
ぐんしゅうにんげん【群集人間】
《原題、(ドイツ)Masse Mensch》トラーの戯曲。平和主義革命を主題とする。獄中で書かれた。1921年刊。
ぐんしゅう‐ふん【群集墳】
6、7世紀の小規模な古墳が密集しているもの。農村の有力者の家族墓ともいう。
ぐん‐しゅく【軍縮】
「軍備縮小」の略。⇔軍拡。
ぐんしゅく‐かいぎ【軍縮会議】
軍備縮小のための国際会議。第一次大戦後、ワシントン・ジュネーブ・ロンドンなどで主に海軍軍備制限のために開催され、1...
ぐんしゅくふかくさん‐イニシアチブ【軍縮・不拡散イニシアチブ】
核兵器の廃絶に向けて、核兵器や核保有国を増やさない取り組みを着実に進めるために、核保有国と非保有国の橋渡し役を担う...
ぐん‐しょ【軍書】
1 軍事上の事柄を記した文書。また、軍学に関する書物。 2 合戦を記録した書物。軍記。
ぐん‐しょ【群書】
多くの書物。群籍。「—解題」
ぐんしょいちらん【群書一覧】
江戸後期の解題書。6巻。尾崎雅嘉(おざきまさよし)著。享和2年(1802)刊。国書を分類、解題を施したもの。
ぐん‐しょう【群小】
たくさんの小さいもの。また、多くの取るに足らないことやもの。「—国家」
ぐん‐しょく【軍職】
軍人の官職、または職務。
ぐんしょさくいん【群書索引】
図書の索引。3巻。物集高見(もずめたかみ)編。大正5年(1916)刊。和漢書や仏書など1万余部につき、約5万項目の...
ぐんしょちよう【群書治要】
中国、唐代の政治書。50巻。太宗の命で魏徴(ぎちょう)らが編集。631年成立。経書や晋代までの正史、その他の古来の...
ぐんしょ‐よみ【軍書読み】
⇒軍記読み
ぐんしょるいじゅう【群書類従】
江戸後期の叢書。正編530巻。続編1150巻。塙保己一(はなわほきいち)編。正編は文政2年(1819)、続編は明治...
ぐん‐しれいかん【軍司令官】
軍団を指揮・統率する長官。
ぐん‐しれいぶ【軍司令部】
1 軍の司令官が、軍団を指揮・統率する本部。 2 旧陸軍で、日本全土を東部・中部・西部・北部などの軍管区に分け、そ...
ぐん‐しん【軍神】
1 《古くは「ぐんじん」とも》武運を守る神。いくさがみ。八幡大菩薩、ローマ神話のマルスなど。 2 武勲を立てて戦死...
ぐん‐しん【群臣】
《古くは「くんしん」とも》多くの臣下。諸臣。
群臣(ぐんしん)を棄(す)・つ
《「史記」楽毅伝から》君主・王が死去することをいう。