たい‐り【大利】
《「だいり」とも》 1 大きな利益。巨利。⇔小利。 2 大勝利。〈日葡〉
だい‐り【大理】
《「たいり」とも》 1 根本にある道理。 2 中国古代の官名。追捕(ついぶ)・糾弾・裁判・訴訟などをつかさどった。...
たい‐りく【大陸】
1 海面上に現れている広大な陸地。ユーラシア・アフリカ・北アメリカ・南アメリカ・オーストラリア・南極の六大陸がある...
たいりくいどう‐せつ【大陸移動説】
古生代後期まで一つの大陸塊(パンゲア)をなしていたものが、分裂し移動して現在の位置に至ったという説。1912年にド...
たいりくおうだん‐てつどう【大陸横断鉄道】
大陸の東西の(両岸)地方を結ぶための鉄道。北アメリカ大陸やオーストラリア大陸のものなどがある。
たいりく‐かいぎ【大陸会議】
アメリカ独立革命のとき、北米13植民地の代表が集まりイギリス本国に対抗するため開いた会議。第1回は1774年、第2...
たいりくかん‐だんどうだん【大陸間弾道弾】
⇒アイ‐シー‐ビー‐エム(ICBM)
たいりくかん‐だんどうミサイル【大陸間弾道ミサイル】
⇒アイ‐シー‐ビー‐エム(ICBM)
たいりく‐きだん【大陸気団】
大陸上で発生する気団。乾燥しているのが特徴。シベリア気団などがある。→海洋気団
たいりく‐こく【大陸国】
島国に対して大陸にある国をいう。また、大陸国家のこと。
たいりく‐こっか【大陸国家】
国土の全部または大部分が大陸にある国。陸上における交通や生産を重視し、領土を維持・拡大してきた国。ロシア・中国・フ...
たいりく‐しゃめん【大陸斜面】
大陸棚の外縁から大洋底に続く、やや急傾斜の斜面。水深約200〜3000メートルの地域。場所によっては海溝へと続く。
たいりくせい‐きこう【大陸性気候】
大陸内部にみられる気候。気温の日変化・年変化が大きく、降水量は少ない。→海洋性気候
たいりく‐だな【大陸棚】
1 地理学上、大陸周辺にある、深海に向かう傾斜が大きくなる部分までの海底。おおむね水深約200メートルまでの領域。...
たいりくだながいえん‐だんそう【大陸棚外縁断層】
下北半島東方沖にある全長約100キロメートルの断層。大陸棚の縁に沿って南北に連続する。活断層の可能性が指摘されている。
たいりくだなげんかい‐いいんかい【大陸棚限界委員会】
⇒シー‐エル‐シー‐エス(CLCS)
たいりくだな‐じょうやく【大陸棚条約】
《「大陸棚に関する条約」の略称》1958年の第1次国連海洋法会議で採択されたジュネーブ海洋法4条約の一つ。沿岸国の...
たいりく‐ちかく【大陸地殻】
大陸を構成する地殻。主に花崗岩や安山岩などの火成岩からなり、上部に堆積岩が多い。厚さ約30〜50キロメートル。海洋...
たいりく‐てき【大陸的】
[形動] 1 大陸に特有なさま。いかにも大陸らしいさま。「—な気候風土」 2 心が広く小事にとらわれないさま。また...
たいりく‐とう【大陸島】
⇒陸島(りくとう)
たいりくとかいようのきげん【大陸と海洋の起源】
《原題、(ドイツ)Die Entstehung der Kontinente und Ozeane》ドイツの気象学...
たいりく‐ばらたなご【大陸薔薇鱮】
コイ科の淡水魚。全長約5センチ。バラタナゴに似るが、雄の腹びれ前部に白色帯がある。関東、木曽川、近畿に分布。
たいりくひょうい‐せつ【大陸漂移説】
⇒大陸移動説
たいりく‐ひょうが【大陸氷河】
⇒氷床(ひょうしょう)
たいりくふうさ‐れい【大陸封鎖令】
1806年、フランス皇帝ナポレオン1世が、トラファルガー沖の海戦に敗れた報復としてヨーロッパ大陸諸国と英国との通商...
たいりく‐プレート【大陸プレート】
地球表面を覆うプレートのうち、その上部が大陸であるもの。ユーラシア・北アメリカ・アフリカの各プレート。→海洋プレート
たいりく‐ほう【大陸法】
ドイツ・フランスなど、ローマ法の影響を強く受けたヨーロッパ大陸諸国の法律。成文法を中心として成り立つ。→英米法
たいりく‐ろうにん【大陸浪人】
明治から昭和前半期まで、中国大陸各地に居住・放浪して、種々の画策を行った日本の民間人の称。政治的理想を抱く者もいた...
たい‐りつ【対立】
[名](スル)二つのものが反対の立場に立つこと。また、二つのものが互いに譲らないで張り合うこと。「兄と—する」「意...
たいりつ‐いでんし【対立遺伝子】
対(つい)になった形質を支配する遺伝子。相同染色体上の同じ遺伝子座に位置する。対立因子。
たいりつ‐いんし【対立因子】
⇒対立遺伝子
たいりつ‐かせつ【対立仮説】
統計学の仮説検定において、その当否が検定される帰無仮説に対立する仮説。帰無仮説が成立しないと判断された場合に採択される。
たいりつ‐けいしつ【対立形質】
対立遺伝子によって支配され、同時に発現することのない、対(つい)になった形質。メンデル遺伝をし、表現型として発現す...
たいりつ‐じく【対立軸】
対立する議論・抗争の中心となる事柄。また、考え方の違いによる、対立する二つの論。「与党への—を示す」「革新と保守と...
たいりつ‐せつ【対立節】
一つの文の中で、意味の関係上、互いに対等の資格をもって結合している節。「悪人は衰え、善人は栄える」のそれぞれの節の類。
大利(たいり)は利(り)ならず
あまりに大きすぎる利益は、ちょっと見ても利益があるようには見えない。
たい‐りゃく【大略】
1 (副詞的にも用いる) ㋐大体の内容。あらまし。概略。「経緯の—を述べる」 ㋑数量や程度のおおざっぱなところ。お...
たい‐りゅう【対流】
熱せられた流体が上部へ移動し、周囲の低温の流体が流れ込むことを繰り返す現象。これに伴って熱が伝わることを対流伝熱と...
たい‐りゅう【滞留】
[名](スル) 1 物事が順調に進まずとどこおること。停滞。「雪のため貨物輸送が—する」 2 旅先でしばらくとどま...
たいりゅう‐うん【対流雲】
強い上昇流によって狭い範囲で形成される雲。垂直方向に発達し、雲の表面がでこぼこしている。積雲・積乱雲がこれにあたる...
たいりゅう‐けん【対流圏】
大気圏の区分の一。地表から極地方では高さ約8キロ、赤道地方では約17キロまでの大気の層。日射により対流を生じ、雲・...
たいりゅう‐けんかいめん【対流圏界面】
⇒圏界面
たいりゅう‐じ【太竜寺】
徳島県阿南市にある高野山真言宗の寺。山号は舎心山。開創は延暦17年(798)と伝えられる。空海修行の地。四国八十八...
たいりゅう‐セル【対流セル】
⇒降水セル
たいりゅう‐そう【対流層】
天体の中で対流が起きている部分。地球の場合、大気循環が生じる大気圏や地質学的な時間尺度で粘性流体とみなされる地球内...
たいりゅう‐でんねつ【対流伝熱】
⇒対流
たいりゅう‐でんりゅう【対流電流】
⇒運搬電流
たい‐りょ【大呂】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より一律高い音。日本の十二律の断金(たんぎん)にあたる。たいろ。...
たい‐りょう【大猟】
狩猟で獲物の多いこと。鳥や獣が多くとれること。⇔不猟。
たい‐りょう【大量】
[名・形動] 1 数量の多いこと。たくさんなこと。また、そのさま。多量。「—な(の)商品をさばく」⇔少量。 2 度...