ごう‐り【合理】
道理にかなっていること。論理的に正当であること。
ごう‐り【毫釐/毫厘】
ごくわずかなこと。ほんの少し。ごうりん。「それは縦令(たとえ)—の距離であっても」〈有島・宣言〉
ごうり‐か【合理化】
[名](スル) 1 道理にかなうようにすること。また、もっともらしく理由づけをすること。「自説を強引に—する」 2...
ごうりか‐カルテル【合理化カルテル】
同一業種の各企業が合理化のために協定を結ぶ連合形態。日本ではかつて、独占禁止法の規定によって企業の合理化のために特...
ごう‐りき【合力】
[名](スル) 1 力を貸すこと。助力すること。「かくばかり見えすいた徒労に—するものは、一人もなかった」〈菊池寛...
ごう‐りき【強力/剛力】
[名・形動] 1 力が強いこと。また、そういう人や、そのさま。「—無双」 2 登山者の荷物を背負い道案内をする人。...
ごう‐りき【業力】
仏語。果報を生じる業因の力。善業には善果を、悪業には悪果を生じる力。
ごうりきでん【強力伝】
新田次郎の短編小説。白馬岳に180kgを超える石を担ぎ上げる強力を描く。昭和30年(1955)刊行。同年、第34回...
ごうりき‐はん【強力犯】
暴行・脅迫を手段とする犯罪。殺人罪・傷害罪・強盗罪など。実力犯。→知能犯
ごうり‐しゅぎ【合理主義】
1 物事の処理を理性的に割り切って考え、合理的に生活しようとする態度。 2 哲学で、感覚を介した経験に由来する認識...
ごうり‐せい【合理性】
1 道理にかなった性質。論理の法則にかなった性質。 2 むだなく能率的に行われるような物事の性質。「—に欠ける役割分担」
ごうり‐せい【郷里制】
律令制下の地方行政組織。大化の改新で国・郡・里を設け、50戸を1里として里長一人を置いたが、霊亀元年(715)里を...
ごうり‐てき【合理的】
[形動] 1 道理や論理にかなっているさま。「—な自然界の法則」 2 むだなく能率的であるさま。「—な処置」
ごうりてき‐はいりょ【合理的配慮】
障害のある人が日常生活や社会生活を送る上で妨げとなる社会的障壁を取り除くために、状況に応じて行われる配慮。筆談や読...
毫釐(ごうり)の差(さ)は千里(せんり)の謬(あやま)り
《「礼記」経解から》少しの違いがついには大きな違いを生じるということ。わずかな違いが大きな誤りをもたらすこと。
ごう‐りゃく【劫掠/劫略】
[名](スル)《古くは「こうりゃく」とも》おどして奪い取ること。「労働者を搾取し—することは」〈葉山・海に生くる人々〉
ごうりゃく‐がな【合略仮名】
かなの合字のこと。
ごう‐りゅう【合流】
[名](スル) 1 二つ以上の川の流れが合わさって一つになること。「河口近くで—する」 2 別々に行動していた人・...
ごうりゅう‐せんじょうち【合流扇状地】
⇒複合扇状地
ごうりゅう‐てん【合流点】
二つ以上の川の流れなどが合流する地点。
ごう‐りょく【合力】
[名](スル) 1 力学で、物体に二つ以上の力が作用するとき、それらの力と効果が等しい一つの力。合成力。⇔分力。 ...
ごうり‐ろん【合理論】
⇒合理主義2
こう‐りん【降臨】
[名](スル)《古くは「ごうりん」とも》 1 天上に住むとされる神仏が地上に来臨すること。「天孫—」 2 他人を敬...
ごう‐りん【毫釐】
「ごうり(毫釐)」に同じ。「至正公平—も誤りなきに」〈染崎延房・近世紀聞〉